知っておかないと犬の健康や命に関わること

犬の脱走を防ぐ方法

こんにちは。えたばりゅです。

本日は3月11日。早いものであの自然の驚異から、早くも6年目を迎えました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、亡くなられたすべての命にまことに僭越ではありますが、心からご冥福をお祈り申し上げます。一日も早い本当の意味での復興を心より願うばかりでございます。私えたばりゅはブログを始めた新参者ではございますが、このような天災時にも、飼い主様とペットが離れて暮らすことを余儀なくされてしまう今の現状を少しでも変えることを目指し、はなはだ微力な存在ではございますが、これからも尽力していくことをこの場をお借りし、宣言させていただきます。

今回も引き続き、脱走・迷子関連の記事になります。前々回の記事、迷いペットを保護したら で迷いペットを保護した時の対処法をご紹介させて頂き、前回の記事、万が一脱走してしまった時のために で万が一脱走した時にペットにつけておくと、発見から無事戻ってくる期間が少しでも早くなる方法をお伝えしました。今回も同じくペットの脱走関連のことについてご紹介させて頂きたいと思います。

今回ご紹介させて頂くのは、ペットたちの脱走を防ぐ手立てと、ペットたちが万が一脱走してしまったときの対処方法についてになります。ではでは、今回も最後までお付き合いいただけますと幸いです。

ペットの脱走を防ぐために

ではまず、ペット、ここでは主に犬・猫についてどのように脱走を防げばいいかをご紹介したいと思います。

庭など外飼いの犬について

犬たちも性格はそれぞれ千差万別。人懐こい、活発、おとなしい、怖がり、繊細などなど、さまざまですよね。なかには、大きな音や生活音などが苦手な性格の犬もおります。

そんな繊細であったり、怖がりの性格の犬に多いのが、雷などの大きな自然音にびっくりしてしまっての脱走があります。また街中では、このような自然音に加え、自転車や車などのクラクション、子供たちや若者が発する笑い声、花火の音などの比較的大きな生活音も頻繁に発生したりします。そんな大きな音が急に発生することで怖がりの子や繊細な子はパニックに陥ってしまったりします。

また怖がりの子に限らず、その犬がどのような音に反応し怖がるかは予測しづらいかとおもいます。またしばしばあるケースで、来客や配達の方が門を開けた時に脱走してしまったというケースもあります。

こういった事例を防ぐためにも、庭と門との間に脱走防止柵を設けるようにしておくとある程度安心できます。また普段から犬が安心できるスペース、小屋などを設置し、お出かけになる際はそのそばで係留していただくとよいかと思います。

 

係留する場合は、係留する周りに何か係留チェーンなどが引っかかってしまうものがないかチェックするようにしましょう。そのような場所にチェーンなどの係留物が引っかかってしまった場合、最悪「首吊り」と同じような状態陥り、命を落としてしまいます。

そして、係留時使用する者はリードなどひも状のものではなく、チェーンやワイヤーリードを使用するようにしていただけましたらと思います。縄状のリードに関しては犬が簡単に噛み切ることが出来る為です。

また、留守・在宅に関わらず、雷や豪雨などの大きな自然音が鳴りそうな天候の時には、家の中に避難させることもご一考いただけましたらと思います。私得たばりゅが勤める保護施設でも、雷の際には、ペットの脱走の相談件数は跳ね上がります。特に外飼いの犬においてはそれが顕著に表れます。

飼い主様が在宅中の場合であっても、庭のペットの様子をずっと気にしておくことはやはり無理があるかと思います。ですので雷が鳴り始めたので、庭に犬の様子を見に行くとほんのさっきまでいた飼い犬がいなくなってしまっている。そのような事にならないよう、天候が怪しい場合は家の中に入れるようにしていただけましたらと思います。

室内飼いの犬について

室内飼いの犬はお庭などの外飼いの犬に比べ、飼い主様に接する時間が長い分、飼い主様の存在に依存することが多くなります。部屋の中を移動する度に飼い主様についてきたりと、その仕草は本当に可愛いですよね。

しかし、玄関や窓を開ける際は後ろにいないか、注意することがやはり大事になります。玄関や窓を開ける際には、まず一呼吸おいて後ろについてきていないか、必ず確認するようにしましょう。

最近の家屋のデザインでは、門や塀がないデザインの家屋も多く、玄関を開けると、いきなり道路に面しているなんて事も多いですよね。そのような場合、玄関を飛び出してしまうと・・・かなり危険ですよね。ですので、玄関のドアや窓などを開ける際は、必ず後ろの確認を行っていただけましたらと思います。

・・・とはいうものの、何か考え事をしているときなどについうっかり開けってしまう等のケースはよくあると思います。ですので、普段ペットが主に生活するスペース(お部屋)を設けていただき、その出入り口に脱走防止柵などを設置していただくと、玄関・窓からの飛び出しを防ぐには有効な手段となります。また普段の生活スペースがあると、犬がどこにいるか把握もしやすいですよね。

 

脱走防止柵に関しましては、様々な使用のものやデザインのものが販売されていますので、その犬の体格や体型、家屋のデザインなどにあわせてお選び頂けましたらと思います。もちろん柵設置が終了し、いざ実際にご使用される際にはロックを忘れないようにしましょう。

お散歩のときなどに注意すること

では、次に犬の一番の楽しみの一つ、散歩中での注意点についてご紹介したいと思います。

まず、ハーネス(胴輪)は極力避け、首輪をするようにしていただくことです。ハーネスは一見抜けないように見えますが、犬が何かの拍子に踏ん張った場合、サイズがフィットしていないと、簡単に抜けてしまう構造になっています。

ですので、気管支が弱い等の理由で獣医さんに首輪ではなく、ハーネスをつけるように言われている。などの特別な理由がない限り、ハーネスではなく首輪をつけるようにしていただけましたらと思います。

どうしても、どうしてもハーネス(; ・`д・´)!というような場合は、しっかり身体にフィットするサイズにしていただけましたらと思います。

そして首輪のほうなのですが、ベルト式のものを選んでいただくとよいかと思います。ベルト式はそのサイズから緩んでしまうことはまずないですが、いわゆるカチット式ものは気づかないうちに緩んでしまっていることがあります。

その場合、先ほどご紹介したサイズの合っていないハーネスと同じく、踏ん張ったときにスポッと抜けてしまう可能性がありますので、出来る限りベルト式のものを選んで頂けましたらと思います。

ただ、デザイン的には カチット式のほうが可愛いデザインが多いのも事実。それに対し、ベルト式はやはり無骨なイメージになってしまいます。ですので、せめてお散歩等お出かけの際にはカチット式ではなく、ベルト式のものをしていただくようにしていただけましたらと思います。

首輪の占め具合のサイズについて

首輪の絞め具合については、胸側から指を首輪と犬の首の間に通し、指1~2本通る程度が丁度いいです。かわいそうだからと 首輪のサイズをかなり緩めた状態にしている飼い主様がいらっしゃったりしますが、緩んだ状態の首輪は犬が歩いている際、脚に引っかかってしまい、怪我してしまうリスクがあるほか、やはり踏ん張ったときに簡単に抜けてしまい、最悪の場合交通事故で命を落としてしまうリスクもあります。


このような状態の時首輪が緩ければ簡単に抜けてしまいますよね。

首輪にサイズを適正に保つことで犬の命をまもることが出来る可能性が高まると考えると、やはり緩んだ状態の首輪よりもしっかりと、サイズを適正に保つことが大切といえます。

また、お散歩の際はチェーンカラーを併用していただくとより一層、その効果は高まります。

チェーンカラーと首輪の併用

散歩の際は、首輪とチェーンカラーというものを併用した2重リードを着用していただくことが、脱走を防止するという意味では非常に有効な手段といえます。2重リードとは、本当に字のごとくになりまして、リードを2重にする手法になります。1本目は普通どおり首輪につけていただき、2本目のリードはチェーンカラーにつけていただく形になります。

チェーンカラーとは

チェーンカラーは、首の太さにまでフィットするチェーン状の首輪のようなものになります。チェーンカラーと首輪を併用することによって、万が一首輪のほうが抜けてしまった場合、チェーンカラーが首の太さまでしっかりとフィットすることにより脱走を防いでくれる形になります。

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こちらがそのチェーンカラーです。ちなみに大型犬・中型犬・小型犬用とサイズは様々ございます。

長くなりそうなんで、今回はこの辺で(^^)。次回は猫の脱走防止の手段と犬猫等のペットが万が一脱走してしまったときの対処方法についてご紹介したいと思います。

では、To Be Continue ということで・・・

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