後世に残したい風景

熊本南阿蘇周辺での風景が壮大で雄大で、そして畏怖すぎました。

こんにちは。えたばりゅです。

今回は以前にお伺いした、熊本は南阿蘇周辺の自然風景を撮影した画像を僭越ながらご紹介させていただこうと思います。滞在時に、人を魅了してやまないその壮大さと、その対極にある破壊と猛威の一面を体験させていただく機会がありましたので、どちらの画像もご紹介させていただきたいと思います。では、今回も最後までお付き合いいただけますと幸いです。

後世に残したい風景 熊本南阿蘇周辺

熊本といえば、やはり阿蘇山が有名ですよね。日本最大級のカルデラも有しており、現在も活動する活火山として知られております。また、市街地では人々の生活を支える水道水が全て地下水でまかなわれている、非常に珍しい地域でもあります。

そして、阿蘇山はじめ、豊かな自然風景や昔ながらの穏やかな田園風景のような心落ち着く風景が本当に素晴らしい地域であります。しかし、先の熊本地震や阿蘇山噴火など大きな自然災害もあり、自然の猛威・厳しさも持ち合わせた県だといえます。

穏やかな、癒しの自然風景


南阿蘇中腹より。写真技術乏しくその魅力をお伝えし切れていないのが大変残念ですが、素晴らしいパノラマ風景が広がっています。


そして、まるで異国の高原のような絶景も。


森の風景も本当に穏やかそのもの♪


当然といえば当然なのですが、川を流れる水の透明度も相当なもの♪


そして、こちらは大蛇伝説の遺る池。現在は周りに民家こそあるものの、この池と周りの風景を拝見させていただくと、本当にアマゾンの大蛇アナコンダのような大蛇が棲んでいそうな雰囲気溢れる場所でした。

現在でさえ、そのような雰囲気溢れる場所なので、昔この池を見た先人たちはそのただならぬ雰囲気に圧倒されたのかもしれません。


そして、穏やかな夕焼け。こう見ると本当に穏やかな自然溢れる場所。しかし、時にはその自然の猛威にさらされる時もあります。

南阿蘇で出会った破壊と猛威の自然風景


本当に「バケツをひっくり返した」の言葉どおりの豪雨。

そして・・・


豪雨の爪跡。山間部では土砂崩れが何箇所も起き、大きな木々も滑り落ちてしまっております。もし、この下を車で走行していたら・・・。と考えると、背筋が本当に凍る思いでした。こうなると、私たち人間はその猛威の前に対抗する術を持ちません。

やはり、人間も自然の一部であり、自然には抗えないということを再認識させられる風景でした。

最後に

いかがだったでしょう。幸か不幸か、この時熊本を訪れた際にはその自然の持つ穏やかで癒される一面と、一度猛威を振るうと人間の力ではどうすることも出来ない圧倒的な荒々しさの一面を両方体験させていただきました。

やはり、私たちも自然の一部。決して自然に対して、驕り高ぶってはいけないということが分かりますよね。しかし、人間にも他の生命と同じく、このような自然の驚異にさらされてもそれを乗り越えるという力強さを兼ね備えているのも事実。

しかしながら、このような自然の脅威にさらされた時でも、他の種の命のことを考え、を救うことができるのは人間だけであると思います。こういうときこそ、いい意味で人間であることを発揮したいものですよね。

いや、自然というものは本当に美しく、そして恐ろしいものです。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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