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日本の危険動物

危険動物 カミツキガメ(ワニガメ)

投稿日:2017年7月2日 更新日:

こんにちは(^^)えたばりゅです。
最近はめっきりと気温も上がり、絶好の行楽シーズンとなりましたよね。これからの時期、海や山にお出かけになる方も多いのではないでしょうか。とくにあと1ヶ月もすれば海開きも行われ、もう今のうちから海水浴の計画を立てておられる方も多いのではないでしょうか。しかしながら、やはり海水浴も飲酒での遊泳や極度の日焼けによる熱中症。また、おぼれてしまうリスクなど、注意すべき点はたくさんあるかと思います。また、近隣に海水浴場がない方などは河川や浅い池などでレジャーを楽しむ方も多いのではないでしょうか。

海に比べると、淡水は危険な動物たちがいないので安心(^^♪ こう思っておられませんか?? それは危ないです。もちろん海に比べると、その危険性はかなり減少されると思いますが、河川や池にも危険で警戒すべき動物たちは潜んでおります。前回ご紹介したマムシやクマなどは、もちろん泳ぐこともできますので、このような動物たちの生息するような場所での河川などでのレジャーは本当に注意が必要になります。そして、現在はグローバル社会。その裏の面ともいうべき、本来日本に生息していない外来種たちも、日本の気候に適用し、定着しつつある種が多くいるのは、皆様ご存知だと思いますが、その中にはかなり危険と認識すべき種も存在します。そんなわけで、今回ご紹介するのは淡水のパワーファイターでもあります、カミツキガメについてご紹介したいと思います。

このカミツキガメについては、毒は持ち合わせておりませんが、その強靭なあごのパワーはもちろん、カメらしからぬスピード持ち合わせております。このコーナーではそういった危険で警戒すべき動物たちにスポットを当ててご紹介させていただき、動物、人お互いの安全のために極力遭遇を防ぐための方法などをご紹介したいと思います。ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

危険動物 カミツキガメ

カミツキガメは、本来は南北アメリカの湿地帯や沼地、河川に生息する種で英名を、Snapping turtle といいます。カミツキガメとは一種を表した言葉ではなく、カミツキガメ科のカミツキガメ属に属するカメの総称になります。淡水のカメとしては中型~大型クラスになり、約50cmほどまでに成長することもあります。普段は川底などでじっとしており、エサが近づいてくるのをじっと待ち構え、射程距離に入ると瞬時にその獲物を捕らえます。また、カメというとかなり動作が緩慢なイメージがありますが、このカミツキガメはスピードも兼ね備えており、分かりやすく例えるならば・・・そうですね・・・う~~ん、ターボ付きのジェットエンジンを積んだ洗車・・・じゃなかった戦車を思い浮かべていただけましたらと思います。食性は雑食になります。食べるものは多岐にわたり、魚や水生昆虫はもちろん、小さな水鳥なども食べることがあります。

広がる負のグローバル。

カミツキガメは先にもお伝えした通り、本来の生息地はアメリカ大陸。日本には生息していない種になります。しかしながら、今から約70年ほど前にペットとして大量に日本に持ち込まれ、飼育に困った飼い主が近隣の河川や池などに放流し、元々アメリカとは気候が似ているので日本の環境に順応し、繁殖をしているとされており、主に関東地方を中心に繁殖・定着が確認されています。少し前までは、かなりの数のカミツキガメが日本に入ってきたとされておりますが、2000年に特定動物に指定されてからは、飼育に届け出が必要になりその流入も少なくなりました。しかしながら、主に千葉県印旛沼(いんばぬま)近隣ではすでに定着しており、繁殖が繰り返されているとされております。

絶対に触らない

このカミツキガメ。あごの力が非常に強く、前述の通りスピードも兼ね備えておりますので、手を触れようものなら一瞬でその名の通り、咬みつかれます。カメだからといって甘く見てはいけません。カメは動作が緩慢なイメージがありますが、それはかなり大型のガラパゴスゾウガメなどのリクガメのイメージ。水生のカメたちはかなり素早く動きます。よく川岸や池のほとりで、日向ぼっこをしているカメに近づこうとすると、一瞬で逃げられることはよくありますよね。ですので、カメの動作が緩慢だというイメージは、あの童話のイメージやゾウガメ達がゆっくりと歩くしぐさをTVなどでご覧になりそういうイメージがついておりますので、

カメは基本素早い動物。

と認識していただけましたと思います。そしてカミツキガメはさらにすっぽんの数倍はあろうかという、強靭なあごの力により人間の指は簡単に引きちぎることが可能ですので、印旛沼はもとより利根川水系でレジャーを楽しむ際は特に注意が必要といえます。また、見かけても絶対に触ったりしないようにしてくださいね(;^ω^)

そして、カミツキガメの仲間でも、もっとも大きな種もこの日本で定着する可能性があるんです。いわばカミツキガメたちのボス的存在とでも言いましょうか。その御仁はワニガメ。それではそのワニガメについてもご紹介させて頂こうと思います。

ワニガメ・・・っていうか、ガメラ

ワニガメは英名をその名の通り、Alligator snapping turtle 。学名を Macrochelys temminckii という、カミツキガメ科ワニガメ属に属する種でこちらも本来はアメリカ(ワニガメは主に北アメリカ)の湿地帯や沼地に生息しております。その大きさは大きなもので甲羅の長さが、80cm以上にも及び、頭や尻尾を合わせるとゆうに1mを超え、体重は100kgを超えることも珍しくない大型のカメになります。このワニガメもカミツキガメ然り、雑食になりますがその食性は肉食に傾倒しております。

いかがでしょう。ガメラでしょ?? 因みにガメラはこのワニガメがモデルになったといわれています。こちらは数年前に千葉県柏市で捕獲されたワニガメですが、その大きさがお分かりいただけたかと思います。またその寿命も万年・・・とまではいきませんが、長く生きる個体では100年を生き抜くといわれており、飼育には向かないことがお分かりいただけるのではないでしょうか。目下ワニガメは現在特定生物に区分されており、飼育には許可が必要になります。では、許可が下りれば飼育が可能か。まさにその通り。ですが、飼育申請は数万円。そして、マイクロチップは義務化されており、こちらも決して安くはない金額。おまけにワニガメを満足させるような設備投資。そして、健康管理に飼育管理。初期費用に加え、毎月出ていく諭吉殿の人数はかなりの人数になるかと思います。悪いことは言いません。

飼うのは止めておきましょうね。

強面の名釣り師

このワニガメ。釣りをすることでも有名で、口の中にワーム(ミミズ)のような器官を持っており、それを起用に動かすことにより、まるでワームが動いているかのような動きを再現します。そして、それにおびき寄せられて近づいてきた魚などを電光石火の速さでとらえます。その動きは本当にワームそのもの。まるでワームを口の中で飼っているようにも見えます。まぁ・・・百聞はなんとやら。そのワームルアーの動きをとくとご覧ください(^^♪ あ・・・ナガモノ系の御仁が苦手な方はスルーしてくださいねw

いかがでしょう。もはや口の中で動くワームですよね・・・

因みにこのワニガメ。日本では外来種として、警戒されている動物ですが、本国アメリカでは生息地の破壊などでその数は減少しており、現在は残念ながらレッドリスト入りをしてしまっております。レッドリストは以下になります。

最後に

いかがだったでしょう。外来種問題は、現在どの国においても根強い問題になりつつありますが、やはり元をたどるとこのように飼育放棄などの飼い主の問題も一因としてあるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。カミツキガメに対してワニガメは比較的その性格は穏やかですので、積極的に人に襲い掛かってくることはないですが、興味本位で近づいたりすると大けがを負う可能性があるので、ワニガメにしろ、カミツキガメにしろ、見かけても絶対に触らないようにしていただけましたらと思います。しかしながら、異国では外来種と疎まれながら、本国では絶滅が危惧されている。・・・う~~ん。って感じですよね。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

下記にこれまでご紹介させていただいた危険動物達の記事リンクも掲載しておりますので、良ければご参考いただけましたらと思います。

危険動物 オオスズメバチ

危険動物 イノシシ

危険動物 マムシ

危険動物 アカエイ

危険動物 ヒョウモンダコ

危険動物 オコゼ

危険動物 セアカゴケグモ

危険動物 サメ

危険動物 クラゲ

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執筆者:


  1. バカワイン より:

    負のグローバル、これは本当に悲しいですよね。外来種が来ることで、本来の種が危険にさらされるなんて言語道断。
    でも、どこかで見かけても、カミツキガメって判別する自信がありませんよ。。。

    • えたばりゅ より:

      負のグローバルは、グローバル社会の副産物。これから先何とかしないといけない問題だと思います。
      やはり、本来、外国に住む野生動物たちはペットにしてはいけないのだと思います。

      ・・・とりあえず、見慣れないカメを見つけてもスルーということで。。。

  2. Ran Ran より:

    本国で絶滅が危惧されている外来種なんて、そんな発想ありませんでした。
    これは盲点でした。

    しかし、カミツキガメって、草むらとかからいきなり現れたら、パニックですよ。

    • えたばりゅ より:

      そうなんです。外来種というと、猛烈な勢いで在来種を駆逐するタフなイメージがありますが、実際のところは本国ではこのように数を減らしてしまっているケースもあるようです(;´・ω・)
      草むらからいきなりどど~~んは確かに軽くパニックですよね(T▽T)

  3. ボニー より:

    まじでガメラですよね。もちろん手はだしませんが、興味本位で出しちゃう人もいるんでしょうね。

    • えたばりゅ より:

      マジガメラでしょ(;^ω^)
      おそらくロシアでは冬の寒さに耐えきれないと思うのですが、
      やはりそこは生命の逞しさがあるんで、油断はできないところですよね(;^ω^)
      興味本位で手を出す人には憐みの感情すら抱いてしまいますよ(T▽T)

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プロフィール

名前:えたばりゅ

年齢:犬で言うと8~9歳

とある民間のアニマルシェルターに勤務。生息地は神戸。愛する内弁慶野郎、ミニチュアダックスと共に暮らす。動物・自然と人とのWINWINな関係を心より望み、活動する。
似顔絵ツールで自身の似顔絵を作成するも全く似ておらず、あえなく挫折。大切だと思うのは人とのつながり。

動物達の魅力やペットについての役立つ情報を発信していきます。

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