えたばりゅコラム

太陽光発電という自然破壊

こんにちは。えたばりゅです。
いや~・・・暑いですね。普段の通勤時は朝が割と早く(大体5時過ぎくらいの電車で護送 )駅までは原付なのですが、少し前まで羽織るものがないとって感じでしたが、最近は当たる風がメッチャ気持ちよくなりました。しかしながら昼間になると燦燦と太陽が照り付け、暑さにオラオラとされております。太陽といえば、太陽の光を利用した太陽光発電が少し前から、開発され風力発電と並び、エコな発電として有力視されており、ご自宅の屋根にソーラーパネルを取り付け、実際に電力を賄われておられるご家庭もおありなのではないかなと思います。

ロシアのチェルノブイリ。直近では東日本大震災で未曽有の被害を出した原子力や、化石燃料などを燃やし、温熱効果を伴う火力発電。そして、川の流れを故意的にせき止めるためのダムを建設し、その地域の生態系環境を変えてしまう水力発電。こちらは発電量はかなり多いものの、一度事故をしたり継続使用することで環境に多大な悪影響を及ぼす可能性があることは知られています。

では、タイトルにもさせていただいたのですが、エコなはずの太陽光発電がなぜ自然破壊と結びつくのか・・・

では、今回も最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

太陽光発電が起こす自然破壊

エコ意識の高い方々からいかにもお叱りを受けそうなこのタイトル。確かに太陽光発電は、太陽光という、自然エネルギーを電気に変換する発電方法であり、原子力のように事故が起きると放射能汚染が起きたり、火力発電のように化石燃料を燃焼し温熱効果ガスを発生させることもなく、発電方法自体は風力と並び非常にエコで環境にもいい発電方法であると思います。しかしながら太陽の光をそのまま電力に変換しているのではなく、太陽光を電力に変換するためには、太陽電池というツールを使用しなければ太陽光を電力へと変換することはできません。ご自宅の屋根などに設置しておられる方は、ご存知だと思いますが、ソーラーパネルとも言います。その太陽電池を設置し起動することにより、初めて太陽光は電力へと変換され私たちの暮らしの助けとなってくれるのです。

では・・・

なぜ、その太陽光発電が自然破壊に結び付くかといいますと、もうお気づきかもしれませんが、その電力を発生する太陽電池の設置場所が問題となりうる。ということなんです。こちらの画像をご覧頂きましたら、それがどういうことかというのが分かっていただけると思います。

こちらだと少しわかりにくいでしょうか。

いかがでしょう。木が伐採され、ハゲ山となってしまったところに太陽光発電を促す太陽電池が設置されているのがお分かりかと思います。因みにこの画像は大阪府能勢郡にある山の風景になります。このようにエコと認識の強い・・・と申しますか、太陽光発電=エコロジーで環境にやさしい発電方法。との方程式を認識しておられる方々がほとんどであると思います。しかしながら、このように木々が伐採されるという、本末転倒な事例が発生し、場合によっては大規模なプロジェクトと「エコ」という「正義」を振りかざし、その大義名分のもと、堂々と自然破壊がなされる可能性もあるということをこの画像を通じ少しでも多くの方に分かっていただくと嬉しく思います。

人間が何かすると必ず自然に悪影響が出る。この流れを変えたい

しかしながら、太陽光発電や、風力発電など自然エネルギーを恩恵とする発電方法自体はもちろんながら私も非常に環境にやさしい発電方法であると考えております。

しかしながら、その「エコ」な取り組みをするために自然環境を破壊するというのやはり。う~ん。。。と思うわけでございます。もちろん家の屋根や済まなくなった住宅街を整理してというのは、設置場所の有効活用であると考えるのですが、木々を切り倒すというのは本来の目的からそれていっているような気がするんですよね。これで、山々に暮らす野生動物の住処を奪いながら、食べるものがなくなり人里に下りてきた野生動物を、害獣と称し、駆逐するのはいかがなものかなと考えるわけです。

私も電気や電力は基本、人の生活を豊かにするために生み出されたものと認識しており、現在の電力の大部分もそのように使用されてると思います。ただ、その電力を生み出すためにはやはり基本人が住んでいる場所を工夫して生み出さねばならないのかなと思うわけでございます。そういう認識が高まり、そういった技術の向上が今よりももっともっと向上すると、太陽光発電や、風力発電はもとより、火力発電、水力発電なども、もっと素晴らしい発電方法に生まれ変わるのではないかなと思う次第でございます。

最後に

いかがだったでしょう。今回は太陽光発電をやり玉のようにしてしまいましたが、絶対に自然をいじらなくてもよいもっといい設置方法があると思うんですよね。モノづくり日本として。製品づくりには世界的に定評がある日本。こういった方向でも本領を発揮し是非ともエコの方でも、世界に誇れる国になってほしいと願うばかりでございます。人が何かを始めると、必ず自然に悪影響が出る。このようなことがなくなることを願いつつ。。。今回はこれにてとさせていただきたいと思います。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

-えたばりゅコラム