知っておかないと犬の健康や命に関わること

老犬と脱水症状の意外な関連性と認知症を発症した犬が脱水症状にかかりやすい理由とは

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こんにちは。えたばりゅです。

そろそろ本格的な夏が始まりますね。人間と同じく、恒温動物である犬や猫たちペットもやはり熱中症対策には注意したいところ。

ただ、夏は特に熱中症以外にもしっかりと注意を払っておきたい症状がありますよね。それは脱水症状。

もちろん、青年期の犬、そして猫たちも脱水症状には注意しておかないといけないのですが、その中でも特に注意が必要なのは老犬たち。

そして老犬の認知症と脱水症状は意外と深く絡み合っておりまして。そのあたりも踏まえて今回は老犬たちの認知症と脱水症状の関連性と、脱水症状をできる限り予防するには普段からどのようなところに気を配っておけばいいか。

また、脱水症状の可能性を確かめる手段、認知症にかかりやすい犬種などをご紹介したいと思います。

こちらの記事をご覧いただくことによって、老犬たちと脱水症状の関連性、老犬たちがなぜ脱水症状にかかりやすくなるのかがご理解いただけるようになるかと思いますので、ぜひ今回も最後までお着き居合頂けましたらと思います。

犬の脱水症状 老犬や認知症の犬は特に注意!

まず脱水症状云々の前に、ひょっとすると、「え・・・犬って認知症になるの?」って思われたかもしれませんね。

答えは「Yes」で、人間と同じく犬や猫たちも認知症を発症してしまうんです。また犬は猫に比べると、その発症リスクは高いといえます。では、まず最初に犬たちが発症する認知症についてご紹介したいと思います。

犬も発症する認知症

現在医学の進歩によって人の平均寿命は昔に比べると格段に延びてきておりますよね。そして、それに比例するようにして近年問題になっているのが認知症。こちらは人ばかりでなく、ペット。特に犬にも同じことが言えます。ペット達も昔に比べると獣医学やペットに対する私たち飼い主の認識の向上などから、その平均寿命は延びており、それと同時に犬達の認知症問題も徐々に表面化してきております。

対して犬と同じく、人の伴侶動物の代表的存在といえる猫たちは、その体の構造などに違いがあるからか、年齢を重ねても犬のように寝たきりになったり、認知症になる可能性は少ないといえます。

では犬の中でも犬種によって認知症になりやすい犬種というのは存在するのでしょうか。

認知症にかかりやすい傾向の犬種

犬の場合は、特にそのデータをしっかりと持ち合わせているのではなく誠に申し訳ございませんが、僭越ながら、千を超える老犬たちと接してきた私の経験上、認知症は洋犬よりも、比較的和犬によく見られる傾向だと理解しています。具体例を挙げると

  • 柴犬
  • 秋田犬
  • 紀州犬
  • 甲斐犬 など。

また、日本犬の血が入っているMIX犬たちも年を重ねると、比較的認知症にかかりやすい傾向にあるといえます。

老犬たちが認知症を発症するときの初期症状

老犬たちが認知症を発症するときの初期症状として、まず歩行時に頭を下げた状態で歩くようになります。そして段々と症状が進むと、同じ場所をくるくると円を描くように歩くようになったり、壁などに接触しても方向転換したり壁を避けようとはしないで、そのまま壁に頭をつけたままじっとしていたりと様々な行動の変化が表れてきます。

このような行動が見受けられるようになれば、要介護の状態となります。

では、認知症を発症した犬がなぜ脱水症状にかかりやすいか、そのあたりに触れていきましょう。

老犬たちが脱水症状を起こしやすい理由 障害物にあたった状態でそのままじっとしている

障害物に接触しても、そのまま動こうとせず、その場にい続けた場合、それが庭など日がサンサンと当たるような場所であれば、その場所に長時間が居続けてしまうと、老犬などは体温調整機能も低下している可能性もあり、太陽にさらされてドンドンと心部体温が上がり、結果簡熱中症を発症してしまうんですね。

これが老犬たち、とくに認知症を発症した犬たちが熱中症にかかったり、脱水症状を起こしやすい一因といえます。

ですので、認知症を発症すれば、それまでは屋外で生活していたワンちゃんも室内での生活に切り替える必要がございます。犬の認知症も人の認知症と同じく、現在は有効な治療法がありません。そして、老犬が認知症を発症すると、私たち飼い主のフォローアップが不可欠となります。

老犬たちが認知症を発症すると、昼夜逆転したり目が離せなかったりと、いろんな大変なことはあるかと思いますが、それまでそのような状態になる前も、私たち飼い主にもたらしてくれた時間はかけがえのないものだといって間違いはないかと思います。

その個体が寿命を全うし天国へと旅立つ日が訪れた時、しっかりと悔いのないよう見送ってあげることができるような介護をしてあげたいものですね。

もちろん、認知症を発症していない老犬たちも脱水症状には注意が必要です。

老犬たちが脱水症状を起こしやすい理由2. 青年期よりも水を飲みたがらなくなる時がある

老犬たちが脱水症状を起こしやすい理由の2つめは水分補給の頻度になります。老犬たちは稀にではありますが、水分補給をしなければならないタイミングにもかかわらず、水を飲みたがらないケースがあります。ですが、もちろんそのまま水分補給させずに放っておくと、どんどんと体から水分が抜けていきかなり危険な状態になってしまいます。

原因は、加齢的なものが起因し、鼻の機能が衰えてきている。のどは渇いているものの飲む気力が失せている。などが考えられます。

もちろん、水分を補給させないと脱水症状になってしまいますので、そんな時に水分をさせる手段として、水に少し匂いをつける手法が効率的といえます。

具体例をあげるならば、

  • 犬用のミルクを混ぜる
  • ニュートリやハチミツなど、高栄養素材を混ぜる
  • 犬用のカロリー飲料を混ぜる など
  • エサを水分含有量の多いウェットタイプのものに変更する

これらの方法であれば、普通の飲み水に比べ匂いも経ちやすくなりますので鼻の機能の衰えた老犬や、介護犬などもその匂いを認識しやすくなるといえます。混ぜる分量においてはその個体に合わせて調整していただけましたらと思いますが、最初は香り付け程度から試していただけましたらと思います。

ただ万が一、混ぜるのではなく、ミルク自体を与えても飲もうとしないときは、すでに脱水の症状が出ているか、何か別の病気が発症している可能性があるので、動物病院のほうで獣医さんの診断を仰いでいただけましたらと思います。では、脱水症状を発症した時にはどのような症状が見受けられるのかをご紹介したいと思います。

老犬が脱水症状を発症した時の症状

脱水症状を起こすと以下のような症状が現れます。

  • 目視で容易に認識できるほどの倦怠感・無気力
  • 目のくぼみ

体の水分がなくなるということは緊急事態ですので、すぐに動物病院で受信する必要がございます。

ペットの脱水症状を確かめる方法

脱水症状を確かめる手段として以下の方法がありますので、飼い犬の様子がおかしい時はこちらの方法を試していただけましたらと思います。(この検査方法は猫たちも当てはまります。)

  • ペットの背中の皮膚をつねるようにして持ち上げ、離す。
  • 歯茎の辺りを色が白くなるまで押す。

これをしていただいた時、

  • 皮膚の状態がなかなか元に戻らない。
  • 歯茎がすぐにピンク色に戻らない。

そんな時は脱水症状を起こしている可能性があります。脱水症状は単に体内の水分のみが不足しているといった単純なものではなく、水だけを補給させてその症状が改善されるものではありません。ですので、少しでも脱水症状が疑わしい時はすぐに動物病院に連れていき、獣医師さんに診てもらってください。

また、老犬に限らず

  • 何かしらの疾患にかかり、水溶性の下痢や嘔吐が続いている
  • 慢性的に軟便傾向がある

というような場合は、年齢に関係なく普段から脱水症状にはより注意していただくといいかと思います。

最後に

いかがだったでしょう。熱中症と並んで、夏季には本当に注意したい脱水症状。自らの意思と行動で水を摂取することが難しい介護犬はこの脱水症状のリスクが他の個体ペットに比べると高いといえますが、もちろん若く健康なペットもその状況によっては脱水症を起こすリスクはあります。

また、脱水症状は熱中症とあわせて発症するケースが多いですので、脱水症状にかかっている可能性があるときは、熱中症を発症しているリスクもあるとご理解いただけましたらと思います。

ペットたちにもしっかりとしたケアをしたうえでこれからくる夏本番にも備えたいものですよね。今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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