日本の危険動物

危険動物 セアカゴケグモ

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こんにちは(^^)えたばりゅです。
最近はめっきりと気温も上がり、絶好の行楽シーズンとなりましたよね。これからの時期、海や山にお出かけになる方も多いのではないでしょうか。しかしながら、海や山はもちろんそうなのですが、近年の急速なグローバル化がもたらす街中に潜む危険ももちろんあるわけでございまして、特に小さな昆虫などには船舶や飛行機、そして海外からこられる方の荷物に紛れ込み、異国の地でその生息数を増大させているものも多く存在します。こういった異国の地より入り込んだ本来その国に生息していない動物たちのことを俗に外来種というのは多くの方がご存知だと思います。

今回はそんな外来種で、毒をもつ昆虫・・・いや、昆虫じゃなかった^^; 節足動物のご紹介になります。こちらはとある方の職場の近くで普通に見られることから、このような動物たちの注意喚起もしておいたほうがいいのでは?というありがたいご提案をいただき、確かに山、海の前に普通の生活で遭遇する危険動物たちの紹介をしないととあわてて思ったわけでございまして^^;

そんなわけで、今回ご紹介するのは少し前にニュースでも結構報道されておりましたのでご存知かと思いますが、セアカゴケグモという毒を持つクモをご紹介しようと思います。ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

危険動物 セアカゴケグモ

セアカゴケグモは、英名を Red-back Spider 。学名を Latrodectus hasseltii という、ヒメグモ科に属する、有毒のクモでオーストラリアに生息しております。一般的にオスが約0.5cm 。メスが約1cmほどになり、メスのほうが大型になります。日本名の「セアカ」英名の「レッドバック」が示すとおり、背中に赤い模様があるのが本種の特徴になります。近年の急速なグローバル化に伴い、本来の生息地はオーストラリアながらも、同じ温帯気候である日本をはじめ、ニュージーランドやアメリカ、ヨーロッパ各国などでもその生息が確認されております。

地面をウロウロするというよりは、日本のコガネグモのように巣を張って獲物を待ち構える種類になり、日本では1990年代に大阪で発見されて以来、各地域で生息が発見され、今や日本では生息していない県のほうが少ない状態となっております。ですので、第一発見は大阪でしたが発見時にはすでに他の地域でも繁殖、生息していた可能性もあると私えたばりゅは考えております。

では、セアカゴケグモ。その毒はどのような毒を有しているのでしょうか。

セアカゴケグモ 毒の種類と症状

セアカゴケグモの毒は神経に作用する毒になります。咬まれると、痛み(けっこう激しめ)を感じた後、患部に腫れを生じます。咬まれたことによる発汗や発熱を伴い、神経毒ですので重篤化すると全身に痺れが生じます。しかしながら、こちらのセアカゴケグモの毒に関しては抗毒血清も存在し、セアカゴケグモの体の大きさなどから、注入される毒の量も少量にとどまることがほとんどですので、重篤化することは珍しく、日本での死亡例は今のところありません。ただし、本来の生息地であるオーストラリアでは死亡例あり。

咬まれないために

セアカゴケグモは毒はありますが、その毒は本来であれば獲物に注入すためのもので、性格的には大人しい性格をしております。ですので、こちらが興味本位で触ったりしない限りはあちらのほうから、その牙を広げて襲い掛かってくるようなことはありません。

ですので、咬まれないようにするためには、巣のあるような場所には不用意に手などを入れないようにすることが必要になってきます。

セアカゴケグモが巣を張りやすい場所は、日の光があたりやすい場所で獲物となる小さな昆虫などが生息している場所で巣を張る傾向が多いです。ですので、

  • 鉢植えやプランターと地面や育成植物の葉の隙間
  • 溝のフタの部分
  • 公園のベンチなどの裏側や隙間部分
  • 室外機など熱が生じる場所などの隙間 など

このほかにも、巣の張れそうな適当な隙間さえあればどこにでも巣を張る可能性がありますので、手を触れる前にまずは一呼吸置いていただき、その場所を確かめていただけましたらと思います。

万一咬まれた時

とはいえ、不測の事態は起きるもの。万一咬まれてしまった時は・・・

  • 例のごとく毒を吸引器などで吸い出す(口で吸い出すのは口腔内に傷があると危険なので、出来る限り行わない)
  • 患部を流水などで念入りに洗い流す
  • 症状が重くならないうちに医療機関に急行し、適切な処置を受ける
  • 出来る限り、咬んだクモの種類を分かるようにしておく など

これは、セアカゴケグモにかかわらず様々な有毒動物に咬まれたり刺されたりした後にも言えることですが、決して慌てたりパニックにならないことが重要です。慌てたりすると、血行が活発になりますので体内に侵入した毒の周りが速くなってしまう可能性があります。ことに前述したとおり、セアカゴケグモに関しては重篤化するケースは珍しいですので、慌てずに対処していただけましたらと思います。

最後に

いかがだったでしょう。セアカゴケグモ。少し前にメディアがかなり過剰に報道した経緯があり有毒の部分ばかりが強調され、まるでコブラやサソリのように危険な認識をされておられる方もおられるかもしれませんが、咬まれても適切な行動で医療機関で治療を受ければそれほど恐れる存在ではないということがご理解いただけたのではないでしょうか。

とはいえ、相手は有毒な危険動物、過小評価は禁物でございます。みかけても決して面白半分で触ったりしないようにしていただけましたらと思います。また、彼らも故意に異国に入ったわけではなく、これら外来種問題は人間の生活がグローバル化した副産物であり、生活の発展や豊かさの向上の陰にはこのようなこともあり、普段の日常生活にも注意が必要であるということをご理解いただけましたらと思います。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

下記にこれまでご紹介させていただいた危険動物達の記事リンクも掲載しておりますので、良ければご参考いただけましたらと思います。

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