えたばりゅコラム

真夏の恐怖 血だらけの足

こんにちは(^^) えたばりゅです。
こちらでは、私えたばりゅが主に生き物関連のニュースなどに反応し、独断と偏見感満載に解釈するコーナーです。ですのでそういったものが苦手な方は、スルーして頂けましたらと思いますm( _ _ )m

先日、久しぶりに 我がフェイバリットメディアである、NATIONALGIOGRAPHIC 日本版の記事にお邪魔していると、何ともおどろおどろしい記事が目に飛び込んできました(T▽T)

今回はその記事についてご紹介しようと思います。ではでは、、、お心の準備はよろしいでしょうか(-▽ー)??・・・といっても、以前ご紹介した ある真夏の宿直での出来事 のような、超自然的でオカルトチックなモノではございませんので、そのあたりだけご安心を・・・。

では、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

真夏の海で足が血だらけに・・・

この事件が起きたのはオーストラリア。オーストラリアといえば、ホホジロザメやイタチザメ、オオメジロザメのような気性の荒いサメ、そしてイリエワニなどの大型捕食動物たちが暮らしている海域ですので、またこのような動物たちのアタックニュースかと思いきや・・・ その犯人は超以外な動物でした。

 

下記リンクでは、出血症状などに抵抗がある方がご覧になれば、ショックを受けられる可能性がありますので、そういった方はリンク先をクリック、またはタップされないようにお願い申し上げます。

【動画】海で脚が血まみれに、犯人は?、対策は?
痛みもなく知らぬ間に少年の脚を食べたのは何者か、オーストラリア

まぁ・・・冒頭でサメやらワニやらと申し上げましたが、サブタイトルを見ると犯人はそういった動物たちではないことは明白なわけですが・・・

いかがだったでしょう。結構衝撃的だったのではないでしょうか(T▽T)。

まず、こちらの記事で紹介された端脚類(たんきゃくるい)についてご紹介しようと思います。

端脚類(たんきゃくるい)とは


端脚類ではありませんが、スベスベマンジュウガニ氏のようなカニ類も甲殻類の一種になります。

端脚類とは、熱帯、寒帯、海水、淡水問わず、生息しておりその種類が一万種以上にも及ぶ、大きなグループに属する甲殻類の仲間のことを差します。その大きさは、大きくても数十センチほど。

ですので、食物連鎖の位置としては下位グループに属しており、役割としては死骸などを分解する分解者としての役割りを果たしていることが多いです。もちろん、サメのような大きくとがった歯もなければ、イリエワニのように大きな体やとてつもない力を有しているわけではありません。

ではなぜ、このような分解者の地位にいる端脚類が少年の足を血だらけにしてしまったのでしょうか。

それには、ある不運な偶然が重なってしまったといえます。

重なった不運な偶然

今回この犯人と推測されているのは、端脚類の仲間のフトヒゲソコエビ類。

NATIONALGIOGRAPHIC 日本版 の今回の記事で事件の経緯について推測を行っておられた、メルボルンはビクトリア博物館の海洋生物学者ジェネフォー・ウォーカースミス氏によると、

  • 少年が筋肉を冷やすために海水に足をつけ、じっとしていたこと
  • 足をつけた近くに、魚などの死骸を食べているフトヒゲソコエビ類がいたこと

これが大きな要因になってしまったのではないか。

と推測されております。フトヒゲソコエビ類などの端脚類が腐肉食を行ったり、吸血を行ったりする場合は、チスイコウモリのように血液を固まりにくくする成分のものを分泌しながら、接触・吸血を行うとの事。

ただ、これには懐疑的な意見を持たれている方もおられるようで、端脚類がそのような物質を分泌するのは聞いたことがないとおっしゃられている方もいらっしゃいます。

やはり、当の容疑者フトヒゲソコエビ類氏に任意同行願い、色々と検証するしか今のところ、この犯人を断定することは出来ないようですね・・・。

最後に

いかがだったでしょう。もしあなたが海水浴に行き、浜辺の波打ち際でじっとしていて気がつけば、自分の足が血だらけになっていたとしたら・・・。こう考えただけでも恐ろしいですよね(T▽T)

私えたばりゅは間違いなく、パニックを起こす自信があります(T▽T)

まぁ・・・今のところ解決策といえば、海水に足をつけたままじっとしない他ないでしょうが・・・。いや~~出来れば、原因が分かることを願わずにはいれませんよね。

本当に、海は不思議でデンジャラス、そして神秘に満ち溢れた場所でございます。まだまだ私たちがシラナイ事は数多くありそうです。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます(^^)

仲間募集!

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