犬、猫ともに注意したい病気

愛犬、愛猫の便で分かる結構大事な健康の事【元動物保護施設スタッフが教えるペットの健康】

更新日:

こんにちは。えたばりゅです。

今回は愛犬、愛猫の落し物。便について触れていこうと思います。

便の状態は愛犬、愛猫の健康状態を把握するのにも、かなり優れたバロメータであり、便の状態によって可愛いペットたちの健康に、黄色信号がともっている可能性がある事も教えてくれるんです。

どのような状態の便をしていれば、どんな健康上の問題が生じている可能性があるか。

この辺りにもしっかりと触れていこうと思いますので、おうちの可愛い愛犬、愛猫の健康状態を把握するためにも、是非ゼヒ今回も最後までお付き合いいただければと思います。

愛犬、愛猫の便が教えてくれる可愛いペットの健康状態とは

便の状態と回数は健康のバロメータというのは、私たち人間の間では、よく知られていますよね。

これは当然ながら、ペットたちにも当てはまることであり、愛犬、愛猫の便は
その健康状態を見分ける上で、ある程度重要な指標になるんです。便の状態によっては、何かの病のサインであったり、お腹の中に寄生虫がいたりするサインであったりと、割と重要な判断材料になります。

その分かりやすい例としてはやはり軟便が第一に思い浮かびやすいですね。

中でも、形がとどまっていない水溶性の軟便であれば、見た目にも健康を害している可能性がある事は容易に判断できます。

愛犬、愛猫が水溶性の便をした場合、気を付けなければならない病気

では、愛犬・愛猫が水溶性の軟便をした場合、どういった健康上の問題がある可能性があるか。

この辺りから触れていきたいと思います。

愛犬、愛猫のお腹の中に回虫類がいる可能性

ペットの便が水溶性、いわゆる水下痢で、まずお腹の中に

  • ジアルジア
  • トリコモナス
  • 瓜実条虫
  • コクシジウム

などの回虫がいる可能性が考えられます。

これらの回虫がいる場合は、水溶性の下痢に加え、

  • いつも排泄する便とと色が異なっている
  • 便に血が混じっている(血便)

といった症状も出ていることが多くあります。

万が一ペットのお腹に虫がいたら

これらは動物病院で検便をしてもらうと、虫がお腹の中に虫が発生しているかどうかはすぐにわかりますので、もし虫がいる場合は獣医さんから虫下し薬を処方してもらうことができます。

ただ、これらの回虫類は他の個体にも移りますので、複数頭ペットがいる場合は、かかりつけの動物病院にご相談いただき、他の子の虫下し薬も処方してもらってください。

そして、回虫がいるペットはいわゆるキャリアとなりますので、虫下しが終わるまでは、他のペットと隔離をする必要があります。

移る経緯は、

  • その虫がいるペットの便を別のペットがたまたま踏んでしまう
  • 食糞(便を食べる事)

などといったことで移ります。

蛇足ですが、ペット(主に犬)が食糞してしまう原因として、有力な説は便とはいえ、まだ栄養素は含まれているので、食糞をする。というものと、便をそのまま放置すると自身のにおいが残ってしまうので自身の足跡を消し去るための防衛本能の為。といわれていますが、まだ確証はないようです。

愛犬、愛猫が消化不良を起こしている可能性

他の原因として、水溶性便に混じって、食べたものの一部がそのまま消化されずに排出されている場合、消化不良を起こしている、またはそのペットが、消化できない食物を摂取している可能性があります。

愛犬、愛猫にアレルギー反応が出ている可能性

もう一つの原因は、食物アレルギー反応が出ている可能性。人と同じく、現在犬や猫たちも食物によって、さまざまな食物アレルギー反応を起こす個体がいることがわかっています。

アレルギーを起こす可能性がある食物は様々。中には、鶏肉や牛肉にアレルギー反応を起こす個体もおり、水溶性便が続く時は、この食物アレルギー反応が出ている可能性もあります。

以上に挙げた可能性のほかにも、

  • ヘルニア
  • 胃腸内のポリープや腫瘍

など、多数あります。

このように便の状態を確認することは、ペットの健康状態を把握するうえでは、優秀な判断ツールといえます。ですので、軟便、または水便が続く場合は、思いもよらない病気が隠れている時がありますので、たかが下痢と思わずに動物病院で診察してもらいましょう。

また、犬たちはその犬種によって、軟便傾向になりやすい犬種がおります。

軟便症状を起こしやすい犬種

軟便症状が出やすい犬種を例に挙げると

  • ラブラドール、ゴールデンなどのレトリバー犬種
  • コリー
  • ジャーマンシェパードドッグ

などといった犬種は、軟便症状を起こしやすい傾向がありますので、そのような犬種は、普段から与えるフードも少し注意する必要があります。また、下痢が続く場合は、犬種特有のかかりやすい病気にかかっている可能性がありますので、一度動物病院の方へ連れて行ってあげてください。

もちろんこれらの犬種以外にも下痢になりやすい犬種、または体質の犬がいますので、かかりつけの獣医さんにご相談いただけましたらと思います。

では次にペットたちが抱えるストレスと軟便の関係性をご紹介したいと思います。

愛犬、愛猫もストレスを抱えると軟便になる

人間でも、緊張したり、強いストレスを抱えたりすると、おなかが痛くなることがあったりしますが、犬や猫たちも強いストレスがかかると、軟便傾向になることが度々あります。

特に猫たちは、環境の変化などにはかなり繊細で、家を引越ししたときなどはもちろん

  • 家に新しいものが増える
  • 新しい猫を迎える
  • 家の周りが工事などで大きな音がする

といったようなことでも、強いストレスを抱えることがあり、犬たちもその性格によっては微妙な環境の変化や私たち飼い主の叱咤で軟便になりやすい性格の子もいますので、注意が必要です。

また、ストレスは万病の元というのは、ペットたちも同じで様々な病気の引き金となることがありますし、軟便といっても侮ることはできず、軟便が続き、栄養が体に浸透せず、どんどんと体が痩せていき、結果栄養失調症になってしまったり、最悪の場合、亡くなってしまうこともありますので、私たち飼い主はしっかりと注意していく必要がありますね。

最後に

いかがだったでしょう。今回は愛犬、愛猫の便の状態で分かる、結構大事な健康のことについてご紹介させていただきました。

軟便と一口に言っても、その状態によっては恐ろしい結果を招く可能性があるので、愛犬、愛猫の便の状態は本当に注意していきたいところですよね。

今回の記事があなたの可愛いワンコ、ニャンコの健康維持継続のお役に立てれば幸いです。では、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

-犬、猫ともに注意したい病気
-, ,

Copyright© あにまるじゃんくしょん , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.