世界の危険生物たち

コブラ 実は日本にもいる!日本に生息するコブラたち

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、日本に生息するコブラたちをご紹介したいと思います。

コブラは、もう知らない人はいないといっても過言ではないほど知名度の高いヘビですが、国外に住んでいて日本にはいないイメージがありますよね。

でも、いるんですよ。日本にもコブラが。

はい。れっきとした野生のコブラでございます。

ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

日本にもコブラがいた!日本に生息しているコブラの仲間たち

※画像はインドなどに生息するインドコブラ

日本を代表する毒蛇といえば?

と問われれば、一番に思い浮かぶのは、やっぱりマムシ、そしてハブではないでしょうか。どちらも三角形の頭の「ザ・毒蛇」っていうフォルムをしていて、その毒性も強いことで知られております。

これらのヘビはクサリヘビ科に属するヘビで、世界的にも有名なガラガラヘビをはじめ、ブッシュマスターパフアダーインドの四大毒蛇の一角ラッセルクサリヘビなどなど、猛毒で知られるそうそうたる面々が名を連ねております。

このようにクサリヘビ科のヘビは毒蛇を代表するヘビですが、もう一つ、毒蛇というカテゴリで外すことができないのが、コブラ科に属するヘビたち。

コブラ科のヘビで有名どころといえば、毒蛇では世界最大の大きさを誇るキングコブラはじめ、陸生のヘビでは最強の毒を持ち、オーストラリアに生息する数多のキケンな動物の中でも最強クラスに数えられるナイリクタイパン、ヘビの中では最速と名高く、キングコブラに次ぐ大きさ、そして毒性も強力なブラックマンバなど、こちらも強力無比な実力者たちが名を連ねております。

こんな世界的に有名なコブラの仲間が、実は日本にも生息していることをご存じだったでしょうか。

日本に生息しているコブラの仲間たち

とはいっても、もちろんマムシのようにほぼほぼ日本全国幅広く生息しているってわけではなくてですね。日本のコブラが住んでいるのは、ハブが住んでいるような日本でも南方の地域。南西諸島になります。

日本に生息しているコブラ1.ヒャン、ハイ、イワサキワモンベニヘビ

イワサキワモンベニヘビは名前に「ヘビ」とありますので、ヘビっていうことは分かりますが、ヒャンにハイ。どちらもそのワードを聞いただけでは、ヘビの名前はあまりイメージされないですよね。

イワサキワモンベニヘビ含め、マムシやハブと比較すると、その知名度は低いといわざるを得ませんが、どちらもコブラ科に属する、れっきとしたコブラの仲間で、どの種もコブラ科ワモンベニヘビ属に属しております。

また、この蛇たちは面白い特徴も持っていて、外敵に襲われそうになると、その尻尾で相手を突いて威嚇するんです。

ヒャン、ハイは生息地域によって3つの亜種に分かれておりまして、ヒャンは鹿児島県奄美諸島、ハイは沖縄県本島、渡嘉敷島、奄美徳之島、そして沖縄県久米島や座間味島などにはクメジマハイが生息していて、3種共に日本の固有種なんですね。

ヒャン、ハイの毒性

コブラ科の仲間ということもあり、気になるのはやはりその毒の強さではないでしょうか。イワサキワモンベニヘビについては生息数が少なく、あまり詳しい生態は分かっていないのですが、ヒャンも、ハイは多くのコブラ科の仲間と同じく、毒を持っているいわゆる毒蛇に属するヘビで、その毒は強く、ハブの4倍以上とも言われております。

ただ、ハブに比べるとそんなに危険性はないと考えられてるんですね。

というのも、ハブは最大約2mにもなるのですが、ヒャンにハイは40cmほど。体が小さいということは、一度に出せる毒の量も当然少なくなります。

加えて、性格も比較的穏やかで、積極的に咬みついてくることは少ないんですね。

こういった理由から、コブラの仲間で毒も強い割にはその危険性はハブよりも低いとされているんです。そして、あのコブラの仲間にもかかわらず、マムシやハブと比較してそんなに認知度が高くないのはこういったヒャンやハイの性格もその理由の1つといえそうです。

日本に生息しているコブラ2.ウミヘビの仲間

そして、日本といえば、島国。すなわち国土を海に囲まれた国。

ヘビは海に生息してるウミヘビがいますよね。ということで、日本近海にはウミヘビたちも多く生息していて、沖縄や奄美諸島近海から時には北海道のような水温が低い海域でも目撃されることがあります。

日本近海に生息しているウミヘビは

  • エラブウミヘビ
  • クロガシラウミヘビ
  • マダラウミヘビ
  • セグロウミヘビ

などなど。ウミヘビの仲間は陸生のヘビ以上に毒性が強い事でも有名ですが、同時に性格は比較的穏やかなんで、陸生のヘビと比較すると危険性は比較的少ないとされております。

まぁ、アレです。大人しいって言ってもやはりウミヘビたちもれっきとした捕食者。その攻撃力は高く、海のギャングとして知られるウツボでさえも丸飲みにしてしまう程。

【動画】ウミヘビが大きなウツボを丸のみに
自分と同じくらいの獲物をするすると、タイで撮影

紹介動画:NATHONALGEOGRAPHIC 日本版

ね。凄いでしょ。

ウミヘビってコブラの仲間なの!?

ウミヘビに関しては、学説が定まっていないようで、

  • ヘビ亜目コブラ科ウミヘビ亜科と、コブラの下位分類とする説
  • ヘビ亜目ウミヘビ科と、コブラとは独立した別種

とする説があります。

このようにウミヘビはコブラ科に属する説もあるように、その毒は猛烈で命のかかわることも多く、クロガシラウミヘビなど性格も荒い種がいるので、見かけても決して近づかないようにしてくださいね。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、日本に生息しているコブラの仲間をご紹介させていただきました。ヒャンやハイ、ウミヘビはコブラのあの典型的なフードは持っていないので、一見するとコブラとは違う種類のヘビと思ってしまいがちですが、分類上はれっきとしたコブラの仲間なんです。

フードを持たないコブラは結構多くて、先ほど少しご紹介したナイリクタイパンやブラックマンバもその1つといえます。

日本に生息するヒャンやハイ、はコブラの仲間でも比較的安全な種といえますが、毒の強さ自体はコブラの名に恥じない猛毒、そしてヒャンにハイ、クメジマハイは現在絶滅が危惧されているヘビ。

そして、イワサキワモンベニヘビはIUCN(国際自然保護連合)ではリストアップされていませんが、日本の環境省が定めるレッドデータではVU(絶滅危惧 Ⅱ類)に指定されている種。

お互いのためにも、見かけてもそっとしておくに越したことはないですよね。

ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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