えたばりゅコラム

フロリダより犬の恩返し

こんにちは(^^)えたばりゅです。
こちらでは、私えたばりゅが主に生き物関連のニュースなどに反応し、独断と偏見感満載に解釈するコーナーです。ですのでそういったものが苦手な方は、スルーして頂けましたらと思いますm( _ _ )m

今回は、アメリカはフロリダ州より非常に心温まるニュースを見つけたので、ご紹介しようと思います。その内容はタイトルからもお分かりのとおり、犬と飼い主にまつわるお話。日本でももしかしたらこういったシチュエーションは生まれるかもしれません。

ではでは、今回も最後までお付き合いいただけますと幸いです。

アメリカフロリダより、犬の恩返しとあきらめなかった命

先日、Start Home のニュース記事一覧を見ていると、気になる記事がありましたので見てみました。

引き取ってくれた恩返しに家族を毒蛇から守った犬。激闘の末

Start Home 掲載記事 mofmo 配信記事より

タイトルでもお分かりかと思いますが、アメリカはフロリダ州で暮らしている、ジャーマンシェパードドッグのハウスちゃんという犬が家族を毒蛇から守ったというお話。このハウスちゃん、以前はシェルターで暮らしておりましたが、現在のご家族の方に引き取られ暮らしていました。

このご家族、デカールさん一家とおっしゃるようなのですが、その後家族の中の7歳のお嬢様のモリーちゃんがおばあさんの家で遊んでいたところ、ヒガシダイヤガラガラヘビに遭遇してしまい、それをハウスちゃんが身を挺して撃退したとのことでした。しかしながら、ハウスちゃんも無傷ではなく足を咬まれてしまい・・・といった内容になります。

記事に出てきたヒガシダイヤガラガラヘビをご存じない方のために軽くご説明させていただくと、ヒガシダイヤガラガラヘビはアメリカ合衆国のフロリダ州はジョージア州、ミシシッピ州などに生息するクサリヘビ科のヘビになります。

成長するとその体長は2m以上にも及び、ガラガラヘビの仲間のとおり、強い毒をもっています。血清があるため現在では致死率こそ低いものの、もし血清を打つことが出来ない状況であれば、人間でも死んでしまうことがある危険性の高いヘビになります。

日本で生息するクサリヘビ科のヘビといえば、沖縄に生息するハブが有名ですね。

ハウスちゃんがかわいそうで、記事が見れない(TT)っていう方のために

結論から言うと、ハウスちゃん。毒で重症になるものの、一命は取り留めます。ただし、腎臓に障害が残る可能性があるとの事。腎臓は体内の老廃物や毒素を体の外に出す役割を持つ重要な器官。それは、やはり犬でも同じことです。

そして、その治療費はやはり高額(記事によると抗毒剤のバリアルの投与に一本約6万円、それを一日4回投与。そして、ICU治療室に一日約15万円)になってしまいます。ここまで書くとやはり、あの嫌な3文字を思い浮かべるのではないでしょうか。

しかしながら、このデカールさんご家族はそのような思惑を良い意味で見事に裏切ってくれました。

あきらめなかった命

こういったシチュエーション、やはり想像してしまうのは家族が号泣する中、安楽死を選択するといったシチュエーション。アメリカではこのような選択をされるご家族が比較的多いようです。でも、このデカールさんご家族はこれには当てはまりませんでした。

なんと、ハウスちゃんを助けるためにネットで寄付金を募られたのです。そして、それがメディアに報道され、結果として予定額を大きく上回る額がデカールさんに寄付されました。

そして、ハウスちゃんの治療費は無事これで捻出することが出来、あまった額はアニマルシェルターへと寄付されるそうです。

あきらめないという大事さ

この記事を拝見し、私えたばりゅが強く再認識したことはこれ。やはり、あきらめてはならない。ということです。もし万が一、デカールさんが安楽死という選択をしていたら。そしてそれが遂行された後に、このネットでの寄付という方法を知ったら。

後悔先に立たずということわざがありますが、悔やんでも悔やみきれないと思います。

私えたばりゅがこの記事をご紹介しようと思ったのは、ハウスちゃんの勇気ある行動ももちろんそうなのですが、デカールさんご家族のあきらめない精神をもっと多くの方々に知ってもらいたいと思ったからでございます。

このような選択がこれから先増えていくことを願わずにはいられない記事でした。

最後に

いかがだったでしょう。やはり人が開発し作り出したものなので使用者によっては犯罪にも使用されてしまうネット環境ですが、このように人々の善意をネットを使用して集め、それを何かを救うために使用することが出来るのも、ネット社会の最大の魅力のひとつではないかなと思います。

そして、動物やペットを救うためにはこのような方法があるということも、私たち飼い主は知っておくべきなのかもしれませんね。このような方法は間違いなく、少し前までは成し得なかった方法。そういった意味でもペットや動物達の命を救う手立てが増えたというのは、本当に喜ばしい限りではないかなと思います。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

-えたばりゅコラム