えたばりゅコラム

宇治の野犬報道

こんにちは(^^) えたばりゅです。
こちらでは、私えたばりゅが主に生き物関連のニュースなどに反応し、独断と偏見感満載に解釈するコーナーです。ですのでそういったものが苦手な方は、スルーして頂けましたらと思いますm( _ _ )m

先日から京都宇治のほうで、シェパードらしき犬が鹿を襲ったという報道がされておりました。まぁ・・・これをみて、またか。。。って思ったのは言うまでもないですが、、、。今回の記事は管理人である、私えたばりゅの個人的感情ありまくりの記事ですので、まぁ・・・聞いてやるか(・・)ノ っていう方。もしよろしければお付き合いくださいましm(__)m

宇治の野犬騒動のニュースをみ(てしまっ)て

先日宿直を終え、帰宅し何気なしにTVをつけると、昼のニュース番組がたまたま映り、京都の宇治市でシェパードと思しき犬が鹿を襲っていたとの報道がされておりました。襲っている動画でもあるのかと思うと、そういった動画ではなく一般住民から提供されたであろうシェパードらしい犬が鹿を咥えている静止画像を紹介し、「鹿を襲った」と大々的に報道しておりました。

ニュースってこれでいいの?

この静止画をもとに、目撃証言も織り交ぜながら、注意喚起などしておられましたが、目撃証言によると、この鹿を咥えた犬がいたということでした。

京都宇治市で野犬が子鹿襲う 目撃情報も相次ぐ

MBS NEWS 関西のニュースより

動物である以上、「襲う」のは当たり前

確かにジャーマンシェパードドッグは、個体によっては他の種に対して攻撃性を出すこともありますが、それはあくまで個体の可能性の部分であり、これは何もジャーマンシェパードに限らず、チワワでも同じことです。また、犬は基本雑食とはいえ、食性は肉食に近い雑食。本能から、他の種に対しての攻撃性を出すことはよくあることであり、その本能を利用したのが猟犬となります。

また、人間なんて捕食目的以外でも、頻繁に他の生物を「襲って」おりますよね。自分の欲求目的(スポーツハンティング)であったり装飾の確保であったり。

飼い主の責任という根本問題が皆無

また、この犬のことが報道されていた時、その飼い主のことについては「この地域でシェパードが逃げたという連絡が入っていないので、他の地域から来た飼い主が捨てた可能性がある。」とサラサラっと、コメントがあったのみ。野良犬であれば、飼い主はいないだろうと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、今回報道されていた犬はジャーマンシェパードドッグの可能性が高く、私えたばりゅもそのニュースの画像を見たとき、おそらくジャーマンシェパードだろうと思いました。

となると、純血種。野良犬はいるものの、純血種で生粋の野良犬というのは、いないとは言い切れませんが、限りなく可能性は低くなります。なぜなら、人間がかかわれば意図的にその犬種同士で交配させることになりますが、野良犬同士、または片方が野良犬の場合も、犬が自分の犬種と同じ犬種の犬を選定して交配することはないからです。

例えば、

  • 野良シェパード
  • 野良ダックスフンド
  • 野良セントバーナード
  • 野良チワワ etc

・・・きいたことないですよね。

ということは、この犬がジャーマンシェパードであった場合、かなりの確率で飼い主がいる(いた)ということになります。

となると、小学校などが近くにあるような環境で、飼い主がジャーマンシェパードのような大きな犬を放し飼いにしている。もしくは捨てた。ということになり、飼い主の責任はいずれにせよ重大であるといえます。といいますか、私えたばりゅにはこちらのほうの問題がかなり大きいと思わずにはいられないのですが。

そういった根本の大きな問題にはほとんど言及せず、終始の情報を確認もせず、シェパードが鹿を咥えている静止画を取り上げ、視聴者の恐怖心を煽り立て、近隣住民の「怖い」「恐怖だ」といった類のコメントのみを流すその報道。

とてもではないですが、公平性を保っている報道とは思えず、もう少し根本の問題にも言及してほしいと思うところであります。

犬に対する恐怖心を煽る前に、なぜそのような経緯になるに至ったか、そもそもその根本を作った飼い主の責任問題はどうあるべきなのかなどを重点的に報道すべきではないのかなと思う次第でございます。

最後に

いや~・・・。なんというか、いや。何とも言えないです。

やはり、ニュースといえど、報道内容を鵜呑みにする前に本当にそうなのか。という疑問を持つことがやはり大事だといえそうです。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

-えたばりゅコラム