こんにちは(^^♪えたばりゅです。
突然ですが、「ペットロス」という言葉、耳にされたことがあるでしょうか。最近は、ペットは家族。という認識もかなり増え、ペットたちを家族の一員として接してくれる方たちが増え、本当にうれしいですよね。
しかしながら、それと共にある飼い主様の心の病も聞くようになってきました。
それはペットロス。
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。今回は、このペットロスについてのご紹介と万が一、ペットロスになってしまった時の克服方法をご紹介しようと思います。ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
ペットロスにかからないために、また万が一かかってしまった時、どう克服するか
ペットロスとは、必然的、もしくは突発的にペットとの死別が生じてしまったときに生ずる飼い主様のお心の疾患ということになります。
必然的とは、老衰や病気による死別。
突発的とは、交通事故や疾患の中でも、突然死もしくはそれに近いようなもの。例えば、心臓麻痺、そして当ブログではその恐ろしさをお伝えした胃捻転、そして麻酔による事故死もこれに当たるかと思います。
ということは・・・
そうなんです。もちろんペットの種類によって、なる・ならないはもちろんなく、ペットとの死別の仕方でも上記で上げる通り、必然的・突発的問わずペットロスに陥る可能性がある。
ということは、やはりすべての飼い主様に可能性があるということになります。
そして、もちろんペットとの暮らしは、ほとんどの飼い主様にとってかけがえのないもの。極端な話、共に暮らした時間が、1時間であろうが、20年間であろうが関係ありませんよね。
私も、先代犬チロが天寿を全うした時、それが老衰といういう、最高の大往生を愛犬が成し遂げたにもかかわらず・・・
あの時ああしてあげていればよかった
あの時怒らなければよかった
あの時少し当たってしまったかもしれない
あの時・・・あの時・・・。
と、本当に数か月間は、心に大きな穴が開いたようで、家に帰ってもチロがいないことが本当につらくて仕方がありませんでした。今思えばもっとその大往生を喜んで送り出してあげるべきだったと思いますが。。。
それを踏まえて敢えて
しかしながら、そんなことを思い詰め、飼い主が長い間ふさぎ込んでしまい、その貴重な人生を自分のために、あえてこう申し上げます。「無駄にしてしまう」ようなことをペットは望んでいないと思うのです。
ああしていれば。こうしていれば。など、このようなことを後悔しても、いうなればどうすることもできず、後の祭りというの。そして、やはり後悔は何も生み出さないものと個人的に思いますので。
とはいえ、ペットと過ごした時間はその飼い主様にとってかけがえのないもの。分かっているとはいえ、その別れは本当につらいものです。特に急に訪れる別れではなおさらのこと。そこで、ペットロスをできる限り防ぐ方法をここでお伝えしようと思います。
ペットロスにできるだけかからなくするために
1.突然死を防ぐ最大限の注意を日ごろから払っておく
これについては、心臓麻痺やその他の突発的疾患は防ぐことができませんが、胃捻転や交通事故死については私たち飼い主の心構えでその可能性を軽減することができます。
2.その時にできる最大限のことをする
やはり、どうしても何かしら忙しいとき、そして仕事から帰ってきて疲れているときなど、にペットがそばに来た時など、相手をしたり遊んだりするのを後回しにしてしまいがちですよね。
でも、えてして不思議なことに別れが来た時ほど、そういったことが思い出されやすいもの。
3.そういう時が訪れたとき、後悔しないような接し方を心掛ける
やはり、すべてではないですが、ペットロスに陥りやすくするのはこの「後悔」という感情が大きく飼い主様の心を占めてしまうことが大きなきっかけになることは多くあります。ですので、そのような別れが訪れたときも、絶対に後悔しないような接し方を心掛けております。
そして、
命ある者同士。いつかは別れが来るということを頭の隅に置いておく。
というところでしょうか。
ペットロスにかからないように心掛けていることは、この3つ。・・・意外と少ないでしょ。
いやいや、そんなことはわかってるけど; ・`д・´)
ですよね。
いくら日常的にそのように心構えていたとはいえ、日々の癒し・楽しさ・共に過ごした時間というものはそうそう簡単には割り切れるものでなはいというもの。もし、アナタがペットロスに陥ってしまったとき、それを脱却させる方法をご紹介しようと思います。
万が一 ペットロスに陥ってしまったら
万が一、ペットロスに陥ってしまったら、どうしても日々の生活に支障が出てきてしまいます。それを脱却させるのにはいくつかの方法があります。
すべてを時間に任せる。
未来永劫、その感情をその強さのまま持続させるというのは、もちろん不可能ですよね。どのような感情であれその強さは時と共に薄らいでいくというもの。時間はかかりますが、自分の中でその別れを受け入れる時まで、時に任せるという方法です。しかしこれにはデメリットももちろんあり、悲しみが深い時間が長いあまり、うつ病や感情が安定しなくなる、思いつめるあまり胃潰瘍を併発するといった別のリスクを生じさせる可能性もあります。
ですので、時間に任せる場合はできるだけそのことを考えなくするということも重要になってきます。
臨床心理士などによる、心理療法を受ける
ペットロスは心の疾患の部類に入りますので、こういった臨床心理士による診療治療プログラムを受けることも可能です。ただ、こういう治療を受けようとする飼い主様ご自身の前向きな気持ちももちろん必要であり、深い悲しみにとらわれているときなどは、そこまで考えが回らないこともあるかと思います。そういった場合、ご家族やご友人の方などの後押しも必要になるかと思います。
そして、3つ目の方法は・・・
新しいペットを迎える
コレは納得できないという意見も多いかと思います。
しかしながら、最愛のペットとの別れからくるペットロスを癒す方法は新しいペットを迎える。これがペットロスを癒す上で、一番早い方法であると考えております。
そんなすぐには心の整理はつかない。
もしくは、
そんなに早くに次の子を考えるのは亡くなった子に申し訳ない。
こう思われるのではないでしょうか。しかしながら、かけがえのないペットとの別れがあってからでも、そこで時が飼い主様の気が済むまで止まるわけではもちろんなく、飼い主様の気持ちとがどうあれ、時というものは刻み続けます。
もし、申し訳ないという風に思うのであれば、いつまでも、もう戻ることないペットのことを思い、悩み、後悔し、ふさぎ込むことの方がそのペットにとって申し訳ないことではないかなと思います。それでも、躊躇されるアナタ。そこまでペットについて思っていただけるアナタ。
僭越ながら、動物保護に携わる者から言わせていただけるとすれば、
そのようなあなたであれば、つぎのペットにもしっかりと愛情を持って接していただける方だということです。
そのような方が、先代ペットを思うあまり、ふさぎ込んでしまうことはやはり本当に悲しいことではないかなと思います。動物保護施設で、こういったお話を頂いたとき、
私が決まってその方に申し上げることがあります。それはというと・・・
「では、助けるという視点になってみてはいかがでしょう。」です。
どういうことかといいますれば、世には現状で飼い主がいないペットというのは膨大な数がおり、その中の多くは残念ながら、次の飼い主に巡り合うことなく、寿命が来てしまう。もしくは殺処分されてしまう。
という現実があります。そのようにペットに愛情を注いでいただける方が、次の飼い主様になっていただければ、そのペットはそれから後の余生を安心して暮らすことができるようになります。
もちろん、人と共に暮らしますので、絶対ということは残念ながらありませんが、そういう方はペットにとって何が一番最良かを考えていただける方だと思うんですよね。
また、同じ種類のペットを迎えたとしても、人間と同じく性格はペットもそれぞれ。また違った性格を見せてくれるので、また違った魅力を発見することができます。そして、そうしていく中で先代ペットと過ごした経験がすべて無駄になることがなく、次のペットとの生活に活かされていきます。そうしていく中で、気持ちが不思議と整理されていくんです。
それに、新しいペットを迎えたからといって、先代ペットとの共に暮らしたかけがえのない時間がリセットされてしまうわけではもちろんないですし。むしろ飼い主様の心に永遠にかけがえのない思い出として、刻み込まれるものだと思いますので。。。
いかがでしょう。かけがえのない、ペットとの別れで負った傷は新しいペットが癒してくれるということ。なんとなく、分かっていただけたのではないでしょうか。
最後に
いかがだったでしょう。今回はペットロスという少しデリケートなことに触れさせていただきました。
かけがえのないペットとの別れというものは、ペットと共に暮らす者として本当につらいところであり、いない生活に慣れることは、本当に時間がかかるといえます。そして、場合によってはペットロスに陥ってしまい、その悲しみからなかなか抜け出せないこともあるかと思います。
しかしながら、それを乗り越えてご自身のかけがえのない人生も大切にするということも、大切なのではないでしょうか。
そして、まだ現状毎日殺処分されるペット、飼い主から見放されるペットはもちろんいるわけで、そういったペットたちもあなたのお心ひとつで助けることができる可能性があるということが少しでもお伝えできれば幸いです。
今回は少し重い内容を含みましたが、ペットと生活するうえでやはり絶対に通る道。
僭越ながら、私も1000を超える命との別れと向き合ってきましたが、こればかりは慣れないもの。
ですので、その子と接することによって、その子が教えてくれたことは、他の子たちにより良い生活をしてもらうために存分に生かしております。
よければ、ご参考ください。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます(^^♪