こんにちは。えたばりゅです。
ご旅行、帰省などでおうちを数日間留守にしなければいけなくなった時、ペットホテルさんやペットシッターさんにご依頼されて、愛犬・愛猫などペットを預かっていただいたご経験がおありかと思います。
しかし、ご自宅の愛犬、愛猫が人懐こく、大人しい性格であればいいのですが、中には勇猛果敢な性格をしていたり、極度の寂しがり屋さんだったりすることから、他の人、またはペットを咬んでしまったり、寂しくて鳴いてしまったりで、預かりをペットホテルで断られてしまったご経験はないでしょうか。
しかしながら、どうしても家を数日間留守にしなければならず、困り果ててしまった。
ご自宅の愛犬・愛猫の性格によっては、このようなトラブルが起きる可能性も。そこで今回は、家をどうしても空けなければならず、ペットを連れていくことができない。そういった時、ペットホテルさんやペットシッターさん以外で大切な愛犬や愛猫を預かってもらえる可能性がある場所を3つご紹介したいと思います。
ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
咬む、吠える でペットホテルを利用できなかった時はココを頼ろう!頼れる3つの場所とは
まず、なんで、そもそもペットホテルやペットシッターという、ペットを預かる事を生業としている事業者さんが、咬むや吠えるなどといったことがあるとはいえ、大事な顧客を逃がすようなことをするのか。その理由からお伝えしようと思います。
咬む、吠える でペットホテルさんやシッターさんが預かりを断る理由
実はこのようなケース。意外と多くてですね。ペットホテルさんが犬や猫の預かりを断る理由として・・・
- 咬まれてしまった場合、そのお店のスタッフの方の仕事に支障がでる
- 吠えたり鳴いたりすることで、他の個体まで鳴いたり吠えたりする
などがあります。
そんなものは店の都合だろうがッ(゚Д゚)ノ
とお怒りになられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、例えば、もし万が一咬まれてしまった場合、やはり咬まれる確率が多い場所といえば、その預かっている犬や猫たちをお世話するために直接動作をする「手」をかまれる可能性が高いといえます。
手は先ほど申し上げた通り、ペットたちのお世話をするうえでは、とても重要な場所。
そこを咬まれてしまうと、どうしても作業効率が落ちてしまい、そのけがの程度にもよりますが、最悪の場合、他の預かっている犬や猫などのペットのお世話ができなくなってしまいます。そして、こういったところは小規模で運営されていることがほとんどで、中には代表者兼従業員で切り盛りされているというお店も多々あります。
そういう中で、やはり咬まれるというのはどうしても避けなければならないこと。咬まれてしまうと、営業ができなくなるケースもありますし、そうなってくると他に預かりを必要としておられる顧客にも影響が出てしまう・・・。このようなことが理由になります。
いかがでしょう。なぜ断るケースがあるのか、こういった事情があると考えると、それも致し方ない気がしてしまいますよね。
とはいえ、やはり飼い主様にも外せないご用事があるというもの。
すべてのペットホテルやペットシッターさんがこういった犬や猫の預かりを断るというわけではございませんが、万が一お断りされても何卒憤慨なさらず、まずは一呼吸おいていただき、そういったケースのために、これからご紹介する選択肢もあるということを頭の隅にでも置いていただけると幸いです。
咬む、吠える、引っかく犬や猫でも預かってくれる可能性がある場所
先ほど申し上げた通り、全てのペットホテルさんやペットシッターさんが断るといったことではないので、根気よく探してみる、というのも一つの方法ですが、こういった選択肢もあるというところをご紹介しておきたいと思います。
親族、もしくは気心の知れたご友人にお願いする
これが意外と盲点でして、律儀な日本人。やはり預けるにはしっかりと預かりの料金をお支払いし、預かっていただく。
という意識が先行してしまい、親族(親・子・兄弟・いとこなど)の方の存在をすっかりと忘れてしまっている方がおられます。
むしろこういった方であれば、過去にペットと面識があるケースも多いかと思いますし、「我、二君に仕えず」といった、武士のような性格を宿した犬や猫でも、慣れるまではいかなくとも、全然知らないペットホテルの方やペットシッターさんよりは、多少心を許している可能性もあります。
とはいえ、咬む、吠える、ありきという前提になりますので、どういったときに咬む、もしくは吠えたりするのか、できる限り細やかな情報は提供するようにしましょう。
また、これは咬む、吠えるなどの行動がある子以外でも経済的にも優しい選択肢ですので、このような方々に一度お願いしてみるということも手として考えてみてはいかがでしょう。
動物病院にお願いする
動物病院であれば、ペットホテルも兼業されているところが多く、こういった、咬む、吠える、ひっかくといった行動がみられる犬や猫などの扱いにもある程度慣れていらっしゃるので、こういった犬や猫でも預かっていただける可能性はあるかと思います。
しかしながらやはり動物病院であっても、手を咬まれてしまうと診察などに支障が出るのは同じことで、ことに獣医さんであれば手術の時にかなり細かで繊細な作業を必要とします。ですので、ペットホテルさんやペットシッターさんと同様、お断りされる場合もありますので、そちらの方はご了承いただけましたらと思います。
民間の動物保護施設にお願いする
こちらはある意味、こういった性格のペット専門といいますか、
- 咬む
- 吠える
- 鳴く
- 引っかく
- 怖がり
- 攻撃的
などそういった犬や猫の扱いはやはり慣れているといえます。ですので、親、兄弟などのご親族も難しい、動物病院でも残念ながら断られてしまった。そういった時は一度、こういった民間の保護施設にも一度お問合せしてみると良いかと思います。
ただし、民間の保護施設は玉石混同なのが実情。例え、その施設がペット預かりをしているとしても、一度どのような場所なのかは、見学されている方がいいかなと思います。
また、民間の動物保護施設という環境上、どうしても他の預かり専門を生業とされておられるペットホテルさんであったり、ペットシッターさん、そして動物病院さんなどとはそのサービス性能は落ちる可能性はあります。
いかがでしょう。咬む、吠え癖、鳴き癖・・・これらがあると、どうしてもこういったサービスを断られてしまうこともあります。ですが断られたとしても、まだこういったところに可能性があるということを頭の片隅に置いていただくともしもの際、選択肢が広がると思いますので、よければご参考ください。
預かりサービスを受けるにあたっての必須準備事項
上記のような咬む、鳴く、吠えるなどの犬や猫の性格上の問題については、その業種によってというところがありますが、
これをしておかないと咬む咬まない以前の問題でサービスの提供を断られる可能性が高いです。
といいますか、ほぼほぼ断られてしまうか、病院が併設されている場所であれば、それを行ったうえで。というのが条件で付きます。
それは何かといいますと・・・
ワクチン接種
狂犬病は法律で義務化されておりますので、当然なのですが、もう一つのワクチン、混合ワクチンでございます。
こちらは法令による接種義務はございませんが、混合ワクチンで防ぐ感染症の中にはかかるとその個体はもちろん、他のペットにも感染を及ぼし尚且つ、他の個体の命をも脅かす可能性がある非常に恐ろしいものもございます。ですので、こういったペットの宿泊サービスを受ける際には狂犬病はもちろん、混合ワクチンも済ませておきましょう。
その際は、ワクチン接種証明書を摂取先から頂くのを忘れないようにしていただけましたらと思います。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、咬む、吠えるといった犬などのペットたちをどうしても預けなければならないとき、そしておよそ思いつくサービス、ペットホテルさんやペットシッターさんに性格上の理由で断られてしまったとき、預かっていただける可能性があるところを3つご紹介しました。
結構意外なところもあったのではないでしょうか。そして、前述したとおり全てのペットホテルさんやペットシッターさんが咬むや吠える、鳴くといったペットを完全拒絶するわけではありません。ですので、まずはこういった業務を専門としておられる、ペットホテルさんやペットシッターさんにお問い合わせいただくと良いかと思います。
あと・・・、小規模といいましたが、それがミソなところもありまして、小規模で運営されているということは大規模で店舗展開されているお店よりも、比較的小回りが利きやすいというところもあります。一度断られても、
「そこを何とかッ(T▽T)m(__)m(T▽T)m(__)m」
と言った諦めないお心が、人とのつながりを生むやもしれません。あとはお泊り用のペット部屋までは飼い主様自身で連れていくなど、相手側のリスクをできるだけ軽減するといった交渉をしてみるのも一つの手。こうすることで、咬む子はもちろんのこと、怖がりの子がふいに怖がって暴れて何らかの偶然が重なり逃げてしまう。といった、その子の命にかかわるような重大なリスクも軽減することができます。ここは可愛いペットのため、少し留守にする間少しでもストレスのかからない環境を提供してあげたいものですよね。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。