えたばりゅコラム

カバの大量死 死因は炭疽菌??

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こんにちは(^^) えたばりゅです。
こちらでは、私えたばりゅが主に生き物関連のニュースなどに反応し、独断と偏見感満載に解釈するコーナーです。ですのでそういったものが苦手な方は、スルーして頂けましたらと思いますm( _ _ )m

先日、例のごとく我がフェイバリットメディアである、NATIONALGIOGRAPHIC 日本版の記事にお邪魔しているとちょっとショッキングなニュースが掲載されておりました。それはアフリカのナミビアで100頭以上のカバが死亡しているのが見つかったという記事です。今回はその記事を少しシェアしようと思います。少しショッキングな内容ですが、最後までお付き合いいただけましたらと思います。

ナミビアでカバが大量死 死因は炭疽(たんそ)菌か

まずはこちらの記事をご覧いただけましたらと思います。(カバが死亡している画像が含まれます。苦手な方はスルーお願いします。)

100頭以上のカバが大量死、炭疽か? ナミビア
わずか1週間で多数のカバが犠牲に、死骸は国立公園に点在

NATIONALGIOGRAPHIC 日本版 NEWS 環境 2017.10.13 配信記事より

いかがでしょう。こういった光景は本当にショッキングですよね。この死因は目下調査中であるということですが、タイトルのとおり、死因は炭疽(たんそ)菌が原因となる炭疽症が大量死の原因ではないかと仮説されております。

炭疽(たんそ)菌とは

炭疽菌とは主に土壌に生息している細菌で、最初にワクチン開発に貢献した細菌でもあり、そういった意味ではかなり重要なポストにいる細菌になります。ただ、炭疽菌といってもその種類は約1000種にものぼり、私たちのような生物の体内では発祥しないものから、生物兵器に利用されるものまで様々な種類があります。

生物兵器の開発基準として・・・

  • 人から人への感染が見受けられない
  • 短期間で命にかかわる症状を引き起こす
  • 使用した後の原状回復が容易
  • 有効な治療薬やワクチンが存在する

といった基準が設けられています。炭疽菌もこれに当てはまるとされていたのですが、使用した場合炭疽菌の土壌汚染が半永久的に続いてしまうことやワクチンの有効性が充分証明されないことが分かったので実戦使用には至っておりません。

また、国際法では上記のような基準云々ではなく生物兵器自体の使用は禁じられておりますので、使用すると国際法に照らされ処罰されることになります。

・・・ただしテロ組織などの過激派にはそういった法律というものが全く通用しないため、2001年に起きたアメリカの同時多発テロで使われてしまいました。日本でもオウム真理教が炭疽菌を使用したテロを企て、実際に使用しましたが、そのときは前述した生物の体内では発症しない種類であったため、この時は異臭騒ぎのみで事なきを得ております。(亀戸異臭事件)

生物兵器などとおよそ穏やかでない言葉も出てくる炭疽菌。残念ながら土壌に生息する常在細菌のため駆逐することはほぼ不可能になります。炭疽菌が特に多く生息している地域は世界で2箇所存在しており、ひとつは地中海周りのスペインやギリシャ、トルコ、パキスタン、イラン。そして、もう一つは赤道付近のアフリカ地帯になります。

アフリカの動物には大打撃の可能性も

今回大量死が見つかってしまったカバですが、IUCN(国際自然保護連合)では危急種に設定されています。アフリカに暮らす動物たちは動物園やサファリパークでもよく目にするため、生息数には意識が向かないことが多いですが、現在アフリカに生息している動物の多くが生息数を急速に減らしており、もしこういった細菌由来の死亡が流行すると、食物連鎖も相まってさらに事態が深刻化する可能性もあります。

IUCN(国際自然保護連合)が定めるカバのレッドリストはこちら

現地では死亡したカバの焼却処置なども呼びかけているそうですが、発生地域がかなり奥地であることとインフラの問題等からなかなか進んでいないようです。

最後に

いかがだったでしょう。今回はアフリカにおけるカバの大量死とその死因について仮説されております、炭疽菌をご紹介させていただきました。げに恐ろしきは目に見えぬ存在といいましょうか。残念ながらこういった細菌由来の野生動物の大量死では私たち人間が野生動物のためにできることは今のところ少ないといえます。

将来炭疽菌に有効な成分が開発され野生動物に対しても特効薬の投与などが出来る技術が開発されることを切に願うばかりです。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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