動物雑学

犬と猫、聴覚と嗅覚って人間との差はどれくらいあるの??

こんにちは(^^♪えたばりゅです。

この度、新コーナーを設立しました。このコーナーでは、日常ふと疑問に思うような動物に関する雑学などを取り扱っていくコーナーです。

あなたが生きる上で、必ずしも身につけないとならない必要な知識ではありませんが、色々な動物に興味を持つきっかけになったり、飲み会の話のネタに使えたりと、何かと便利なコンテンツになっていますので、ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

犬の聴覚、嗅覚そして猫の聴覚、嗅覚を比較してみる

犬や猫たちが持っている

嗅覚

聴覚

これらは、私たち人間と比べると、かなり優れているっていうことはよく知られていますよね。

では実際には、一体どれほどの違いがあるのか

今回は、犬、猫、そして人間。

それぞれの嗅覚、聴覚の比較をランキング形式でご紹介していきましょう。

犬、猫、人間の聴覚比較ランキング

まぁ・・・最下位おおよそお分かりかと思いますが、

それぞれの聞き取ることができる周波数を比較してみましょう

  • 犬:約15~5万ヘルツ
  • 猫:約30~6.5万ヘルツ
  • 人:約20~2万ヘルツ

猫たちは聴き取れる低周波はそれほど人と変わらないものの、

高周波はかなりの音域を敏感に察知できる耳の構造になっているんです。

その総合力においては、

なんと人間の約10倍にも及ぶことがあります。

猫たちの聴力が非常に優れているわけ

なぜこのような聴力があるのかというと、猫たちは狩りの際に、聴覚を頼りに獲物を探したり、獲物の位置を特定したりします

夜に狩りをすることが多い猫たちは、

視界が効かない暗い中でも、

獲物が発するわずかな足音や鳴き声を察知し、相手に気づかれることなく忍び寄ります。

そして、獲物の射程距離まで入ると、電光石火の必殺の一撃を加えます。

いわば、猫は自分たちが生き残る為に聴覚を一番発達させた動物でもあるのです。

ですので、順位としては

  • 1位:猫
  • 2位:犬
  • ビリ:人間

ということになりますね。

ちなみに犬や猫たちは就寝時でも聴覚は鋭く働いています。

寝ている愛犬や愛猫に、そ~~っと近づこうとしたけど、気づかれしまった。

なんてことは、一度はご経験があるのではないでしょうか。

犬、猫、ヒトそれぞれの嗅覚

ではそれぞれの嗅覚について比較をしてみましょう

  • 犬:人の約100万倍~1億倍
  • 猫:人の1万~10万倍
  • 人:猫の約10万分の1、もしくは犬の1億分の1

いかがでしょう。これは、やはり犬がダントツという感じですね。

犬はその嗅覚を高く評価されて、

  • 猟犬
  • 警察犬
  • 麻薬探知犬

などなど、それぞれの分野で活躍する動物。

ですので、やはりその嗅覚には目を見張るものがあります。

中には、嗅覚を使い、人の腫瘍を探し当てる、ガン探知犬といった活躍をしている犬たちもおります。

ということから、嗅覚においては

  • 1位:犬
  • 2位:猫
  • ビリ:人間

ということになりますね。

では、次に犬や猫たちが持っている嗅覚や聴覚で、よく勘違いされがちなことをご紹介しましょう。

犬や猫の嗅覚による勘違いあるある

犬、そして猫の嗅覚や聴覚ってよくこう思われてるんですよね。;

人間よりも強く匂いを感じたり、音が大きく聞こえたりしている。

ってよく思われがちなんですが、

これについてはそうではなく、匂いをかぎ分ける能力が人よりも優れているということなんです。

もうひとつ、

犬や猫は嗅覚が優れているので、遠くの匂いも感知できると思われがちのですが、

こちらについてもそうではなく、近辺に同じ匂いがあるから、その匂いをたどることができるということなんです。

犬や猫たちが地面などに鼻を近づけて匂いを嗅ぐのはそのためなんですね。

さらには一度嗅いだ匂いは、しっかりと記憶できており、また同じ匂いを嗅いだ時、

記憶の引き出しからしっかりと同じ匂いを出してくることができるんです。

犬たちがいろいろな分野で匂い探知のエキスパートとして働いてくれているのは、このためなんですね。

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ちなみに、

犬や猫たちが家の方の誰かが近くまで帰ってきたとき、

よくソワソワする仕草をするかと思うのですが、

あれは匂いを感知しているのではなく、

聴覚で飼い主様の足音を聞き分けていると考えられております。

最後に

いかがだったでしょう。今回は犬や猫たちの聴覚や嗅覚についてご紹介させていただきました。

視力は人間に一日の長があるものの、

聴覚や嗅覚においては本当に優れた能力の持ち主ということがお分かりいただけたかと思います。

加えて、犬や猫たちがもう一つ優れている点は気配を察知する能力。

いわば第6感的な能力。

ある意味空気を読む能力とも言えますよね。

この能力も彼らが野生での生活を営んでいたころの名残であり、気配を察知する能力にかけてしまっていれば、

外敵などの接近に全く気付くことができず、それは自然界では死を意味します。

聴力や、嗅覚の発達は狩りの時はもちろんの事、

外敵やライバルの接近などにも大いに役立っていたといえます。

・・・それにしても、犬や猫たちは普段どのような音や、においの感じ方をしているのでしょうね。

これは気になるところでありますが、

それを分かるには私たち人間が犬や猫並みに嗅覚や聴覚を発達させる必要がありそうですね(;^ω^)

では、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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