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ヒョウとジャガーの違いはココだ!単体でも見分けるポイントもバッチリ解説!

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、美麗且つ力強いネコ科動物、ヒョウとジャガーの違いについてバッチリ分かりやすく解説してみたいと思います。双方共々力強い資質はもちろん、超美麗な姿をしていて、かなり似通った両者なんですが、実は色んな所に違いがあったりするんですね。

こちらの記事ではヒョウとジャガーをそれぞれ単体で見た時にも両者をバッチリ見分けるポイントも併せて解説しております。なので、お読みいただくことによって、ヒョウとジャガーの違いがバッチリ分かるようになりますので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

ヒョウとジャガーの違いはココだ!姿で見分ける最大のポイントとは!?

ヒョウとジャガー。いや~・・・本当に双子といってもいいほどよく似ていますよね。上の画像、左がヒョウで右がジャガーなのですが、一見するとまったく同じようにしか見えないその姿。っていうか、同じ動物といわれても納得してしまいそうなほど。

実際ヒョウもジャガーも同じネコ科動物で、ヒョウ属に属しているんですが、それはライオンやトラも同じですもんね。トラやライオンとヒョウやジャガーを間違えるということはさすがにないと思うんですが、では、同じようにしか見えないこの両者。いったいどこが違うのでしょうか。

では、早速両者の違いに迫っていきましょう。

ヒョウとジャガーの違い1.生息地の違い

まずの違いとして、めちゃくちゃ似ている両者なんですが、生息地に明白な違いがあるんです。ヒョウはロシア東部から、中国、東南アジア、インド、アラビアからアフリカにかけて、点在的ではあるものの、その生息地は幅広く生息しているのに対し、ジャガーの生息地は中央アメリカから南アメリカにかけてなんですね。

姿こそまったく同じようにしか見えない両者ですが、実は生息地自体は大海を隔てた、かなり離れた場所で暮らしているんです。

ちなみにヒョウはネコ科動物の中では、イエネコを除くと一番広い地域に生息していることで知られているんです。

ヒョウとジャガーの違い2.習性の違い

また、ヒョウとジャガーでは持っているその習性にも違いがあるんです。ヒョウは樹上を好んで生活していますが、ジャガーも木登りは得意ではあるものの、その生活は主に地表。また、両者共々優れたハンターである事は間違いないんですが、仕留めた獲物を隠す場所も違ったりするんです。

ジャガーは仕留めた獲物は茂みに隠すことが多いのに対し、ヒョウは高確率で木の上に持ち運ぶんですね。

これは両者の主としている生活の場の違いもあるんですが、ヒョウが暮らしている生息エリアにはトラやライオンといった、ヒョウよりも大型の捕食動物が暮らしており、そのほかにもリカオンやハイエナ、ドールなどといった強力なライバルたちがひしめいているんです。なので油断しているとすぐにそういった他の捕食動物たちが仕留めた獲物を狙って集まってきてしまうんです。

場合によってはせっかく仕留めた獲物を横取りされてしまうことも少なくないんで、ヒョウはそれらの捕食動物たちが上ってこれない、より安全な樹上に獲物を運ぶようになったと考えられているんです。

その一方、ジャガーが暮らしているエリアでは、ジャガー自体が食物連鎖の頂点に君臨しており、トラやライオンといったジャガーより大型の捕食動物もいないため、隠し場所が茂みなどの地表エリアでも、ヒョウよりも獲物を横取りされる確率は少なくなるというわけなんです。

と、ココまでは生息地や習性の違いについて触れましたが、そうはいっても2頭一緒に並ぶと、どっちがどちらか、分からないですよね。では次にヒョウとジャガーの違いを単体でもしっかり見分けるポイントをご紹介していきましょう。

ヒョウとジャガーを単体で見分けるポイント 容姿の違い

え・・・?ヒョウとジャガーに容姿の違いなんてあるの?

って思われたかもしれませんね。それもそのはず。一見すると似ているどころか、全く同じ動物にしか見えないこの両者。

しかしながら、よく見てみると両者には違うところがあるんです。

まずは、体の大きさ。ジャガーはヒョウよりも全体的にがっしりした体格をしていて、大きさではトラ、ライオンに次ぐ3番目に大きな体を持っているんです。私もジャガーを間近で見る機会があったのですが、そのデカさは結構驚愕でした。

また、ジャガーはネコ科の中では、自分よりも体格の大きなトラやライオンを抑え、ネコ科の中では一番強い咬合力(アゴのチカラ)を持っていて、亀の甲羅ですらバリバリとかみ砕いてしまう程。

なので、ヒョウと比べるとその頭の大きさも大きいんです。

また、尻尾の長さにも違いがあってヒョウの尻尾の長さはジャガーよりも若干眺め何ですね。

でも、そうはいってもやっぱり似てますよね。まるで一覧双生児の双子。では、どこを見比べればヒョウとジャガーの違いを単体でも見分けることができるんでしょうか。実はそれは両者の代名詞ともいえる、美しい体の斑点の模様にあるんです。

ヒョウとジャガーを単体でも見分けるポイントは体の斑点の模様

上で述べたような違いはあるんですが、ヒョウやジャガーを単体で見た時でも、どちらがヒョウでどちらがジャガーか、見分けるポイントがあるんです。

それは、体の模様。

どちらも体には美しい斑点模様があるんですが、この斑点模様に違いがあるんです。ヒョウもジャガーも、足から腹部にかけてと頭部、尻尾には黒い斑点があり、背中や体の側面にはバラの花のような黒い斑紋があるんですが、この斑紋のところに両者の違いがあるんです。

ヒョウは斑紋があるのみですが、ジャガーには斑紋の中にも黒い斑点があるんです。

両者の違いが分かりやすい画像がこちら。

こちらがヒョウ。

そしてこちらがジャガー。

いかがです?ヒョウの体の側面の斑紋の中には斑点がないですが、ジャガーには斑点があるのがお判りいただけるのではないでしょうか。

コレがヒョウやジャガーを単体で見た時でも、両者をバッチリ見分けるポイントなんですね。ジャガーも個体によっては、その斑点が分かりづらい個体もいますが、個々を見ていただけると両者の違いがバッチリ分かるというわけなんです。

最後に

いかがだったでしょう。今回は超美麗なハンター、ヒョウとジャガーの違いをバッチリ分かりやすく解説してみました。こうしてみると、結構両者には違うところがあるもんでしょ。

ただ、ヒョウもジャガーも同じところもあって、それはどっちも今は絶滅が心配されていて、絶滅危惧種に指定されてしまってるんですよね。

場所によっては、数十頭しか残っていない種類がいる地域もあるほど。

こちらは、両者違わず、共々にV字回復と行きたいところですよね。ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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