こんにちは。えたばりゅです。
今回はとある記事の紹介です。ネコ科動物は現在14種類にメラニズム個体がいることが確認されているんですが、美しくも荘厳すぎるメラニズムなネコ科動物のそのうちの1種であるサーバルキャットのメラニズム個体の姿がカメラに収められたという記事を発見。
その貴重な姿も記事にあったので、シェアさせていただこうと思います。ではでは、今回も最後までお付き合いいただければ幸いです。
超希少なブラックサーバル発見! カメラにその漆黒の美しすぎる姿を現す!
こちら、通常のサーバルさん。美しさと野生のたくましさを兼ね備えています。
まずサーバルのことを簡単にご紹介させていただくと、英名を「Serval」、学名を「Leptailurus serval」という中型のネコ科動物で、アフリカの草原地帯を主な生活の場としております。
体長は約50~100cm。尻尾の長さは20~40cmで、チーターと同じような体毛を有しており、薄い茶色に黒い斑点模様が美しい動物です。体型もどちらかといえばチーター寄りのスリムな体型をしていて、そのお顔も小顔とスタイルのほうもバツグン。その身軽な体型でネズミや、鳥などを捕食して生活しております。野生動物としては珍しく、その接し方次第では人間にも非常に慣れるとされております。
ジャンプ力も非常に優れており、その高さは優に2mを超えるほど。ジャンプする距離は4mにもなります。え?助走??もちろんナシです。
そんなサーバルにとても希少な、メラニズムの個体、ブラックサーバルがカメラに収められたんですね。
荘厳すぎるブラックサーバルの姿
気になる黒いサーバルの撮影成功の記事はこちら
黒いサーバルの撮影に成功 小型野生ネコ ケニア
いやいやいやいや・・・非常に美しいですよね。
サーバルの黒変種(メラニズム)はクロヒョウやブラックジャガーと違い、非常に珍しく、カメラに収められることなどほとんどないとされております。撮影に成功したのは、カメラマンであるセルジオ・ピタミッツ氏。同氏は野生動物を撮影する際は珍しい対象を探して撮影しているのだそうですが、そんな彼でこそ「撮影できたのは非常にラッキー」というほど。
なんと、メラニズムのサーバルは過去にたった6例しか発見例がないとのこと。もはや神々しいですよね。そして、サーバルは主に闇夜での狩りを行うので、この黒い体は絶好の隠れ蓑になるような気がします。
最後に
いかがだったでしょうか。サーバルという、どちらかといえば珍しい動物のご紹介となりましたがその魅力を少しでもお伝えできていれば幸いです。それにしても、ブラックサーバル。黒変種(メラニズム)は、いわばアルビノと対を成すような存在。アルビノや白変種は本当に神々しいといえますが、メラニズム種は荘厳さにあふれ、その存在感はやはり素晴らしいですよね。このようにアルビノやメラニズムが生まれるのも自然界の魅力の一つなのかなと思います。
実はサーバル、他のネコ科動物と同じく、美しいその毛皮が目的となって乱獲されていて、生息数が減りつつあるので、この辺りはちょっと心配なところ。
その美しい姿をこれから先も見ることができるよう、私たちもできることをして行かねばですよね。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。