こんにちは(^^)えたばりゅです。
今回はペットフードについて掲載したいと思います。ペットフードはどのようなものを与えておられるでしょうか?お値段重視の大容量なフード、その犬種・猫種専用のフード、ドライフードタイプ、ウェットフードタイプ、そして療法食等々。様々なペットフードが存在していますよね。現在はペットフードと一口に言っても非常に多岐にわたりますので、どのようなものがいいか。判断に迷う事もあると思います。今回はその犬猫用ペットフードにスポットを当てて、それぞれのフードにおける一長一短をお伝えできればなと思います。ちなみに今回の記事はseesaaブログ時代のリライト記事になります。では、今回も最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
ペットフードあれこれ
ドライフード
その長所
いわゆるカリカリタイプのフード。こちらの長所と言えばやはりなんといってもその種類の多さにあります。お値段の安い大袋タイプ、目の飛び出そうな高級タイプ、その犬種・猫種に合わせて開発された専用のフード、持病を抱えるペット用に開発された療法食、本当にカリカリで堅いものから半生タイプのフード、そしてその容量や粒のサイズなど。飼い主様のお財布事情やペットの種類や大きさに合わせて様々な選択肢が用意されているのはドライタイプのフードが一番だと思います。
その短所
それではこのドライタイプのフードをご紹介したいと思います。ドライタイプのフードは油分がかなり含まれており、与える分量やその個体の日々の運動量などによってはかなり肥満になりやすい傾向のあるフードでもあります。また、犬のレトリバー系のようにその種によっては非常に下痢を起こしやすい種類もあり、そのような種類のペットやそういった傾向がある体質のペットがこのような油分の多いドライフードを食べると慢性的に下痢が続くことがあります。
また、そのフードの特性上かみ砕いて食べる必要があり、年を重ねて歯が弱ってきているシニアのペットたちには不向きなフードといえます。また、猫はよく口内炎を患っている個体がいますが、そのような場合も堅いドライフードであれば、口の痛みで食べることができない個体も多くいます。前述させて頂いたようなペットと共に暮らされておられる方はウェットフードを与えるか、少しお湯でふやかすと食べやすくなり、中の油分もある程度落とすことができます。
ウェットフード
その長所
こちらの長所はやはりその食べやすさになります。この食べやすさというのは素材の柔らかさもさることながら、そのにおいも起因します。ドライタイプのフードと比べてウェットタイプのフードは匂いもよくペットに伝わり、鼻や目の機能が衰えてきたシニアのペットたちもエサを容易に認識することができます。そして、ドライタイプのフードに比べて油分も少ないですので、ペットのお腹にも優しいフードだといえます。また、肥満体質のペットなどには効果的なダイエットフードともいえます。
その短所
短所はその名前の通り、ウェットタイプのフードですので、その原材料に多く水分が含まれているという事です。安価なものはほぼすべてが水分で、あとは香料などでごまかしているものもあります。水分が多く含まれているという事はそれだけ他の栄養素の実量が少ないという事になります。ですので、食欲もありしっかりと食べているのに一向に体重が増えない、もしくは逆に体重が減ってしまう事もあります。あと値段的なもので申し上げれば、ドライタイプのフードに比べると、その一回当たりの分量は、ウェットタイプのフードの方がお値段が高めになっていることが多いというところになります。
療法食
その長所
こちらの長所は獣医さんが推奨しているという事。やはりペットたちも命あるものの宿命にもれず、様々な疾患にかかります。そしてその疾患はその個体によってさまざまであり、その体の機能が衰弱している所を食事面からもケアできるように作られているのが療法食です。獣医さんが推奨していることもありダイエットに向くものから、心疾患や結石に対応しているようなもの、または消化をサポートするものなど、その対応する疾患や状態は様々です。そして療法食はその個体のことを考え、ウェットタイプ、ドライタイプ両方用意されているものが多いです。ですので、各疾患がある子などは獣医さんに相談したうえで、この療法食を与えると進行を抑制したりすることもあります。
その短所
短所と言えば、「療法食」という事。例えるならば、人間でいうところの病院食。その個体の健康状態改善またはサポートすることを第一に考え作られているので、味の面は二の次という事になります。ですので、その個体によっては食べなかったりする場合もありますので、その際は獣医さんと相談しながらという事になります。また、ドライタイプ、ウェットタイプ共に一般的な犬猫用フードに比べると値段設定も高めになります。
ペットフード全般にありがちなこと
そして、ここからが少し注意してご覧いただくと嬉しい所になります。これはペットフード全般に言えるところであり気を付けないといけないところで、発色剤・着色料・保存料がふんだんに使用されているという事。また、ペットフードに関しては、人間用に加工されたものほど厳しい規則はなく、いわばペットフード業者様それぞれの倫理性に委ねられているところもあります。
例えば、チキンミール。こちらは鶏の様々な部位を使用し、それを粉々に粉砕したものを指します。値段重視のドッグフードなどの原材料を見ると、よく使用されていますのをご存知の方が多いのではないでしょうか。なぜ安価なペットフードに使用されているかというと先ほど記述した通り、鶏の様々な部位を粉々に粉砕して混ぜ合わせたものがチキンミール。どういうことかというと、本来ならば捨てるべき部位を使用したりするので、あのような安価でも十分に利益が取れるように作られています。
もちろん、そのペットフード業者様の企業努力により、あの価格が実現しているものも多いとは思いますが、中には原材料と呼ぶにも躊躇するような粗悪なものを使用している業者も存在する可能性もあるという事をご留意頂けたらと思います。
すべての短所を補うスペシャルペットフード
それでは、ペットたちに食べさせるものはある程度の短所も受け入れて与えないとならないのか?
いえ、実は市販されているペットフードの短所をすべて補えるといっても過言ではないスペシャルフードも存在します。それはこれ。
人用に販売されている肉や魚などを使用し、そのペットたちの親でもある飼い主様がご自宅の大事なペットのことを考えて調理したペットフード。そう、手作り食です。人用に販売されているものであれば、どの原材料も厳しい基準をクリアしている(原産国によります)、いわばとりあえずは安心して与えることが出来る原材料という事になります。そして、その原材料を用いて飼い主様がそのペットたちのことを考えて作ったペットフードほど最強のものはないといえるのではないでしょうか。
もちろんペットたちが食べるものなので、味付けなどは厳禁ですが、例えば肉類であれば、ささみや胸肉、切り落とし・軟骨や鶏の皮など、魚類でいえば小魚のアラや刺身の折に取り除く血合いなど、その栄養含有量が豊富な割に安価なものも販売されています。(血合いなどは廃棄されることが多いですので、魚屋さんなどで取り置きしててもらう必要がありますが)それをミキサーにかければ素晴らしい原材料に生まれ変わります。
さすがにこの辺りはムリにしても、人用のものならば基準も厳しく原材料としても安心できますよね(^^)
とはいえ、毎日手作り食は大変だと思いますので、手作り食をメインに与えることを考えるだけでもペットの健康状態は大幅に改善されると思います。例えば週4日ほどを手作りに変更するなど。。。ちなみに私えたばりゅ宅の愛すべき内弁慶たれ目ちゃんことラム君は、鶏肉の笹身やムネ肉、砂肝などがセールされているときに冷凍保存しておき、それをお米やキャベツなどと一緒に炊いたものが夕食になっています(^^) もちろん毎日はなかなか難しいので市販のペットフードに頼る日もあり、現在手作り食は週4~5日ほど。という事になりますが^^;
しかしながら、この手作りフードを毎日与えておられる超ツワモノがカナダにおられるんです。その方はultramomさん。愛息はジャーマンシェパードドッグのタロー君です。ultramomさんも最初は市販のフードをタロー君に食べさせていたのですが、ある大変ショッキングな出来事を気にタロー君の食事をすべて手作り食に変更。そして、その原材料も工夫しお財布にもタロー君の健康にも優しいものとなっております。しかもその作り方をご自身・・・じゃなかった。タロー君が執筆しておられるブログにて大公開されております。その記事がこちら。
そして、ultramomさんがペットフードから180度方向転換するきっかけになったことも綴られております。その記事がこちら。
この記事のリンクの記事もご覧いただいた方はお分かりだと思いますが、そんなこと起こらんでしょ。が起こってしまうのがこの世の怖い所。私えたばりゅも、本当にショッキングでした。これは個人的な意見で申し訳ないのですが、真っ当に企業努力をしてよいものを提供されておられる企業様を守るためにも、ペットフードの法整備はもう必要なところまで来ているのではないかなと思う次第でございます。
やはり、食べ物は生命活動を維持するうえで、なくてはならないものであり、また健康状態に直結するものといっても過言ではないといえます。できるだけ健康状態を害する可能性は避けてあげたいものですよね。ペットが少しでも長生きできるよう、日々の食事は是非とも考えてあげたいところであります。今回は久々に長い記事になってしまいました。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。