知っておかないと猫の健康や命に関わること

ペット 猫の関節痛について

こんにちは(^^) えたばりゅです。
今回ご紹介したいのは、猫の関節炎について。

人間でも、やはり関節痛はつらいですよね。そんな関節痛。やはり人間ばかりでなく、猫や犬などのペットもかかるもので、とりわけ猫は関節痛になりやすいといわれております。そんな猫の関節痛について、予防策などを今回ご紹介できればと思います。ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

猫につらい関節痛

ご自宅で猫と暮らしておられる方。最近猫が座布団の上から、あまり動こうとしない。また、高いところにあまり上らなくなった。などの行動の変化はありませんでしょうか。もちろん加齢による筋力の低下で、そういった変化は起きる可能性もあるのですが、もしご自宅の猫がこのような変化が見られた時、

関節痛を発症している可能性があります。

関節炎を発症している可能性がある行動の変化の目安として・・・

  • あまり活発に動かなくなった
  • 高い場所に上らなくなった
  • 寝ていることが多くなった
  • 立ち上がるスピードが以前よりもゆっくりになった

等があります。

関節痛は、骨と骨を結合部分を保護している軟骨が磨り減って、起きる症状で、発症すると何かしら動作を起こすたびにその結合部に負担がかかり、痛みを伴うものになります。こういったことから、もちろん老齢期の猫に関しては長年、動作を繰り返していますので、どうしてもこの関節炎を発症してしまうことが多いのですが、比較的若い個体(約5~6歳)でも関節炎を発症するリスクはあり、この年代を過ぎると約80%の猫が関節炎を発症するといわれております。

関節炎は不治の病

関節炎は一度発症してしまうと、完治させることが出来ない病気で、もっぱら痛みを和らげたり、関節炎の進行を遅らせるといった、いわゆる対処療法で対応していくことになります。つまり、発症してから先一生関節炎と付き合っていくことになります。

そして、猫が関節炎になっているのに気づかずに放置していると・・・

  1. 関節が痛いので、あまり動かず運動量が格段に落ちる
  2. 運動量が落ちるので、筋力が低下し、体重が増加する
  3. 体重増加に伴う重みでさらに患部を圧迫し、痛みが増加する
  4. さらに運動量が落ちていく・・・

このように負のスパイラルに陥ることになります。そうなってくると、体重はさらに増加し、肥満体型となります。肥満はやはり人間と同じくして、万病の元。肥満から心疾患を患ったり、糖尿病を発症したり・・・。

つまりは、関節炎が引き金となり、猫の寿命を縮めてしまう可能性もあるんです。そうならないと為にも、やはり関節炎に出来るだけかかってしまわないように予防策は必要といえますよね。では、関節炎を予防するには普段からどのようなことに気をつけると良いか。次からはそういった予防策をご紹介したいと思います。

関節炎を予防するために

1.肥満体型にさせない

肥満体型が万病の元になるということは前述したとおりですが、例え関節炎を発症していない状態でも肥満体型にさせないということは、かなり重要になってきます。肥満体型になってしまうと、もちろん足腰が支える重さが増し、各部位にかなりの負担がかかることになります。

もし、体重5kgの猫の体重が1kg増えたとして6kgとなった場合、それを体重60kgの人間に換算すると、単純計算ではありますが、約69.5kgに増加するということであり、約10kg弱の体重増加と同じ計算になります。

・・・そう考えると、たとえ1kgの増加であったとすれ、猫にとっては結構な体重増加ですよね(T▽T)

いわば、それに匹敵する体重の負荷がかかるということですので、やはり肥満体型には細心の注意を払うことが必要になるといえます。

2.運動は適度な量で

運動はやはり、ベストな体重・体型をキープする上では、人間と同じく猫のとっても必要不可欠なもの。ただ、かといって過剰に運動量があると、それは逆に各場所の関節を酷使することになります。結果、関節を保護している軟骨が早く磨り減ってしまい、関節炎を発症するリスクが高まるといえます。

ですので、やはり多すぎる運動量も関節炎を予防するといった観点で言えば控えなければならない事例かなと思います。

ですが、年齢や性格によってはかなり活発な性格を持つ個体もおられると思いますので、そういった場合は関節保護用のサプリメントや関節予防成分などが入った療法食の摂取を行うと良いかと思います。

いかがでしょう。やはり、体の各部位を守るには肥満にさせない。ということが重要になるといえそうですね。

最後に

いかがだったでしょう。今回は猫の関節炎についてご紹介しました。やはり、関節炎を発症してしまうと、楽しい猫じゃらしやマウストイの追いかけっこ。そして、キャットタワーの高台から飼い主を見下ろすw というような楽しみも出来なくなってしまう可能性があります。

そうならない為にも、日ごろからの関節のケアはしっかりと行っていきたいものですよね。

また、今回は猫にスポットを当ててご紹介しましたが、当然犬にも関節痛はおきるものであり、犬の場合は散歩に行ったり、犬種や飼い主様の思いによっては色々な競技に参加したりと、関節を使うシチュエーションはやはり多く、また老齢期になると、猫に比べ寝たきりになる可能性も多いです。

ですので、犬に関しても普段からの関節のケアはしっかりと行う必要がある問いえます。

では今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます(^^)

 

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