えたばりゅコラム

動物たちの闇取引から見える、需要をなくす必要性

こんにちは(^^) えたばりゅです。

今回は国内外で起きたある動物たちに関する闇取引に関わるニュースのご紹介と、そういったものをなくしていくためには私たちにどのような意識が大切か。

といった個人的意見を述べさせていただいております。

もしよければ、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

闇取引 ふれあいの舞台裏

まずはこの記事をご覧いただけましたらと思います。

【動画】目撃、森のナマケモノが捕獲され闇市場へ
生々しい現場、「動物たちとのふれあい」はこうして作られる、南米ペルー

NATIONALGIOGRAPHIC 日本版 NEWS 環境 2017.10.26 配信記事より

サブタイトル・・・。さりげないですが、結構刺さりません??

もちろん、現在ふれあいが行われているすべての動物において、このような捕獲経緯が踏まれているわけではありませんが、需要あるところに供給あり。

そして、供給あるところにブラックあり。といったところでしょうか。もちろん野生動物たちにしてみれば、捕獲方法が黒かろうが白かろうが、自由な生活を奪われてしまうことに変わりはないのですが、捕獲方法が「黒」であった場合、そこには「命」という文字が「商品」に変わってしまっている事実がそこにあります。

こちらは、南米ペルーでの事例でありますが、こういった事件を見ると私たち日本人は、このような倫理を外れた行いに憤りを覚えますよね。では、こういったことは国外の一部の限ったことなのでしょうか。

最近のイクラ抜き取り事件からみえること

いえ、残念ながら日本国内でも同じような事件は起きているんです。

少し前に、北海道の孵化場で約170匹の鮭の腹が引き裂かれ、イクラを抜き取られ、その遺骸が横たわっている光景をニュースが報道されたのは記憶に新しいですよね。

これも年末を控え、イクラという高級食材に需要が高まる中、行われた許しがたい犯行と言えます。ご説明するまでもないですが、イクラは鮭が産卵する卵で、もちろん人工物ではありません。私たちにイクラを提供してくれる鮭も、もちろん生きております。

こちらも、明らかに「黒」ですよね。そこには命を敬うなどという意識は皆無で、ただただ欲望に目がくらみ、鮭、イクラを商品としてでしか見えていないことが如実に分かります。

ですので、やはりこういった事件は途上国、先進国、治安の良し悪しにかかわらず、解決しなければならない問題といえるのではないでしょうか。

まずは需要をなくすことが先決

私は動物保護活動を行っている身ではありますが、動物園、そして水族館を真っ向から否定はしておりません。その理由については、こちら。

動物園と水族館の重要な役割と解決すべき問題

はじめまして。えたばりゅです。こちらのブログでは動物関連の記事をふんだんにご用意しております。至らない点多々あるかと思いますが、是非ぜひゆっくりしていってくださいね。 さて、記念すべき第一回目は動物園 ...

ただし。だからといって、このような違法捕獲、取引を容認する気は毛頭ございません。

こういった問題はまず、象牙や熊の手、熊の胆のう、サイの角、毛皮などと同じく、私たちがその需要をなくすことが重要になるかと思います。珍しい動物たちは別にふれあいをしなくとも、目で見てその命の大切さを学ぶことができます。

需要があるから供給が生まれ、そこから競い合いが生まれます。

競い合いはもちろん悪いことではありませんが、最低限のルールの元、行わないとこのように野生動物たちにしわ寄せがすべて行くことになります。そういったことをなくすためにも、象牙や熊の手、熊の胆のう、サイの角、毛皮などは求めない

そして、ふれあいとして私たちに癒しをもたらしてくれる動物たち、そして自らを糧として供給してくれる動物たちには供給源を知る。そして、少しでも怪しいものは許さない社会の構築。

こういった認識が非常に大事になってくるのではないでしょうか。

最後に

いかがだったでしょう。今回はちょっと暗い話題になってしまい、申し訳ございません。ただ、こういった問題発信をやはり誰かが行わないと、変わるものも変わらないと思う次第でして。まだまだ私えたばりゅ、ブログ界では超微力。ノミ氏のような存在ですが、動物たちの現状が変わるよう、尽力しますのでお付き合いいただけましたら幸いです。ではでは、今回はこれにて・・・。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございますm(__)m

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