こんにちは。えたばりゅです。
もうすぐ引っ越しシーズン到来ですね。4月から大学生としての新生活。もしくは新社会人として、新しい人生をスタートさせる方も多いこともあり、やはりこの時期は賃貸・不動産会社などが様々なキャンペーンも打ち出してきております。
そこで、今回はそういったペット可の賃貸物件に引っ越される際、後々のトラブルを防ぐためにも気を付けておくといい事をご紹介しようと思います。
では、今回も最後までお付き合いいただければと思います。
ペット可マンションへ引っ越す前に是非とも気を付けておきたいポイント
最近は一昔前に比べると、ペット飼育可を打ち出すマンションや不動産オーナーの方も増えてきており、犬好き、猫好きの私たちとしては嬉しい限りですよね。
ただ、やはりペットと暮らす楽しい新生活にはしっかりと注意しておかないと、後々大きなトラブルに発展することも・・・。
では、早速それらの注意点をご紹介していきましょう。
ペット可のマンションで暮らす前の注意点1.ペットの大きさ、体重制限について
これは、ペット可のマンションでよくありがちな制限なのですが、ペットの体重や体長で制限が付いている物件。
猫に関しては、それほどその種類で大きな体格差や体重差はない為、こういったトラブルは少ないですが、犬の場合、やはりその犬種によって体重や体の大きさはさまざま。
マンションの規約によってその制限の細やかさは色々とありますが、
体高、体長○○cm程度まで
体重○○kg程度まで
といったような具体的な数字で制限されているマンションもあれば、
小型犬程度の大きさまで
といった感じで、比較的抽象的な表現をされているマンションもあります。
後々のトラブルを防ぐためにも、小型犬クラスとはそのマンションでどれくらいの大きさまで想定しているのか。
そういった大きさになる見込みの雑種の仔犬を引き取った場合はどうなるのか。
また、ペットが太ってしまった場合、どれくらいの誤差程度ならば許容範囲なのか。
などなど、思いつく質問は、未然に全てマンション運営会社や管理会社などにぶつけておきましょう。
ちなみに、マンションなどでは廊下やエレベータなどの共用スペースでの安全性の観点から、飼育可能な犬はおおよそ小型犬。もしくは問題なく抱っこできる大きさくらいの制限が付いているところが多く、大型犬など体の大きなペットの飼育を可能としている物件は全体に比べると少数派ですね。
ペット可のマンションで暮らす前の注意点2.ペットの種類の制限
こちらも、ペット可の物件でよく見る飼育制限規約の1つ。
例えば、犬はオッケーですが、猫はダメ。もしくはその逆といったような感じに、ペットの種類によって制限を設けている場所もあります。
これはどちらもよくあるケースで、犬のみの飼育を許可している物件もあり場、猫のみの飼育を許可している物件も比較的多くあります。
猫のみ飼育を許可している物件は、犬が発する鳴き声などのトラブルを未然に防ぐため
逆に犬のみ飼育を許可している物件は、猫たちは爪とぎをする習性があるので、柱などに傷がつくのを防ぐため
に制限を設けていることが考えられます。
ですので、ご自身がどちらのペットと暮らしたいか。
ということをまずしっかりと考えて、管理会社などの規約を確認しておきましょう。もしそういった種類の制限の記載がない場合は、特に制限を設けていない可能性もありますが、念には念を入れて確認は行っておきましょう。
特に今は犬を飼おうと思っているけど猫も好きなんだよね~(*´ω`*)
っていうような感じであれば、特にしっかりと確認しておきましょうね。
ペット可のマンションで暮らす前の注意点3.ペットの頭数制限
これも上の2つと合わせると、ペットと暮らすにあたって私たちの前に立ち塞がる3大規約といってもいいくらい、よくある規約制限。
よくある頭数制限の数字としては、大体猫、もしくは犬1~2頭までというところが多いですね。
また犬、猫の種類制限を設けていないところでは、犬、猫共に1頭までといった規約制限を設けられている管理会社様もよく見かけます。
ですので、ご自身が一緒に暮らそうと思っている頭数を考慮して規約をしっかりと確認しておきましょう。
例え頭数制限がなくても気を付けるべきこと
もし頭数制限が規約に含まれていない物件であっても、あまりに度が過ぎた頭数を飼育するのは絶対にやめましょうね。
一人の人間がしっかりと、ペットの日常生活、健康管理など、お世話を行き届かせることができる頭数は、その子の大きさ、性格、そして飼い主様の飼育経験などにもよりますが
多くても犬は2頭くらい、猫は3頭くらいが限界です。
特に犬は日々の散歩もありますし、中型犬以上になると、もし犬同士の喧嘩が始まった場合、大人の男だったとしても、とても一人の人間の力では引き離し、それぞれを落ち着かせることはできません。
これは、動物保護施設で様々な体格の犬同士の喧嘩を止めてきた経験から断言できます。
また、犬は老齢期になると介護が必要になるケースがあります。
頭数が多くなると、それだけ介護する頭数も増えるということでもあり、あなたの日常生活にかかってくる負担もそれだけ大きくなります。
そして、あまりにも頭数が多くなると、悪臭の原因となり、何よりも狭い空間で多くの犬や猫を飼育することは、犬や猫にとってもかなり精神的ストレスがかかることになり、いわゆる百害あって一利なしというやつですので、飼育する頭数は上記の頭数を参考に、ご自身がしっかりと生涯お世話をできる頭数にとどめておくようにしましょう。
ペット可のマンションで暮らす前の注意点3.現状回復の必要性
これは、あなたが今後ご結婚やご自宅の購入などで、その物件から新しい環境に引っ越す際にトラブルになることを防ぐためのものになります。
ペット可のマンションでは、飼い主自身はもちろん、ペットが原因でもたらされた傷なども引っ越す前に修復義務を負う
といったような原状回復の規約を設けているところがほとんどです。
ですので、どれくらいの傷からは現状回復の必要性があるのか。といったことを問い合わせておくのはもちろん、後になって「やった、やってない」などのトラブルを防ぐためにも、ご自身が住む前に、事前にある傷などを写真などに記録しておくようにしましょう。
ペット可のマンションで暮らす前の注意点4.ご自身の生活スタイル
引っ越しをするということは、生活環境も変わるということ。
やはり、在宅ワークで、ゆとりある生活ができるほど、まとまった収益を上げることができるということでなければ、学校に行ったり、出勤として外に働きに出なくてはなりません。
特に一人暮らしの場合であると、自分がいなくても、家族の誰かが散歩に連れて行ってくれたり、ペットの遊び相手をしてくれたりといった、今まであったご家族のペット飼育の援助は受けることができません。
猫は飼い主がいなくても、それ相応に自分スタイルの好みの生活をしてくれたりしますが、犬たちは基本群れを成して暮らす動物ですので、その犬の性格によっては、寂しさのあまり
- 吠える
- 鳴く
- ストレスから、家具などを破壊する
などといった問題が起きてしまう可能性もあります。
この辺りは、結構今までご自身が家族と一緒に暮らしてきたこともあり、意外と目につきにくい、でも想定される問題では、割と大きな問題になる可能性もあります。
ですので、あなたがもし、
- あまり休みが取れない
- 遅くまでの残業が頻繁にある
などといった生活スタイルになる可能性があるのであれば、ご自身の生活スタイルにある程度マッチした性格の犬、または犬種をえらぶ。
もしくは、一緒に暮らすペットを猫などのお留守番ができやすい種類も視野に入れる。
といったことも、是非頭の隅においていただければと思います。
最後に
いかがだったでしょう。今回はペット可の物件に引っ越す前に是非とも気を付けておきたいポイントをご紹介させていただきました。
これから始まる、ペットたちとの楽しい新生活をより充実したものにしていくためにも、お引越しをされる前にはこれらのポイントをしっかりと抑えていただければと思います。
あと、最後になりましたが、そもそもペット不可の物件でペットを飼育するというのは、後々大きなトラブルになることは間違いありませんので、ペットと暮らす生活を想定されておられるのであれば、絶対にペット可の物件を探すようにしていただければと思います。
ペット不可のマンションでペットを飼育する具体的なリスクはこちらで詳しくご紹介しておりますので、もしよろしければこちらの記事も是非ご覧いただければと思います。
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では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。