動物雑学

猫 縁起が良い動物の筆頭!厄除け、金運上昇、千客万来どんとこい!

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、縁起のいい動物の最右翼、というか、筆頭といっても過言ではない存在、猫がもたらすたくさんのご利益をご紹介したいと思います。

ぜひぜひ、今回も最後までお付き合いいただき、キングオブ縁起のいい動物ニャンコ大先生の違った魅力を存分に味わっていただければと思います。

キングオブ縁起のいい動物 猫 もたらす数多のご利益とその最強の座への足跡

縁起のいい動物ってどんな動物?って聞かれるとやっぱ福を手招きしてくれる猫を思い浮かべるのではないでしょうか。猫は日本のみならず、世界でも幸福をもたらす存在として、とても尊ばれてきました。

また古代エジプトでは猫は神の化身とされたり、イスラム教圏内では、イスラム教の開祖ムハンマドが猫を寵愛したといわれており、こういった側面でも猫は特別な存在として神聖視されていたりします。

日本でも、猫は商売繁盛、財を運ぶ縁起が良い動物として、とても親しまれてきました。また、黒猫はその体色の相乗効果もあり、その金色の目がとても輝いて見えることなどから、昔の日本では黒猫の目には特別な力があり、夜でもしっかりと周りを見通せると信じられ、魔を払い、厄を取り去る魔除けの能力を持つ「福猫」として、特別視されてきました。

猫が商売繁盛に縁起が良いとされるようになった由来

猫が商売繁盛をもたらす動物として重宝されるようになったのは、日本で農耕というものが始まり、収穫した穀物を貯蔵するようになったことがその始まりとされております。

昔は当然ながら、今ほど優れた貯蔵管理システムは存在せず、収穫して倉庫に蓄えていた穀物をよくネズミに食べられてしまっていました。すると猫が倉庫に住みはじめ、その鼠を食べてくれるようになり、猫は獲物であるネズミが豊富にいて、雨風がしのげる倉庫を次第に生活の場として行き、次第に穀物を守る番人(猫)としての地位を確立していきました。

そうすることで、財の元となる穀物を守る存在から財を引き寄せる縁起のいい動物として、次第に重宝されるようになっていったのが始まりとされております。

また、昔は養蚕業も現代よりはるかに盛んにおこなわれていたのですが、ネズミは養蚕の要である蚕の幼虫も食べてしまうため、これを守るためにも猫が活躍したといわれております。

このように、猫は結果的に人間の財産になる元となるものを守っていたんですね。現在では猫は

  • 商売繁盛
  • 千客万来
  • 金運上昇

にご利益がある縁起が良い動物として、多くの人々に有難がれ、祈願されておりますが、その源泉はこういったところが由来と考えられております。

そして、猫は病魔を退散させ人々に健康をもたらす縁起が良い動物になった

このように猫が穀物を食べるネズミを食べてくれたことで、農耕に携わる人々の生活を守っただけでなく、多くの人々を疫病からも守ることとなりました。

ネズミは疫病の元となる病原体を媒介したりしますので、ネズミたちがかじったり歩き回った穀物を人間が食べることで、それだけ疫病が蔓延する可能性も多くなってしまいます。

その元となるネズミを食べてくれることで、猫たちは結果的に人間の健康も守り、次第に健康祈願にもご利益がある存在となっていったと考えられております。

昔は病魔は魔性が運んでくるとも考えられおりましたので、病魔を払うから魔を払うというように紐づけられていったと考えられております。

もしかしたら、先にご紹介した、黒猫が持つ魔を払う能力を持つと信じられていた背景には、黒猫が持つ見事な輝きの目の他に、こういったことが加味されているのかもしれませんね。

猫をかたどった様々なご利益を引き寄せる招き猫

猫と縁起を語る上で、やっぱ絶対外せないのが猫をモデルとして作られている招き猫ではないでしょうか。もうこれは日本人は知らない人がいないくらい有名ですよね。

この招き猫は、左前脚を上げていれば人(顧客)を招き入れ、右前脚を上げていればお金(財)を招き入れるといわれており、海外の方にも土産品として大変人気があります。

中には、両前脚を上げている有難い招き猫もいらっしゃるみたいですが、この両脚を上げている姿が「お手上げ」という解釈もできることから、欲張るのは禁物として敬遠されることもあるようですね。

招き猫誕生の由来

招き猫は先にご紹介した、様々な猫がもたらす縁起にあやかって作られているのですが、その誕生由来には諸説あり、

昔猫を飼っていたお婆さんが貧しさの為、泣く泣くその猫を手放したのですが、その猫が「自らの姿を模した人形を作れば、いいことが起きる」と言い残したので、その猫をかたどった置物を販売したらたちまち評判になって財を成すことができたという説

井伊直孝が木の下で雨宿りしている時、三毛猫が招く仕草をしたので、そちらのほうに行くと、さっきまで雨宿りしていた木に雷が落ち、直孝は事なきを得て、その猫を大変ありがたがったという説

弘法大師が携わっていた農地開拓の工事が、疫病や資金不足などで困っていた時に両前脚を上げて手招きするような猫を見てから、資金難が解消し、工事人の疫病もたちどころに治ったという説

など、さまざまな伝承や言い伝えが残されております。

こういう言い伝えを見ると、猫たちは特別な力を持っているというのもあながちウソではないような気がしてきますよね。

こうして、招き猫は本来持つ

  • 厄除け
  • 金運上昇
  • 千客万来

といったご利益の他、恋愛成就、交通安全、学力向上といった様々なご利益をもたらす縁起物として、現代の人々にも大変親しまれております。ちなみにそのご利益は、招き猫の色によって区別されているようですね。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、キングオブ縁起のいい動物、猫がもたらす様々なご利益と、その元となる伝承をご紹介しました。いや~・・・さすがはニャンコ大先生というところでしょうか。

是非ゼヒ、あなたもニャンコ大先生のご利益にあやかり様々な強運をゲットしていただければと思います。今回の記事があなたの運気うなぎのぼりのお役に立てれば幸いです。

ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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