こんにちは。えたばりゅです。
今回はとあるご質問への回答記事になります。ご質問内容は生きた化石っていうけど、具体的にはどらくらい前からいる動物が生きている化石なの?
という内容のご質問。
ですよね。生きた化石っていう、その通称はよく知られていますが、具体的にどれくらい前から生息している生き物がそうなのか。この辺りは、あまり知られていないのが事実。
ではでは、早速「生きた化石」とはどれくらい前からいる生き物なのか、この辺りに迫っていきたいと思います。
生きている化石とは一体どれくらい前から生息している生き物のことを指すのか?その疑問をバッチリ解決!
生きている化石っていう言葉は結構メジャーで、知らない人は少ないですよね。シーラカンスとか、オウムガイなどがその代名詞的存在ともいえます。
生きている化石は「生きる化石」や「生きた化石」とも言われ、一般的に古代から生存しているていうイメージが強い生物たちです。
では、一体どれくらい前から生存している生物たちが生きた化石といわれているのか。
この具体的なところはあまり知られていませんよね。この辺りを明確にすると、上記で挙げたシーラカンスなどちょっと会うのが難しい動物たちもいれば、とても私たちに馴染み深い動物たちもいるんです。
そのあたりは後でご紹介するとして、まずは生きている化石とはいったいどういった生物のことを言うのか、そのあたりを軽くご紹介したいと思います。
生きている化石とは?具体的にどういった生物なの?
生きている化石とは、お持ちのイメージ通りなのですが、太古からそのフォルムをほとんど変化させることなく、現代まで生存している生物種のことで、生きている化石は動物というイメージが強いですが、イチョウなど植物たちにも生きている化石はいるんですね。
では太古とは具体的にどれくらい前からその形状を変えていない生き物たちで定義されているのか、これは地質時代という時代からなんです。
生きている化石で定義されている「地質時代」とは
地質時代って、なんとなくは分かりますが、これまたどれくらい前のことを言うのか、そのあたりは曖昧だったりしますよね。
地質時代とは約46億年前の地球の誕生から現在までの内、直近数千年の記録の残っている有史時代(歴史時代)以前のことで地質学的な手法でしか研究できない時代の事
この記録というのは、要するに文字による記録のことで、文字による記録が発生している時代より前の時代を地質時代といいます。
ですので、人類が出現して間もないころ、いわゆる石器時代なども地質時代に含まれるんですね。
生きている化石っていうネーミングも、太古の化石で発掘される形状が現代に生息している種とほぼ同じ形状をしていることに由来します。
生きている化石といわれる動物たち
先ほどご紹介した通り、生きた化石といわれる動物たちは初期人類たちが暮らしていた比較的近代も含まれますので、そういったことを考えると、結構意外な動物たちもこの生きている化石に含まれるんです。
では、現代に暮らしているどういった動物たちが生きている化石として考えられているのか、その代表的な種をご紹介していきましょう。
生きている化石 哺乳類
- 一部を除く現生ネコ科動物(ライオン、トラ、ピューマ、カラカル、ボブキャットなど)
- 一部を除くイヌ科動物(シンリンオオカミ、キツネ、タヌキなど)
- ゾウ(アフリカゾウ、アジアゾウ)
- バイソン(アメリカバイソン、ヨーロッパバイソン)
- オカピ
- カモノハシ
- 現生有袋類(カンガルー、オポッサムなど)
など
生きている化石 鳥類
- ダチョウ
- キーウィ
- ペンギン(コガタペンギン、コウテイペンギンなど)
など
生きている化石 爬虫類・両生類
- ワニ(クロコダイル、アリゲーター、ガビアル)
- ムカシトカゲ
- ゾウガメ
- オオサンショウウオ
など
生きている化石 魚類
- サメ(特にラブカはその代表例として取り挙げられます。)
- 古代魚(シーラカンス、ハイギョ、ピラルク、チョウザメ、ガーなど)
- 無顎類(ヌタウナギ、ヤツメウナギ)
など
生きている化石 節足動物
- タカアシガニ
- カブトガニ
- カブトエビ
- ムカシトンボ
- ムカシヤンマ
- ゴキブリ
など
生きている化石 軟体動物
- オウムガイ
- オキナエビスガイ
など
ここでご紹介した動物たちは地質時代から生息する動物種の本の一部であり、この他にも多くの動物種が太古の地球から現代に至るまで生息しているんですね。
ただ、ゾウやトラなどは非常になじみ深いということもあり、あんまり生きた化石という認識はないですよね。それもそのはずで、生きた化石を地質時代から生息する生物というように解釈すると、現在生存している非常に多くの生き物たちが生きた化石ということになります。
まぁ、それだけ数千年という時の流れは生き物の進化という点で考えると、ほんのわずかの期間に過ぎないというわけなんですが、そういうこともあり、一般的に生きた化石に定義されている生き物は、私たち人類の祖先が地上に出現した辺りの中新世から昔の時代からその姿がほとんど変わっていない種をそう呼ぶことが多いですね。
なので、同じ生きた化石と呼ばれている生き物も、人間が出現するかしないかの比較的近代から出現した種もいれば、人間どころか、恐竜もまだ生息していない遥か太古から生息している種もいて、一口に生きた化石といってもその生息期間はその種によってかなり振り幅があったりするんです。
傾向としてはやはり哺乳類よりも魚類や爬虫類などのほうが同じ生きた化石と呼ばれている中でもより太古より生息していることが多いですね。
ちなみにカニの仲間も何気に恐竜時代からその姿がほとんど変わらず、現代まで生き抜いているんです。
・・・
このようにしてみると、私たち人間なんて本当に駆け出しもいいところですよね。恥ずかしながら私も地球の大先輩たちにもっと敬意を払わなければ。。。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、生きた化石とは一体どれくらい前から生きている生き物たちのことを言うのか、その具体的な年代の定義などをご紹介させていただきました。
けっこう、身近とまではいきませんが、なじみ深い動物たちもいたのではないでしょうか。
特にあの黒光りしてて、全世界の人類に恐怖を与える御仁「G」は生命力の代名詞でも比喩されたりしますが、なんと現生種の仲間が地球上に姿を現したのは、今から遥か2億年以上もの太古の世界。
やはり人類も恐怖に陥れるあの存在感はこの歴史の賜物かもw
ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。