動物雑学

トードとフロッグの違いとは!?蛙を表す2つの英名の違いをバッチリ分かりやすくご説明!

こんにちは。えたばりゅです。

今回は目からウロコの違いシリーズ、「トード」と「フロッグ」の違いをバッチリ分かりやすくご紹介したいと思います。こちらの記事をご覧いただくことによって、あなたの引き出しがより深いものになり、お話も弾むこと請け合いですので、是非ゼヒ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

トードとフロッグの違いとは!?明確にわかる両者の境界線をバッチリご説明

「Flog」と「Toad」どちらも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実際どちらも「蛙(カエル)」を表している英語なのですが、なぜ同じカエルで2つの英名があるのか。この辺りは不思議ですよね。

実はこの違いはカエルの種類の違いで明確に分かれておりましてですね。

では、早速その違いと境界線に触れていきたいと思います。

「トード」と「フロッグ」の違いはヒキガエルかヒキガエルではないかで決まる

そうなんです。「Toad(トード)」とはヒキガエル科に属するカエルの英名で、ヒキガエル科以外のカエルは一般的に英語圏では「Flog(フロッグ)」と呼ばれているんですね。

ですので、私たちがよく知る

  • トノサマガエル(Black-spotted Pond Frog、Dark-spotted Frog)
  • アマガエル(Tree Flog)
  • ウシガエル(Bull Flog)

といったなじみ深いカエルたちも全て英語では「Flog」という名前で呼ばれています。

ヒキガエルと聞くと、同じような大きさのウシガエルもトードって感じがしますが、ウシガエルのような大きな種類もやっぱ「Flog(フロッグ)」なんです。

ヒキガエルとはどんなカエルなのか?その大きな特徴は?

まぁ、ヒキガエルもよく知られているので、よくご存じかと思うのですが、一応ヒキガエルとはどんなカエルなのか、その特徴も含めてご紹介したいと思います。

ヒキガエル科のカエルは日本では「ガマガエル」、「イボガエル」といった別名でもよく知られているカエルで、ガマガエル科には「buffo」という学名が付いております。

日本でも固有のヒキガエルが3種、帰化種が2種、合計5種(内亜種1種)が確認されており、北陸地方から南の地域に生息しております。※北海道では国内外来種

ヒキガエルは大きな蛙というイメージが強いですが、そのイメージ通り世界的に見ても大型になるカエルで、固有種のニホンヒキガエルの最大クラスで約18cm、帰化ガエルのオオヒキガエルは時に25cmにも迫る大きさにまで成長することがあります。

ヒキガエルには毒がある

ヒキガエル科の仲間だけではなく、世界にはヤドクガエルはじめ、毒を持ってる種類のカエルはいたりするんですが、ヒキガエル科のカエルたちも毒を持っているんですね。

毒の種類はブフォテニンというアルカロイド系の毒で、私たちの体内に入ると幻覚作用を引き起こしたり吐き気をもよおしたりします。

ヒキガエルの毒は皮膚から主に分泌されて、耳腺(じせん)と呼ばれる後頭部にある器官からもこの毒液を出すことができます。刺激を与えるとこの耳腺から勢いよく毒液が吹き出ることもありますので、出来ればヒキガエルは素手などでは触らないほうが無難なカエルといえます。

また、帰化種で小笠原小川原諸島、八重山諸島、大東諸島などにいるオオヒキガエルの毒性はヒキガエル科の仲間の中でも強毒である事が知られていて、失明したり多量に体内に入ると心臓マヒを起こして死に至る可能性もあることもあり、注意が必要な種といえます。

ヒキガエルの天敵

このように体の大きな人間でさえ時に命に係わる作用をもたらす毒を有しているので、多くの捕食動物たちもヒキガエルには手を出しません。

しかしながら、例外もおりまして、その唯一といってもいい例外の種が日本で生息しているヘビの中では一番強烈な毒を有しているというヤマカガシ。

ヤマカガシはヒキガエルの毒性に耐性を持っているので、相手がヒキガエルであれ、問題なく食べてしまいます。また、捕食するだけでなく、ヤマカガシはこのヒキガエルの毒を有効に活用しておりまして、ヤマカガシは2つの毒を持っているのですが、そのうちの1つはヒキガエルから摂取して利用していると考えられているんですね。

ただ、北海道にはその天敵であるヤマカガシがいないため、道内に持ち込まれたニホンヒキガエルの亜種、アズマヒキガエルが繁殖していて特定国内外来種として問題視されております。

また、古来より止血剤や鎮痛剤、麻酔作用など多くの効能があり、万能薬として親しまれてきたガマの油は馬油など別のものを使用していたという説もあり、その効能の真意は解明されていないところが実のところなんですね。

ただ、東洋の漢方薬には「蟾酥(せんそ)」と呼ばれるヒキガエルの耳腺から出る毒液を乾燥させたものがあり、強心作用や抗炎症薬として薬効がある事が分かっております。

このように、その知名度とは裏腹にミステリアスな外見と生態を持つヒキガエルですが、その体の大きさもヒキガエルの大きな特徴といえるのではないでしょうか。

ところが、その特徴とは裏腹にとても小さなヒキガエルの仲間もおりまして、アメリカ合衆国の一部とメキシコ北部に生息しているアメリカミドリヒキガエルやアフリカのタンザニアに生息しているコモチヒキガエルなどは約3cmほどと、アマガエルと同じような大きさの種類もいるんですね。

また、このコモチヒキガエルに関しては、親ガエルの体内でタマゴが孵り、オタマジャクシの期間を経て小さなカエルとなってから幼体を生むという変わった特徴も持っております。

では、世界最大のカエルというのは、やはり私たちがイメージしている通り、ヒキガエルの仲間なのでしょうか。

超特大!世界最大のカエル「ゴライアスガエル」

世界最大のカエルは、ゴライアスガエルという種類のカエルで、学名を「Conraua goliath」、別名ゴリアテガエルとも呼ばれております。その名前は旧約聖書に登場する巨人「ゴリアテ」にちなんで命名されたものになります。

その体長はゴリアテの名を冠するに恥じることのない巨体でなんと最大約30cm以上、後肢を伸ばした状態まで含めるとなんとなんと、80cmにも察する超特大のカエルなんですね。

生息地はアフリカのカメルーンと赤道ギニア。

生息域はかなり限られておりますが、ゴライアスガエルはこの巨体を存分に生かし、他の昆虫はもちろん、他のカエルや魚類も捕食し、サソリまで襲って食べてしまうツワモノです。

そして、気になる英名は・・・

「Goliath frog(ゴライアスフロッグ)」

はい、そうなんです。ヒキガエルの仲間ではないんですね。

ゴライアスガエルはアカガエル科に属するカエルの仲間で日本に住む、トノサマガエルと近縁のカエルになります。ただ、ゴライアスガエルは生息地域がごく限られていることに加え、その巨体が仇となりペット用の乱獲が進み、それに生息地域の破壊が追い打ちをかける形となり、残念ながら現在は絶滅がかなり心配されている種のカエルなんですね。

IUCN(国際自然保護連合)でのレッドリストではEN(絶滅危惧 ⅠB類)にランクされております。

コモドドラゴンもそうですが、大きな体を持っていて尚且つ生息地域がごく限られている動物たちはこういう事態に陥りやすいもの。

生息地域は遠く離れておりますが、私たち日本人もしっかり保全の目を向けていかねばですよね。

トードとフロッグを使い分ける理由

それにしても、ヒキガエル以外は全部フロッグっていうのはなんか不思議というか違和感ありますよね。それぞれ種別に別名が付いてるのならわかるんですが、そもそもなんでヒキガエルだけが「Toad」という別の呼び名が付いたのでしょうか。

これについては現在調査中ではありますが、「Toad」という英単語を調べてみるとヒキガエルという意味合いの他、「嫌なヤツ」というニュアンスでも使われているようなんですね。

ヒキガエルは毒を持っているのもそうですが、なによりもそのフォルムがデコボコしていて、残念ながら他の小さくてつるっとしたアマガエルなどと比較すると、美しいとは言い難いカエル。

もしかしたらこういうニュアンスで使い分けているのかもしれませんね。

私的にはヒキガエルも結構愛嬌あって可愛いフォルムと思うんですが・・・そのうちめっちゃ可愛いヒキガエルの仲間が発見されたりするかもしれませんね。

最後に

いかがだったでしょう。今回はカエルという種類を表す英語である「Toad(トード)」と「Flog(フロッグ)」の違いについて分かりやすくご紹介させていただきました。

是非ゼヒ、お話の場を広げる話の種として使っていただければと思います。

ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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