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【超美声!】閻魔大王のごとき超怖い顔のエンマコオロギは超絶美しい音色を奏でる名演奏家!

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、閻魔大王の名を冠するエンマコオロギをご紹介したいと思います。恐ろし気な顔と名前を持つ、エンマコオロギですが、実はスズムシやマツムシなどとならぶ、秋を代表する名演奏家なんですね。

ではでは、そんなエンマコオロギが発する美しい音色も含めて、エンマコオロギの魅力に迫っていきたいと思います。

超怖い顔でも名演奏家!そんなエンマコオロギの魅力に迫る!

エンマコオロギは英語名を「emma field cricket」、学名を「Teleogryllus emma」という、バッタ目(直翅目)コオロギ科エンマコオロギ属に属する、コオロギの仲間で、体長は約3cmほどと、日本に生息しているコオロギの中では最大の大きさを誇っています。

北海道から九州にかけて広く生息しており、草むらや林はもとより、コンクリートで固められた溝なども住みかとしていて、昆虫の中でも環境に柔軟に対応する種として知られており、都市部でもよくその姿を目にすることができます。

なので、同じ鳴く昆虫の代表格であるスズムシやマツムシなどと比べても、かなり身近な昆虫といえますね。

ガッチリした体型で、アゴのチカラも強く、いかにも頑強そうなイメージですが、体自体は意外と柔らかく、防御力はそんなに高くないんですね。なので、天敵も多く、カマキリやトカゲ、鳥やカエルなど様々な動物たちに捕食されます。こういった天敵に襲われそうになった時は、屈強な後ろ足で飛び跳ねて危険を回避します。

和名も英語名も学名に至るまで閻魔大王なコオロギ

このようにエンマコオロギは街中でも結構その姿をみたり、鳴き声を聞いたりすることがあるので、その名前は比較的よく知られているコオロギなんですが、英語名にも学名にも閻魔(emma)が使われている閻魔大王尽くしのコオロギなんです。

これは、このコオロギを発見し、和名をつけた昆虫学者にちなんでいて、日本でエンマコオロギとされたことにより、英語名にも学名にも「エンマ」の文字が充てられるようになりました。

エンマコオロギの名前の由来

で、なんで閻魔大王の名前が入っているのか、そのあたりは気になるところですよね。これは、エンマコオロギの顔にその理由があるんです。エンマコオロギは他のコオロギよりも体が大きく、その顔が閻魔大王の憤怒の形相を思わせる恐ろし気な顔をしていることからその名前が付けられたと考えられているんですね。

ならば、そんな閻魔大王のごとく性格も烈火のように激しいのでしょうか。

エンマコオロギの性格

これはですね。まぁ、月並みに。

と申しましょうか。オス同士がメスにアピールするときに、激しくかみつき合ったり縄張りを争ったりすることはあるんですが、鬼神オオスズメバチのように数匹で数万ものミツバチを壊滅させたりするような武勇伝は持っていません。

ただ、食性は雑食なので、果実や草などの他、動物の死骸なども食べたりするんですね。また、環境によっては共食いもすることがあり、この辺りはやはり少し攻撃的な一面を持っているといえます。

アゴもデカいですしね。

ちなみに、咬みつかれるとめっちゃ痛いですw

エンマコオロギの鳴き声の美しさは鳴く虫の中でもトップクラス!

このように閻魔大王の激怒したような形相を持ち、性格においても攻撃的な一面もあるエンマコオロギですが、その一方で鳴く虫としても知られており、その鳴き声は秋を代表する鳴く虫として有名なスズムシと1、2を争う程の美しさを持っているんです。

これがそのエンマコオロギの秋を彩る美しい鳴き声。

いかがです?涼やかで、それでいて滑らかでしょ。

そして動画をご覧いただくと、お分かりいただけたかと思うんですが、エンマコオロギが鳴くときは他の鳴くバッタ目の仲間たちと同じく、羽をこすり合わせて鳴くんですね。

鳴く目的としては主にメスへのアプローチなので、鳴くのはオスだけでメスは鳴きません。なので、羽の形状がメスとかなり違っていて、エンマコオロギは比較的簡単にメスとオスを見分けることができるんですね。

これはエンマコオロギのオスとメスの画像。

左がオスで、右がメスなのですが、オスはこのように羽をこすり合わせた時、音を発するので、羽がデコボコした感じになっており、メスは音を発しないので羽の表面がオスと比べつとかなり滑らかなのがお判りいただけると思います。

エンマコオロギの耳は前脚についている

このように、美しい鳴き声を奏でるエンマコオロギですが、相手が発した音をどこで聞き取っているかというと、実は前脚で聞き取っているんですね。バッタ目の多くに見られる特徴で、スズムシもそうなんですが、エンマコオロギの鼓膜は頭ではなく、前脚についているんです。

なかなか変わった特徴でしょ。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、秋の名演奏家エンマコオロギの美しい鳴き声をご紹介しながら、エンマコオロギの魅力に迫ってみました。このように古来より、スズムシと並び人々に親しまれてきたエンマコオロギですが、昔は鳴く虫をコオロギとして他の昆虫たちとごっちゃにされていた経緯があるんですね。

昔は今ほど分類もされていなかったので、けっこう大雑把に認識されていたみたいですね。

ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

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