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始祖鳥は鳥の祖先!?謎多き始祖鳥と鳥の関係とは

こんにちは。えたばりゅです。

今回は太古に生きた、始祖鳥(アーケオプテリクス)という恐竜にスポットを当ててその魅力と謎に迫っていきたいと思います。始祖鳥は鳥類の祖先というのが、けっこう定説だったりしますが、果たして。。。ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

始祖鳥は鳥の祖先!?そもそも1種類の動物なの!?謎多き始祖鳥の魅力と真相に迫る

ではまず、始祖鳥のご紹介を軽くさせて頂くと、英名、学名ともに「Archaeopteryx」という、竜盤目獣脚亜目始祖鳥科始祖鳥属に属する恐竜の仲間で、今から約1億5000万年前から約1億4500万年前という、遥か太古のヨーロッパに生きておりました。この時代は中生代ジュラ紀という時代で、あの超有名な肉食恐竜アロサウルスや巨大恐竜ブラキオサウルス、アパトサウルス、そして尻尾に巨大なスパイクを携えていたステゴサウルスなどが生息していた時代です。

ちなみに始祖鳥も獣脚類に属するので、アロサウルスとは遠い親戚にあたるんですね。

食性は雑食だったと考えられており、当時の小さな哺乳類や爬虫類、昆虫類、木の実などを食べて生活していました。その全長は約50cmほどと、現生のカラスほどの大きさで、その名前の通り、羽毛と翼を持ちながら、頭部には獣脚類に相応しい鋭い歯が並んでいるという、現生の鳥類と恐竜を融合させたような姿をしていたんですね。

ちなみに日本では始祖鳥という名前で定着していますが、本来はアーケオプテリクスという名前で、これは古代ギリシア語で「古代の翼」という意味合いを持っています。英名はこの学名がそのまま英名になった感じですね。

始祖鳥は現代の鳥の祖先なのか

そして、始祖鳥といえば「鳥の始祖」という名前がついている通り、鳥類の祖先というのがもっぱらのイメージ。

名前もさることながら、そのフォルムも現生の鳥類と恐竜が融合したような姿で、それも鳥に進化する途中っていう感じがヒシヒシ伝わってきます。また、始祖鳥も翼を持っていてその翼で飛翔することができたんですが、現在の鳥ほどうまくは飛べなかったようで、メインは木から木へと滑空するような飛び方だったと考えられているんです。

この辺りも、いかにも原始の鳥っていう感じがするじゃないですか。

もう、これは鳥の祖先で間違いないでしょ。

って思ってしまいますよね。確かに化石が発見された当初は、そのフォルムから現生の鳥類と恐竜をつなぐ進化形態の化石として一躍脚光を浴びました。もうそれは名前からしてヒシヒシ伝わってきますし。

そして、現在通説となっているのは、現在の鳥類は恐竜から進化したという説で、これはもう広く知られています。

ただ、この始祖鳥。現生の鳥類と非常に似ているフォルムや骨格形状をしていて、まさに鳥の祖っていう感じがするのですが、現在では現代を生きる鳥の直接的な祖先ではないという考え方が主流なんですね。

その理由として、アンキオルニスという、現在では始祖鳥よりも原始的な羽毛を持った恐竜の化石の発見が挙げられます。この恐竜の仲間である白亜紀に生きたトロオドン科やドロマエオサウルス科の恐竜が持つ羽毛が、徐々に飛行に適した形状となっていったと考えられているからなんです。

なので、同じ獣脚類ながらも、トロオドン科やドロマエオサウルス科とは違う系統に属する始祖鳥は、現生鳥類の直接的な祖先ではないという考え方が現在では主流なんですね。

ただ、少し前まではドロマエオサウルス科の恐竜はアーケオプテリクス科(始祖鳥科)の下位分類群とされていたこともあったんで、今後の研究結果ではこの説がまた復活する可能性も無きにしも非ずというところで、この辺りもまた始祖鳥のミステリアスな魅力といえるのではないでしょうか。

始祖鳥は1種類なのか

そして、始祖鳥が持つもう一つのミステリアスな魅力として、その存在が挙げられます。始祖鳥の化石はこれまで数個体が発見されているんですが、それぞれの化石個体にそれぞれ成長段階の差とも、いや、そうではなく別亜種の差ともいえる。ってな感じの絶妙な差異が見受けられ、それが一種類の始祖鳥なのか、はたまた別(亜)種レベルに分かれているのか、その辺りがはっきりわかっていないんです。

なので、今後の研究次第では新たに始祖鳥の仲間が発見され、新たな説が生まれるなんてことも可能性としてもちろんあるわけで、これもまた始祖鳥が持つ、たまらない魅力といえそうですね。

まぁ・・・アレです。これに関しては始祖鳥に限ったことでなく、古代の生き物たち。ひいては現生の生き物たちにおいても同じことがいえるんですがw

最後に

いかがだったでしょう。今回は、始祖鳥という太古に生きた超魅力的な恐竜にスポットを当ててその魅力に迫ってみました。今後の発見や研究では、現在の通説がガッツリ覆ることもあり、この辺りもまた恐竜はじめ、古代生物の魅力といえるのではないでしょうか。今後の素晴らしい発見に期待しつつ、今回はこれまでとさせていただきます。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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