えたばりゅコラム

【ネタバレ注意!】MEG ザ・モンスター2 映画レビュー この感情を捨てればマジ最高映画!

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、久々の動物系映画のレビューをさせていただこうと思います。レビュータイトルは「MEG ザ・モンスター2」でございます。

極力は避けておりますが、レビューという内容上、ネタバレ要素を含みますので、まだ未鑑賞で、映画内容を知りたくないということであれば、ブラウザバックをお願いいたします。ではでは、早速参りましょう。

モンスターパニック、サメ映画好きならば一見の価値あり!MEG ザ・モンスター2

前回の悲劇、激闘から5年後、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は大きく成長したマナ・ワンの一員として、メガロドンを倒した存在として一躍有名になっていた。スーイン・ジャンの忘れ形見である、娘のメイインも美しく成長。母親譲りの活発な性格に少し翻弄されながら、危なくも充実した日々を過ごす中、深海研究のため、数名の仲間とともに再び深海へ。

そこで、人知れず、悪行を行う組織の存在を知った矢先、その悪行の証拠を破壊すべく、組織は深海採掘場を爆破。。。

それが元となり、またもや・・・いや、前作を超える恐怖のトラブルに・・・

と超絶ザックリあらすじを申し上げるとこんな感じに物語は進んでいくわけなんです。

では、今作の見どころなどについて触れていきましょう。

今回登場するメガロドン

今回登場するメガロドンは3体。前回は2体だったので、登場数は前作を上回っておりますね。前回のメガロドンたちは順を追っての登場でありましたが、今回は生きた状態で3体共がその猛威を振るうという感じになっております。

そのうち1体はマナ・ワンで飼育されていた個体。残り2体は深海域に生息していた個体なんですが、さすが前作大ヒットだけあり、今回のメガロドンもまるで、現生に生きているかの如くリアルに描かれていて、その恐怖に一味も二味も味付けを添えてくれております。

今作の見どころ

今作の見どころは、もちろんメガロドンの猛威が大きな要素の一つなんですが、メガロドン以外にも見所がありまして、2種のモンスター的生物が登場するんです。そのうちの1種はメガロドンよりも巨大なオオダコ。そしてもう一種は、巨大さはないながらも、深海、そして陸上でも生存・活動が可能な古代生物。

この2種のモンスター、実に役割分担がしっかりされているというか、メガロドンだけでは少し難しい見どころを添えてくれております。というのも、メガロドンでは巨大すぎて、迫力はあるのですが、人への恐怖を植え付けるには、いまいち現実味にかけるところがあるんですよね。

メガロドンはその体長が20mにも迫る巨体。人間を捕食対象とするには、人間ではあまりにも役不足といいますか、一飲みで終わり。ジョーズのように、人が恐怖と痛みに顔をゆがめながら咀嚼されていく。。。といった現実味のある恐怖感を描くことはやっぱり難しいのが実情。

その代わりを担ってくれるのが、今回初登場の古代生物。そのフォルムは恐竜時代より以前の巨大な両生類、もしくは爬虫類という感じで、現代の動物で例えるのであれば、

そうですね・・・

え~・・・

・・・

ちょっと思い浮かばないのですが、あえて言うのであれば頭部を巨大にして鋭利な歯をガッチリ装備したコモドドラゴンという感じでしょうか。大きさは最大クラスのコモドドラゴンくらいかなという印象を受けたんですが、より重厚な感じで、それが群れを成して人間に襲い掛かってくるんですね。

これが、海から上がった人間をさらに執拗に追ってくるので、その恐怖感を十分に補填してくれているんです。

また、人(ステイサムさん以外)では役不足が否めないメガロドンとの対峙はオオダコが見事に演じてくれており、その筋肉の塊である8本の足を武器に一時はメガロドンをすんでのところまで追い込んでいて、その作中での役割を十二分にこなしてくれているといえます。

予告編を見る限り、架空生物ガンガン登場のワチャワチャイロモノ映画という不安はあったものの、観賞するとその不安は全く払しょくされて楽しむことができました。

MEG ザ・モンスター2を十二分に楽しむために捨てなければならない心情

では最後に映画「MEG ザ・モンスター2」を存分に楽しむための私なりのコツを綴って締めたいと思います。

そのコツとは「メガロドン」という実在したサメという認識に沿って映画を見るのではなくて、あくまでモンスターパニック映画として楽しんだ方が今作を楽しめる感じがしました。

実在のメガロドンを浮かべながら映画を見ると、どうしても作中で描かれているメガロドンと実在したメガロドンとのその矛盾が浮かんでくるので、エンターテイメントとして楽しむのがいいかなと思います。このあたりはジュラシックパークシリーズにも通づるところがありますよね。

携えて映画に臨んでほしい感情は「if」、捨てて臨んでほしい感情は「疑念」といったところでしょうか。

疑問は制作側の意図や作品の考察につながるので、結果映画をより楽しむためにいいかなと思いますが、疑念はどうしても否定的要素につながることが多いので、ゼヒ捨て去り、望んでいただければと思います。

けっこう冒頭から詳しい方であればあるほど拒絶反応が起きかねないその罠が仕掛けられております故、努々ご注意をば・・・。

ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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