動物雑学

超意外!空を飛ぶまさかの動物たち6選

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、全くそんなイメージがないにもかかわらず、空を飛ぶ動物たちを6種ご紹介したいと思います。超意外な動物たちが目白押しなので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

・・・あ、もちろん、今回ご紹介するのは空を飛ぶイメージがある鳥やコウモリ、蝶などの飛翔可能昆虫などとは別の生き物でございます。

マジ?超意外!空を飛ぶ動物たち

空を飛ぶ動物は?と問われれば、やはり鳥の仲間が一番に思い浮かべますよね。私たち人間もその知能を進化させていった結果、現在では飛行機やヘリコプターという運航手段を発明し、現在では様々な場所へと移動できるようになったわけでございますが、個人個人が気軽にサッと空を飛んで近くのスーパーなどに買い物に行くっていうのは、現状まだまだ難しいところ。

故に、時に飛んでいる鳥たちを見るとちょっとうらやましく思えたりしますよね。

空を飛ぶ動物は鳥の他にも結構いて、代表的な種であれば

  • トンボやハチ、蝶などの飛翔昆虫
  • コウモリ

などでしょうか。そして空を飛ぶという能力を空中を滑空するところまで広げると、ムササビやモモンガ、そしてトビウオなどもこれに当たると考えることができます。

でも、こういった動物たちの他にも空を飛ぶ動物がいるんです。ではでは、早速そんな空を飛ぶ超意外な動物たちをご紹介していきたいと思います。

尚今回は空中を滑空するなど飛ぶという言葉を広義にとらえた動物も選定に含ませていただいておりますことあらかじめご了承いただければと思います。

空を飛ぶ超意外な動物たち1.ニワトリ

最初はちょっとそのイメージが柔らかめの動物から。ひょっとするとこちらについてはもしかしたら、ご存じかもしれませんね。ニワトリは翼の面積に対して体重があることから、ダチョウやペンギンなどと同じく飛べない鳥というイメージが強いかと思います。もちろんスズメやワシなどのように、長時間大空を飛び回るっていうのは難しいのですが、短時間で低い距離であればニワトリも飛ぶことができるんです。

このニワトリ、結構強者な一面もあってですね。そのイメージが覆る意外な生態をこちらの記事でご紹介しておりますので、良ければこちらの記事も併せてお読みいただければと思います。

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空を飛ぶ超意外な動物たち2.トカゲ

このあたりから、結構意外性が高い動物たちが登場し始めます。次にご紹介するのはトカゲ。厳密には空を飛ぶというよりは滑空するという形容になるのですが、実はトカゲも空を飛ぶことができるんです。

空を飛ぶ能力を有しているのはその名前もトビトカゲというトカゲの仲間たち。東南アジアなどを中心に約35種のトビトカゲが生息していて、主にヘビなどの捕食動物から逃げるためこの能力を進化させていったと考えられており、その滑空能力は種によっては20m近くも宙を舞うことができるんですね。

どのように空を飛ぶかというと、胴体の部分の皮膜を広げてこの皮膜を翼代わりにして揚力を得て空中を滑空するんです。この皮膜肋骨の一部がかなり伸びてその骨組みを成しているわけなんですが、肋骨が伸びていった結果、滑空する能力を獲得する。。。本当に動物たちの進化っていうのは驚愕するところですよね。

空を飛ぶ超意外な動物たち3.ヘビ

追われるものが空を飛び自らから逃げていくのであれば、もちろん追う側も滑空する能力を獲得していくというのは自然というもの。実はヘビにも空を滑空する能力を獲得した種類がいましてですね。その種類はその名もその名もトビヘビと呼ばれるヘビの仲間。

こちらも東南アジアを中心に、5種のトビヘビが生息していて、中には滑空する能力を持たない種もいますが、一番滑空能力があるとされるパラダイストビヘビは約10mほどの距離を飛ぶことができることが分かっているんです。

トビトカゲのように皮膜があるわけではありませんが、トビヘビもトビトカゲと同様飛ぶ際には肋骨を広げ、体を平たくして重力低下を弱め空中を滑空するんです。トビトカゲよりも体が大きく前述の通り皮膜はないので、飛翔距離はトビトカゲよりも短いですが、ヘビが空を飛ぶ能力を持つっていうのも本当に進化の驚異を感じてしまいますよね。

空を飛ぶ超意外な動物たち4.イカ

水生生物で空中を滑空する種類といえば、トビウオが一番有名かと思いますが、実はイカもトビウオのように空中を滑空することができるんです。この能力を有しているのは、その名もその名もその名もトビイカという種類の仲間たち。

トビイカ属に属するイカの仲間は現在のところ、2種が確認されていて熱帯・亜熱帯の海域を中心に生息しています。

トビイカは触腕に空を滑空するための揚力を増加させるための広い膜がついていて、勢いよく海面から飛び出すとこの触腕と面積の広いヒレ、いわゆるイカのミミの部分を広げて妖力を得ていると考えられているんです。その飛距離はなんと約10m。

けっこう飛ぶでしょ。

空を飛ぶ能力を有した経緯については詳しいことはまだ分かっていないですが、トビウオと同様、サメやカジキなど他の捕食動物たちから逃れるためにこの能力を磨いていったと考えられております。

ちなみに私たちがよく知るスルメイカは英名で「flying squid」、空を飛ぶイカと呼ばれていますが、スルメイカにはトビイカのような広い皮膜が触腕についていないため、その名前とは裏腹に飛翔能力については疑問視されていたりします。

空を飛ぶ超意外な動物たち5.クモ

イカもかなり意外だったかと思いますが、クモはひょっとするとその上を行ってしまったのではないでしょうか。実はクモも空を飛ぶことが分かっていて、クモはこれまでご紹介した種のように自身の体の一部で揚力を得て、という感じではないのですが、クモは自身が出す糸につかまって空を飛ぶんですね。

なので飛ぶというよりは漂うという方が正しいかもしれませんが、その高度はこれまでご紹介した種類とは比べ物にならない程で、空を飛ぶ飛行機にクモがついたりするほど。まさにクモが雲のようにっていう感じなんです。

こういった行動を行うのは体が軽いまだ生まれて間もない子グモ、もっといえば幼クモがよく行うのですが、一部のクモは成体でもこの能力を有していることが分かっているんです。

空を飛ぶ超意外な動物たち6.ミノムシ

トリを飾るのはミノムシ。実はミノムシも空を飛ぶんです。

そう。冬のころ、枝にぶら下がっている蓑状の巣をつくって越冬している姿をよく見るあの虫です。

超意外でしょ。

ミノムシはミノガとよばれる蛾の幼虫なのですが、ミノムシも生まれて間もない幼齢のころにクモと同じく、自らの糸につかまり空を飛ぶんです。実は強度が高いことで定評があるクモの糸よりもミノムシの糸は強度が高いことが現在の研究で分かりつつあって生まれて間もないミノムシはこの自慢の糸を使い、空中を移動して別の場所へと生息地を広げていくというわけなんです。

ちなみにクモやミノムシのこういった能力はバルーニングと呼ばれていて、一部の節足動物がこの能力を有しているんです。

最後に

いかがだったでしょう。今回は空を飛ぶ意外な動物たちを6種ご紹介させていただきました。鳥や他の飛翔動物たちのように自身の思い通りの場所に空を飛んで移動していくというわけではありませんが、結構意外な動物たちがいたのではないでしょうか。

空を飛ぶっていう意外性ももちろんながら、クモの飛ぶ高度は本当にオドロキでしたよね。また別の種類で空を飛ぶ意外な動物たちが発見されればまたこちらの記事に加えさせていただきますね。

ではでは、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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