こんにちは。えたばりゅです。
今回は、昆虫の中でも人気が高いコウチュウにスポットを当てて、いったいどのような昆虫が甲虫に当てはまるのかを、バッチリわかりやすく解説したいと思います。こちらの記事をお読みいただくことによって、甲虫たちの魅力にさらにドップリハマってしまうこと請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
大人気昆虫コウチュウとはいったいどんな昆虫なのをバッチリわかりやすく解説!
現在世界には100万種を超える昆虫類が暮らしていて、その体の小ささもあり、毎年のように新種が発見されている種でもあります。そんな昆虫類の中でも、哺乳類、私たち人間の毛にも含まれている、クチクラという丈夫な膜で構成された硬い外骨格を持つ昆虫たちが甲虫(コウチュウ)と呼ばれており、分類としてはコウチュウ(鞘翅)目という系統に属している昆虫たちのことをコウチュウと呼んでいるんですね。
そして現在コウチュウ目に分類されている種類はなんと、わかっているだけでも37万種以上いて、昆虫の枠組みを超えて、動物の中でも一番多い種が含まれている系統でもあるんです。このようなこともあり、現在昆虫が発見されていないエリア、海を除くと陸上、淡水問わず、様々な場所に甲虫たちが暮らしているんです。
なんか私たち人間の毛にも含まれている物質と同じとなれば、あまり固くないようなイメージを生んでしまいそうですが、クチクラは貝類の殻や卵の殻の表面にも含まれているので、この例であれば、結構固い丈夫な物質なんだなって思っていただけるのかなと思います。
逆に人間の髪の毛って、そんな固い物質含まれてたの?って驚いてしまいますよねw
コウチュウの特徴と超多様な生態を持つ甲虫たち
甲虫の特徴としては、やはり第一には昆虫たちの中でもひときわ固い外骨格に覆われているというのが一番ですが、その他にも、成長過程では総じて完全変態を行うなどの特徴があります。
~変態についての詳しい記事はこちら~
-
-
昆虫は変態!?自然界の変態の神秘をバッチリ解説!
こんにちは。えたばりゅです。 今回は、一部の昆虫などが行う「変態」という習性について、解説してみたいと思います。変態と聞くと、ちょっと特異な性質を持ってらっしゃる方という風に思い浮かべがちですよね。 ...
続きを見る
また、動物界きっての種類数を誇る系統だけあり、その生態も本当に多岐に渡るんです。
その例を挙げるとカブトムシやテントウムシなど飛翔する際、外骨格でおおわれた鞘翅とよばれる前翅をまず広げて、飛ぶ準備をしてから後翅を羽ばたかせて飛翔に移る種が多くいて、他の飛べる昆虫たちを比較すると、飛ぶまでの間に少しタイムラグが生じたりするんですね。
この硬い前翅を鞘(さや)に見立てたものが、コウチュウ目のもう一つの分類名、鞘翅目(しょうしもく)の由来でもあるんですが、中にはオサムシなど前翅と後翅が引っ付いてしまって、飛ぶことをやめる選択をしたコウチュウたちもいたり、ハナムグリのように前翅を広げず後翅を間から延ばして飛翔する種もいたりと、飛ぶというカテゴリにおいても、結構多様な選択肢を持つ種でもあるんです。
この他にも、陸生、水棲などの活動エリアや食性も草食、樹液食などの植物食系から肉食、動物の糞を主食にする種までおりまして、カブトムシやコガネムシなどのように幼虫期と成虫期で食性が変わる種もいれば、ゲンゴロウなどのように幼虫期、成虫期ともに食性が一貫しているなど、様々、また、サイズも数ミリから20cmに迫るものまで様々なタイプのコウチュウたちが暮らしており、このあたりはさすが最大級の種数をほこる系統というところでしょうか。
コウチュウたちの種類
では、コウチュウたちにはどんな種類の昆虫たちが含まれているのか、その具体例をいくつかご紹介すると、
- カブトムシ
- クワガタムシ
- コガネムシ
- タマムシ
- テントウムシ
- カナブン
- カミキリムシ
- オサムシ
- ハンミョウ
- ゾウムシ
- ゴミムシ
- ホタル
- ゲンゴロウ
- タマオシコガネ(フンコロガシ)
などなど様々な種がおります。
最後に
いかがだったでしょう。今回はコウチュウとはいったいどんな昆虫たちがいるのか、バッチリわかりやすく解説してみました。クワガタムシやカブトムシのようなスター昆虫、タマムシやホタルのような文字通りのスター昆虫、タマオシコガネのような別角度から脚光を浴びる昆虫、・・・本当にコウチュウたちは多種多様で魅力的ですよね。ではでは、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。