こんにちは。えたばりゅです。
今回は、淡水と海水、どちらにも生息している生き物たちをご紹介したいと思います。果たしてどんな種類の生き物たちがいるのか・・・ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
淡水・海水どちらにも生息している種がいる動物たち
私たち人間は陸上で暮らす陸生動物の端くれでございますが、地球には碧き星の名の通り、大量の水が存在しており、その表面のなんと約７割が水であることが分かっております。そしてその水は海水と淡水に分けられ、その比率は海水が９７．５％、淡水はわずか２．５％というわけで地球上に存在する水はそのほぼほぼが海水で占められているんですね。
そのような比率ではあるものの、世界の淡水域には非常に多様な生き物たちが暮らしており、中には海水種として一般的に知られている種の生き物たちが淡水でも暮らしていたりするんですね。今回はそんなどちらの水域も生息している生き物たちをご紹介しようと思います。
ではでは、早速ご紹介していきましょう。尚、今回は淡水に暮らす動物で、その中でも、肉眼で容易に可視できる大きさの動物たちにフォーカスしてご紹介しておりますゆえ、予めご了承いただければと思います。また、硬骨魚類という括りに関してはご紹介するにもあらずというところで今回は割愛させていただいております。
淡水・海水どちらにも生息している動物たち１．アザラシ
アザラシは半水生の生き物として知られており、そのほとんどが海水種として知られておりますが、中にはわずかながら淡水域に住んでいるアザラシもおりましてですね、それがバイカルアザラシとワモンアザラシ。その中でもバイカルアザラシはアザラシの中では唯一、淡水域にのみ生息するアザラシなんです。
～バイカルアザラシについての詳しい記事はこちら～
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淡水・海水どちらにも生息している動物たち２．カニ
カニはけっこうどちらにも住んでいるってのは知られているのではないでしょうか。ただ、その生息水域は非常に多岐にわたり、淡水域から汽水域、浅海域から深海域に至るまで、カニがいない場所ってのはないんじゃないかって思えるほどなんです。
淡水種としては、日本が誇るサワガニの他、モクズガニなど、約１３００種が世界の淡水域で暮らしているんです。結構多いでしょ。そして海岸域や浅海性ではシオマネキやワタリガニ、可愛い名前ながらも猛毒を持つスベスベマンジュウガニ、深海性ではズワイガニやタカアシガニなどがその代表例ですね。
淡水・海水どちらにも生息している動物たち３．エビ
カニが来れば、やはりこちらも絶対あるよね。って感じではないでしょうか。エビもカニと同じく、割と両方に生息しているイメージが強いのではないかなと思います。そしてエビにについてもカニと同じく、非常に幅広い水域を生息域としており、淡水から深海に至るまで非常に多様なエビたちが暮らしております。
淡水種としてはテナガエビやヌマエビ、ザリガニ、浅海種としてはクルマエビやブラックタイガー（ウシエビ）、イセエビ、ロブスターなど、深海種ではサクラエビやシラエビなどがその代表例と言えます。
淡水・海水どちらにも生息している動物たち４．貝
貝類も結構認知度は高いですよね。あまり動かないイメージがある貝も、分類上は立派な動物ということで今回はご紹介させていただきます。淡水種の代表例としては、田んぼなどでよく見かけるタニシが有名ですよね。ただ、シジミなど淡水から汽水域に生息する種もいるものの、エビやカニほどではなく、その多くが海水種として知られております。
淡水・海水どちらにも生息している動物たち．５エイ
エイはサメと並ぶ、軟骨魚類の代表格で、身近なアカエイや雄大なマンタはじめ、多様なエイたちが暮らしておりますが、その中には淡水域に生きる淡水種もいるんです。淡水エイは南米や東南アジアにも生息しており、中でもタイに生息している淡水エイはなんと全長４ｍに達するマンタもビックリのデカさを持つ個体も発見されていたりするんです。
一種で海水・淡水を行き来する魚
では、最後に一種で海水と淡水域を行き来する魚たちをご紹介しようと思います。これはサケ科の魚類たちが有名ですよね。サケの他にも海水と淡水を行き来する魚たちは今してですね。具体例を一部ご紹介すると
- ウナギ
- アユ
- シシャモ
- オオメジロザメ
- ノコギリエイ
- スズキ
- クロダイ（チヌ）
- ボラ
- 一部を除くチョウザメの仲間
などがおります。
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最後に
いかがだったでしょう。今回は淡水・海水どちらにも生息している種類の動物たちをご紹介させていただきました。同じ「水」という環境下ながら、淡水と海水ではその環境にはかなりの差があり、一説によると人間が宇宙で生活するようなものと称されるくらいの差があるようなので、それに生身で適応しているというのは、本当に種としての逞しさを感じてしまいますよね。
ではでは、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。