動物雑学

マジ!?肉を食べる意外すぎる野生動物たち5選

こんにちは。えたばりゅです。

このコーナーでは、動物に関する雑学などを取り扱っていきたいと思います。

あなたが生きる上で、必ずしも身につけないとならない必要な知識ではありませんが、色々な動物に興味を持つきっかけになったり、飲み会の話のネタに使えたりと、何かと便利なコンテンツになっていますので、ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

今回は、肉を食べる意外な・・・超意外な!野生動物たちを5種厳選してご紹介していきたいと思います。

ではでは、存分にたまげていただきましょう。

え!?アンタ肉食べるの!?肉を食べる意外過ぎる動物たち5選

あなたは肉を食べる動物と聞くと、どんな動物を思い浮かべるでしょうか?

おそらく

  • ライオン、トラなどのネコ科動物
  • オオカミ、コヨーテなどのイヌ科の動物
  • サメ、シャチといった海の王者たち
  • ワシ、ハヤブサといった猛禽類たち

などといった勇猛果敢な生態を持った動物たちを思い浮かべるのではないでしょうか?

でもね。そういったイメージとは全くかけ離れた動物たちも肉を食べたりするんです。多分・・・いやいや、確実にあなたがビックリする動物も含まれておりますので、ぜひ目を皿のようにして驚愕していただければと思います。

では、早速ご紹介していきましょう。

肉を食べる意外すぎる動物1.リス

リスってどんなもの食べるの?って思い浮かべた時、やはり真っ先にイメージするのが、

  • ドングリなどの木の実
  • ヒマワリの種などの植物の種子

などといったものをイメージしますよね。もちろん、これらが主食になっており、多くのリスたちは植物由来の食物を摂取しております。

しかしながら、中には雑食、すなわちこれらの食べ物の他に動物性たんぱく源を摂取するリスたちも存在し、

昆虫やトカゲなど小型の爬虫類、鳥のヒナや中にはネズミなどの小型の哺乳類を食べたりする種類もいるんです。

特に熱帯に住むリスにはこういった傾向があり、具体的な種類でいえば、

  • メキシコやアメリカなどに生息するレイヨウジリスの仲間
  • 私たちになじみ深いシマリス

などが挙げられます。

肉を食べる意外すぎる動物2.ジャイアントパンダ

ジャイアントパンダの主食といえば、ご想像の通り笹や竹といった植物であり、パンダがひっきりなしに笹の葉を食べている姿は、動物園などでもおなじみの超絶微笑ましい光景ですよね。

でも、ジャイアントパンダがどんな動物の仲間と問われれば・・・そうなんです。パンダも植物食傾向が強いとはいえ、れっきとした熊の仲間。

稀に魚やウサギなどといった動物性たんぱく質も摂取しており、頻度はほとんどないものの、中国で山羊などの家畜がジャイアントパンダに襲われ、捕食されるという事件も起きております。

また、捕食目的ではないものの、動物園で稀にパンダの柵に近づきすぎた見物客が檻の前でパンダに襲われるという事件も起きており、やはり可愛いとはいえ、ジャイアントパンダも、気性の激しい一面は持っているのかもしれませんね。

現在のところ、日本の動物園では前に掘りが設けられていたり、強化ガラスで遮られていたりと、直接ジャイアントパンダに触れられるくらいまで近づくことが可能な場所はありませんが、国外の動物園などの展示施設では、堀などを設けっていないところもあってですね。海外旅行でこういった施設を訪れた際は、触りたい衝動に駆られても、グッと堪えてあまり近づきすぎないようにしましょう。

肉を食べる意外過ぎる動物3.キリン

キリンも肉を食べるというイメージからは程遠い動物と思います。事実、アフリカの動物たちの様子を撮影したドキュメンタリー番組や動物番組などでも、のどかに木の葉を食んでいる様子は時折映し出されていますが、キリンが他の動物たちを襲って食べている姿というのは、もちろん、ご覧になったことがないかと思います。

ただ、極稀にたんぱく源が必要になった際、動物性たんぱく質を摂取することがあり、多摩動物公園でもキリンがハトを捕食した記録があります。

ただ、キリンは反芻動物で、植物の消化に適した消化機能となっており、この辺りはキリンが進んで捕食したのか、はたまた偶発的要素が高いのか、そのあたりは明確になっておりません。キリンの謎の一つといえそうですね。

肉を食べる意外すぎる動物4.トナカイ(カリブー)

トナカイ・・・。そう、サンタクロースのそりを引いている全国の子どもたちの陰の立役者。

カナダやアラスカなど諸外国では、カリブーとも呼ばれます。

若干の姿の差異はあるものの、トナカイもその容姿に違わず、シカの仲間。しかといえば、やはり食べてるもののイメージとしては、植物。

多分あなたがイメージするトナカイが餌を食べる姿も、牧場で背の低い草を食んでいる姿ではないでしょうか。

もちろんそのイメージは間違いではなく、トナカイも主食は植物。普段は草や苔などを常食としております。

ですが、稀に動物性蛋白源を摂取するため、昆虫やレミングというネズミの仲間を捕食することがあるんです。そういった食性を知っているシベリアの民族はトナカイに草などの他、魚などの蛋白源もあげたりしています。

肉を食べる意外すぎる動物5.ウサギ

はい。極めつけはこの可愛い動物の代表の一角ともいえる野生動物。

誰がウサギが肉を食べると想像するでしょうか。おおよそ信じがたい話ですが、ウサギも肉を食べることがあるんですね。

普段はそのイメージ通り、草食で芝生くらいの背丈の草を食べて生活しております。ただ、カナダに生息する野ウサギの一種は冬になると、摂取するエサがなくなってしまい、生きるための栄養源を摂取するために、エネルギー効率のいい動物性たんぱく質を摂取することもあるんです。

といっても、生きている獲物を襲って捕食するということではなく、鳥類や哺乳類の死肉を食べるという感じですね。

こちらがその説の立証記事。

【動画】カメラは見た! 実は肉食系でもあるノウサギ
天敵であるはずのカナダオオヤマネコや仲間の死骸まで食べる理由

NATIONALGEOGRAPHIC 日本版 2019.1.16掲載記事より

実は、ウサギが肉を摂取したという記録は、1926年からあったとされているんですが、動画などの決定的証拠が納められたのは、今回が初めてです。

やはり自然界で生きていくということは、時には常食しないものも摂取しなければならない過酷なものなんですね。

ただ、こういった事例は自然下における本当に生死の関わった厳しい環境で発生した可能性ももちろんありますので、ウサギなどをペットとして飼育してらっしゃる場合には、通常のペレットなどの食事のみで十分栄養は補えますので、ご安心いただければと思います。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、肉を食べる意外過ぎる動物たちを厳選して5種ご紹介させていただきました。生きていく上で必ず必要な知識ではないですが、誰かに話したくないようだったのではないでしょうか。

この他にも、カバがインパラやシマウマを捕食したりすることもあり、草食として位置づけられている動物たちも、たんぱく源が必要になった際には、他の動物たちを捕食することは自然界では度々あります。そして現在は絶滅種ではあるものの、過去には肉食のカンガルーがいたことが分かっておりましてですね。こちらもなかなかの衝撃具合といえるのではないでしょうか。

また、クワガタも、普段は樹液を摂取しておりますが、メスが産卵期を迎えると、他の昆虫を捕食することがあります。

自然界は、やはり私たちの単純な区分では推し量れない複雑さを秘めているというところでしょうか。

ぜひ、様々なコミュニケーションの場でお役立ていただければ幸いです。

では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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