魅惑の野生動物たち

ビッグ5それはアフリカを象徴する野生動物たち

こんにちは(^^)えたばりゅです。

今回は野生動物たちの宝庫とも言っても過言ではない、アフリカの大地に暮らす野生動物たちの中で、ひときわ存在感を放つ、5種の野生動物。

アフリカにおける「ビッグ5(ファイブ)」

と呼ばれている野生動物たちをご紹介しようと思います。

どの種類もさすがビッグ5に選ばれるだけあり、威風堂々たる姿をしておりますよ。

では、さっそくご紹介に入っていきましょう。

ビッグ5 アフリカを象徴する5種の動物

一応念のため、「ビッグ5」は政府やアフリカ諸国が何かしらの会議で決定した公的なものではなく、一般的にアフリカで存在感のある野生動物たちが、いつしかこう呼ばれるようになったものであります。

ですので、ひょっとするとあなたが考えているアフリカのビッグ5とはまた少し違うかもしれませんが、是非、あなたの考えるアフリカのビッグ5と照らし合わせていただければと思います。

ではでは、「ビッグ5」トップバッターをご紹介していきましょう。

ビッグ5No.1 ライオン

こちらはもう予想ついたのではないでしょうか。

言わずと知れた百獣の王。オスが持つこの立派な鬣(たてがみ)は雄姿の象徴として国旗や様々なシンボルに用いられております。ライオンはネコ科の動物では珍しく、「プライド」と呼ばれる群れを形成して生活する社会性動物になります。

知らない人はいないほど有名な動物になりますが、現在急速に数を減らしており絶滅が心配されております。主な減少の原因はスポーツハンティングや流行病、開発による生息地の分断など。

ライオン 憧れのカリスマたち

ビッグ5No.2 ヒョウ

主に樹上を好み生活の多くを木の上で暮らす美しき暗殺者。狩りの成功率はネコ科動物の中でも、屈指の成功率を誇ります。そして、イエネコを除くと、世界でもっとも生息地域が広いというのも、その特徴といえます。

ただし、その生息地は限定的になりつつあり、こちらも絶滅が心配されている動物になります。主な減少の原因は生息地域の破壊や毛皮目的の密猟など。シベリア地方に住む亜種のアムールヒョウ、そしてキタシナヒョウはかなり深刻な状態といえます。

ビッグ5No.3 アフリカスイギュウ(アフリカバッファロー)

ウシ科の仲間ですが、その性格は勇猛で仲間思いです。

ライオンからはしばしば獲物として狙われますが、大きな体と鋭い角、そして群れの強みを生かし、逆に撃退してしまうことも多くあります。

体長は約3m。体高は約1.6mにも及ぶアフリカでも大型の動物になります。主な外敵はライオンやナイルワニ。

ビッグ5No.4 サイ(シロサイ・クロサイ)

アフリカの重戦車の異名を持つ非常に硬い皮膚を持つ動物。

シロサイは大きな角が特徴的ですが、この鋭い角を形成しているのは人間の髪の毛や爪と同じ成分のケラチン。幼獣の頃はライオンなどに襲われることもありますが、成長しきってしまえばこれと言って外敵は存在しません。

しかし、この角が目的による密猟、生息地域の破壊などでクロサイ、シロサイともにかなり数を減らしており、サイにおいても現在絶滅が危ぶまれております。

サイ 憧れのカリスマたち

ビッグ5No.5 アフリカゾウ

トリを飾るのは、やはり現生動物の中で陸生動物最大の生き物である、アフリカゾウ。大きな耳と長い角、そして何と言っても大きな体が最大の特徴であります。体長は約6m。体高は約3m。そして体重は約10トンにも及びます。

サイと同じく幼獣の頃はライオンなどに襲われたりしますが、成長するとほぼ無敵の存在となります。

ただしこちらも生息地域の破壊に加え、この象牙を目的とした密猟が後を絶たず、急速に数を減らしております。

実は、今回ご紹介したビッグ5と呼ばれる動物たちはアフリカを象徴する動物であるとともに、悲しいことに狩猟の対象となってしまっている5種の動物たちと形容されることもあるんですね。

いかがでしょう。どの動物たちも本当にアフリカを象徴するといっても過言ではない動物たちですよね。そして確かこのライオン・ヒョウ・アフリカスイギュウ・サイ・アフリカゾウに

キリン・チーター・ナイルワニを加えた、ビッグ8なるものがあったような気が・・・これは私のあいまいな記憶なんでお気になさらず・・・。

最後に

いかがだったでしょう。アフリカのビッグ5と呼ばれる5種の野生動物たち。あなたの予想する「ビッグ5」と合致していたでしょうか?

ビッグ5と呼ばれるだけあって、誰もがよく知るメジャーな動物たちですが、どの種も数を減らしていることは驚きですよね。

生息地域はもとより、やはり生息数を守っていくためには毛皮や象牙などの製品を求めない ということが重要になってきます。私たちが求める限りそこには供給が存在します。

まずはこういった商品を許さない姿勢を作っていくことがやはり大事ですよね。

アフリカを象徴するビッグ5。是非これからもアフリカの象徴的存在であり続けてほしいものだなと思います。では今回はこの辺で。今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

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