えたばりゅコラム

中国でペットクローンビジネス本格化の兆し あぁ・・・やっちゃった

こんにちは。えたばりゅです。

今回はちょっと、嫌なニュースが報道されていたので、そちらの方をご紹介しようと思います。先日、久しぶりに早く帰宅し、夕方の報道番組を見ていたのですが、予測していたとはいえ、かなり衝撃を受けてしまいました。

では早速そのニュースの内容について、ご紹介したいと思います。

中国でクローンペットビジネス本格化!?早く規制しないと取り返しのつかないことにも・・・

実は以前、1年半ほど前だったかな。

こちらの「人類、ついにパンドラの箱を開ける 羊と人のハイブリット誕生」の記事で、クローン技術に関する懸念をお伝えさせていただいていたのですが、そんな懸念とは裏腹に着々とこの技術が進出し、ビジネスとして定着しつつあるようなんです。

冒頭で申し上げた通り、予測はしていたものの、かなりショックといいますか、衝撃を受けてしまいました。

こちらにそのニュースの概要を記事にしてくれていましたので、とりあえずシェアさせていただきます。

西日本新聞 ペットのクローン販売、中国で拡大 犬580万円、猫380万円依頼続々

あぁ・・・ついにやっちゃったか・・・っていう感じです。

あまり命に対する価格帯自体のことには触れたくないのですが、このような高額でも、実際にもうそのクローンペットを飼い始めている方もいらっしゃるようなんですね。飼い主の方は以前飼ってたペットに姿も性格も非常に似ているとかなり満足げにおっしゃっておられました。

最初は抵抗あるかもしれないけど、以前可愛がっていたペットが返ってくるならばいいのでは?

とおっしゃられる方もいらっしゃるかもしれませんが、私個人の意見としては、これは絶対にやっちゃいけないことだと思う・・・いや、絶対やってはいけないんです。

クローンペットの定着で失われるかけがえのない個性

クローン技術で、長年一緒に過ごしたペットがまた帰ってくる。

確かに、長年暮らしを共にして、そのペットが寿命を迎え、旅立つ時は非常に悲しい瞬間。場合によっては、何カ月、何年もその悲しみが続くこともあります。

そんなペットが帰ってくると本当にうれしいですよね。

でも、悲しいのはその子が世界にただ1匹しかいない、その子がこの世から旅立つから悲しいといえるのではないでしょうか。

クローンとは、もうご存知だと思うのですが、簡単にいうと、自分がもう一人出来るようなもの。

要するに、もはや世界でただ一匹ではなくなります。その子はお金さえあれば、その子はいつでも「量産」出来るようになります。

そんな状態で、そのクローンの子が亡くなる日が来ても、最初のこの時のように悲しみがこみ上げるでしょうか?もちろんまったく悲しくはないことはないでしょうが、このクローンの子が亡くなってもまた次のクローンを迎えればいいや。

的な気持ちが絶対に出てくるはず。

その子の「代え」がこの先いくらでもいるわけですから。

そうなった時点で、もう命からモノへと変わってしまうような気がするんですね。

そして、ペットたちは私たち人間と同じく、同じ犬種、猫種、ウサギ種等々でも、その子によって様々な個性があります。こうしたクローン技術が発展していけば、必ず優秀な遺伝子だけをクローン化して、残していこうという考えが芽生えることは間違いないでしょうし、そうなった時点で、もう個性というのは無くなってしまいます。

これって本当に良い事なんですかね。

  • その子が忘れられないから。
  • もう一度、その子と暮らしたいから。

こういう気持ちは本当によくわかります。実際私も先代犬はじめ、共に過ごしてきた動物たちが天に召された時、やはり同じように考えましたし、私の友人の母上様も先代猫ちゃんのことで本当にお悩みになったことを、その友人からつい昨日お聞きしました。

ですが、それは先ほど申し上げた通り、世界にその子しかいないから、一度しかない寿命を必死に全うした姿をみていたからこそ、そういう気持ちになるということもあるのではないでしょうか。

これって、別れを送る側としては非常にキツイですが、これこそが本当に大事だと思うんですよね。

この報道では、日本からも問い合わせが来ているということをおっしゃっていました。

もし、そういう方がいらっしゃってこの記事を読んでいただいているのであれば、今一度、その感情を鎮め、思いとどまってほしいと思う次第でございます。

また、クローンの発達は別の心配もあります。そちらの方は、以前にアップしたこちらの記事でご紹介しておりますので、もしよろしければこちらの方もご覧ください。

人類、ついにパンドラの箱を開ける 羊と人のハイブリット誕生

こんにちは(^^) えたばりゅです。 突然ですが、あなたはクローンに関してどう思われます?? ちょっと、衝撃的なニュースを見たので、ぜひシェアさせていただきたいと思います。 科学の踏み込んではならない ...

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最後に

いかがだったでしょう。今回は、ちょっと・・・いや、かなり衝撃的なクローンペットビジネスが本格化しつつあるというニュースをご紹介させていただきました。

この技術を提供している企業の代表は、「タレント犬」も同じ容姿の子がいると、交代できるので疲れない。なんていうことを言っていましたが、そんな理由は犬にかこつけた人間側の理由に他なりません。

タレント犬が疲れないよう、ストレスがかからないよう、細心の注意を払って撮影するのは当然のこと。

中国も日本も今のところ、人間のクローンは法令で禁じられているものの、動物のクローンに関しては明確な規制がないのが現状。早く規制しないと取り返しのつかないことになると思うのは私だけでしょうか。

とある映画のフレーズで「生命は限られた時の中にこそあるべき」というセリフが出てくるのですが、これは本当にその通りだと思います。

技術の進歩ももちろん大事ですが、やはり止めるべきところはしっかり歯止めをかけていかないとですよね。

では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

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