こんにちは。えたばりゅです。
今回は超有名恐竜、もはや知らない人はいないといっても過言ではない、恐竜の王にしてカリスマ、ティラノサウルスレックスにスポットを当てて、Tレックスに関する新たな新仮説に迫っていきたいと思います。
Tレックスも少し前までは、今のようなスタイリッシュなフォルムではなく、いわゆるゴジラ体型というのが通説でした。ところが今や、巨大さに加え、機動力がバツグンにありそうな姿が定着していますよね。
そんなスタイリッシュな姿に大変貌して久しいティラノサウルスレックスですが、最近になってその姿に新たな仮説が出てきたんです。
ではでは、早速ティラノサウルスレックスの新たな姿に迫っていきたいと思います。
ティラノサウルスレックスは実はモッフモフ！？恐竜王の姿に新たな仮説
ティラノサウルスレックスはもはやここでご紹介するまでもない超有名にしてスター恐竜の最右翼なのですが、一応簡単にご紹介させていただくと、英語名、学名共々「Tyrannosaurus rex」という獣脚類に属する恐竜で、今から約６８００万年から約６５００万年前までの白亜紀と呼ばれる時代に生息していました。
生息域は今のアメリカ大陸にあたる場所で、他の草食恐竜はもちろんのこと、他の肉食恐竜、そして同属をも時にはその手にかけていたことが分かっています。
全長約１２ｍ、体重は約９ｔに上り、肉食恐竜の中では最大クラスの巨体を誇ったとされ、超巨大な頭部には、頑丈で時には３０ｃｍの長さになる円錐形の歯がずらりと並んでおり、凄まじい顎の力を持って、この武器を存分に生かしていたと考えられております。
このような姿から、世代問わず絶大な人気を誇っている恐竜で、映画などでも、最強の恐竜としてその地位を確固たるものにしております。
そんな恐竜王ティラノサウルスレックスなんですが、研究の結果、少し前にゴジラ体型から今の頭部と尻尾がほぼ地面に平行なスタイリッシュな姿に軌道修正されたのですが、最近になって、またティラノサウルスの姿に新たな仮説が唱えられているんです。
ティラノサウルスは実は羽毛に覆われていた！？
Tレックスといえば、もうこの姿が定着しておりますよね。もうトレードマークとも言ってもいい、巨大な体に巨大な頭、見るからに恐ろし気な鋭い歯が並んだアゴ。
そして、他の恐竜たちと同じく、ウロコに覆われた体。
しかしながら、実はティラノサウルスには羽毛が生えていたんじゃないかって説が、最近浮上してきているんです。
羽毛の生えたティラノサウルスレックス、メッチャ気になりますよね。
その仮説を持って復元した姿を収めた動画があったので、是非ご覧下さい。
いかがでしょう。巨大な口に恐ろし気なアゴ、そして巨大な体に可愛い前脚、これは従来のティラノサウルスレックスそのままですが、バッチリ羽毛が生えております。
これはこれでカッコいいですが、やはりちょっと違和感がありますよねw
なんでこのような説が出始めたかというと、実はティラノサウルレックスはじめ、ティラノサウルスの仲間は羽毛恐竜の仲間とも近縁で、ティラノサウルスの原始的な種である、ディロングと呼ばれる恐竜に羽毛の痕跡があったことが分かっているんです。
さらに、ティラノサウルスレックスよりも前の時代に今の中国大陸に生息していた、Tレックスの近縁種、ユウティラヌス・フアリという恐竜が発見され、全長は約９ｍほどと、Tレックスよりも少し小柄なものの、それでも大型獣脚類と呼ぶにふさわしい体格をしていたんですね。
そして、その恐竜には上の動画のTレックスのように、その体が羽毛に覆われていたことが分かっているんです。
このようなこともあり、ティラノサウルスレックスにも羽毛が生えていたんではないかという仮説が立てられたんですね。
もちろん、この仮説は実証されておらず、現段階では仮説の域にとどまっておりますが、少なくともTレックスの幼獣には羽毛が生えていたんではないかとも言われているんです。
この辺りも今後の研究が楽しみなところですよね。
最後に
いかがだったでしょう。今回は、恐竜王ティラノサウルスレックスにスポットを当てて、現在唱えられている新たな仮説に迫ってみました。
このように、恐竜はじめ、古代生物に関しては、現在はもう絶滅してしまっているため、化石などの僅かな手掛かりでその姿を導き出しているんですね。なので、実は恐竜たちの体色に関してもまだ、これといった確証がないんです。
なので、極端な話、ティラノサウルスレックスは実は極彩色だったなんてことも可能性としてはあるというわけです。
ひょっとすると近い将来、今の姿とは思いもよらない姿にTレックスがアップデートされるかも・・・
そのあたりも、めちゃくちゃ楽しみですよね。ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。