ペットを迎える前に

雑種犬・雑種猫の魅力を徹底紹介!この魅力に虜必至!!

こんにちは。えたばりゅです。

前回は老犬・老猫の魅力を徹底的にお伝えさせていたただきましたので、今回は犬・猫のMIX種、いわゆる雑種の魅力を余すところなく、ガンガンお伝えしようと思います。

こちらの記事を読み終わる頃には、あなたも雑種LOVERになること間違いなしですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただければと思います。

雑種犬、雑種猫の魅力的すぎるヒミツ これであなたも雑種の虜に

最近は雑種という呼び名もめっきり少なくなってきており、MIXという呼び名が主流になりつつありますよね。それでも、私個人としては、やはり雑種という呼び名に結構愛着を持っているわけでございまして。

なんか強そうじゃないですか。

実はこれはニュアンスだけのものではないんですね。では、雑種犬、雑種猫の魅力についてご紹介していきましょう。

雑種犬・雑種猫の魅力1.丈夫な身体

やはり、雑種の第一に挙げられる魅力としては、体が丈夫である事ではないでしょうか。これについては、まだ科学的に実証されていることではないのですが、私が以前勤めていた動物保護施設でも雑種犬、雑種猫は純血の子に対して、比較的長寿な傾向がありました。

雑種犬の中には、めでたく20歳越えを果たした子もおり、また雑種猫に関しては、20歳を超えても元気に歩き回って活動するなど、とても元気なご長寿さんがおりまして、その子たちは全て雑種なんです。

ではでは、何故ゆえに雑種の子たちはこのような傾向があるのか。この理由について考えてみたいと思います。

雑種の体が丈夫である理由

これについては、純血種が持つ体調面での弱点を、自然交配を繰り返すうちに、その弱点を別の遺伝子が補い、克服したということが理由として考えられますが、一番可能性が大きな理由としては、考えるに雑種が強いわけではなく、純血犬、純血猫が雑種に比べると体が弱い傾向にあるのではないか。

という事なんです。本来、犬や猫は獣医学の進歩も相まって、その平均寿命も延びてきており、その環境が個体に合えば、20歳を超える寿命を持っている。

ただ、純血種は過去の経緯から、どうしても体の各部分に弱点というか、弱い部分を持ってしまっていると考えることができます。

これはなぜかというと、現在純血種と呼ばれる犬や猫たちは、その種類によっては人間の需要に合わせて無理な交配を繰り返された経緯があります。

特に犬に関しては、大小、形状など多種多様な犬種が誕生した背景には、その人の暮らしに合うような犬種・または仕事をこなせる犬種を誕生させるために、様々な犬同士を交配させてきました。

その中には、似通った姿形を維持させるために、近親交配を繰り返したという少し暗い歴史も残念ながらあるんですね。

このように、中には強引な交配で現在の純血種と呼ばれる犬や猫たちが誕生した経緯があり、どうしてもその犬種や猫種によってかかりやすい病気、もしくは身体的に弱い場所がある傾向あります。

少し具体的な例を挙げると

犬のレトリバー系やダックスなどのたれ耳の犬種、そして猫のスコティッシュフォールドなどはその耳の形状から、外耳炎など耳の疾患を発症しやすい。

犬のコーギー、ダックス、バセットハウンド、猫のマンチカン(短足種)に関しては、その体の形状からヘルニアを発症しやすい。

といった感じに純血種は体の形状に特徴を持つ子も多いので、こういったかかりやすい疾患や病気というのがどうしても多くなってしまいます。また、純血種の誕生は世界各国に至るため、どうしてもその地域に順応した身体になっています。

例えば、犬のセントバーナードやシベリアンハスキー、アラスカンマラミュート、猫のクリリアンボブテイル等、北方で誕生した犬や猫については、寒さには強いものの、やはり暑さには弱い体の構造になっています。また、アフリカで生まれた犬のファラオハウンドやタイで誕生したシャム猫などは、その逆ですね。少し前まではそのような犬種や猫種は、主にその地域を主体とした近隣の国のみで親しまれていましたが、今やその気になれば、すぐに世界中に行けるようなグローバルな社会。

もちろんそういった地域特有の犬・猫たちも現在は地球上様々なところで飼育されています。もちろん日本においてもその例に違わずで、皆様ご存じのとおり日本には四季があり、年中通して冬の様に寒いわけではなく、上記のような犬種が誕生した地域よりも南に位置するため、気温もやはり高めです。

やはり、そんな本来の生息地域ではないような地域で暮らせば、どうしてもその体に無理が生じてしまい、結果本来の地域に暮らす個体と比べると、やはり体調を崩しやすくなってしまいます。

このような理由から雑種たちが特別丈夫というわけではなくて、純血種が雑種と比較すると、身体が弱い傾向にあるということが考えられます。

  • 雑種:動物の本能、いわば自然によって生み出された種類
  • 純血種:人の営利目的が犬の種の存続の本能と密接に絡み合い、生み出された種

というところでしょうか。

補足

猫に関しては犬のように人為的交配によって生み出された種類に比べ、自然発生した種類が多いので、犬に比べると純血種でも体の丈夫さは雑種に引けを取らないことが多いですね。

雑種犬・雑種猫の魅力2.成長の楽しみ

純血種たちはその姿もほとんど想像ができるかと思いますが、雑種の犬猫たちは成長段階で、様々な特徴の変化が生まれることがあります。

例えば、犬であれば成長と共に耳の片方が垂れたり、体のある部分に特徴的な毛質が出て来たり、体の成長具合も兄弟で比較的差が出てくることは多くあります。

猫に関しては体の大きさこそ純血種とそんなに差異はないものの、幼少期から成長してくると、段々と体毛の色に微妙な変化が生まれたり、犬と同じく体のある部分に特徴的な模様や毛質の変化が生まれたりします。

このように成長と共に様々な変化を見せてくれる可能性があるのも、雑種の魅力の一つといえます。

雑種犬・雑種猫の魅力3.迎えるにあたり初期費用を抑えることができる

現在の日本のペット事情を考えると、ペットを迎えるにあたっては、ペットショップやブリーダーででペットを迎えるというのが主流となっておりますが、やはりこういった場合、ペットショップに費用を払い、ペットを迎えることになり、その種類によってはかなりの額を支払う必要があります。

しかしながら、雑種に関しては、そういった費用が発生することは少なく、純血種と比較すると、迎えるにあたっての初期費用をかなり抑えることができます。

というところでしょうか。では、雑種を迎えるにあたってどういった場所に行けばいいか、この辺りをご紹介していきましょう。

雑種の犬・猫を迎えることができる場所

こちらは前述した通り、ペットショップやブリーダーでは基本、純血種、もしくは親犬、親猫の種類がはっきりしているMIXのみとなりますので、いわゆる生粋の雑種を迎えるには、こういった場所で迎えることは難しいです。

雑種の犬・猫を迎える方法1.動物保護施設に足を運ぶ

民間の動物保護施設(まれに純血種のみの扱いあり)はもちろん、いわゆる保健所や愛護センターといった行政機関などでは、雑種の子たちが保護されていることが多く、こういった場所に足を運べば様々な雑種の子たちと巡り合うことができます。

ただ、老犬・老猫の記事でもお伝えしましたが、初期費用が抑えられる分、しっかりと終生飼育の意思を施設側に伝える必要があり、それを相手に伝えるために少しの時間と手間がかかります。

ただ、犬や猫をペットとして迎えようとしているあなたであれば、雑種を迎える・迎えないに関わらず、非常に多くのことを吸収することができますので、一度は足を運んでみることをお勧めします。

雑種の犬・猫を迎える方法2.友人・知人から迎える

最近は避妊手術を施すことは、かなり一般のご家庭でも浸透しつつあり、少し前に比べると、自宅で仔犬・仔猫が生まれるということは少なくなりつつあります。

しかしながら、全然ないっていうわけではありませんので、友人・知人で雑種の子飼ってらっしゃる方がいれば、一度問い合わせてみるのも良いかなと思います。

また、猫に関しては近所の野良ネコちゃんが家の敷地内で子供を産んで、その仔猫の飼い主さんを募っているケースは街中でもよくあります。

こういった情報は、SNSでもアップされていたりしますが、お近くのスーパーや動物病院でも、春先になるとこういったポスターが張り出されていることがありますので、こういった場所も少し問い合わせてみたり掲示コーナーを気を付けてみていたりするのもいい方法といえます。

最後に

いかがだったでしょう。今回は雑種犬・雑種猫の魅力を余すところなくお伝えさせていただきました。

改めて、雑種のとてつもない魅力に気づいていただけたのではないでしょうか。

あれ?もしかして、もう迎える準備とか考えちゃってます??

いや~、それはうれしい限り。

ただ、もちろんこのようなことは、あなたに言うまでもなく、釈迦に説法であると思いますが、純血種であれ雑種であれ、同じ素晴らしい命。どちらかが上、どちらが良いというものでは断じてなく、ご家庭に迎えていただくことでかけがえのない存在になることは間違いありません。

このブログを読んでいただき、あなたの楽しいペットライフが始まるきっかけになれば幸いです。

では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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