愛犬・愛猫と良好な関係を築くために

愛犬のイタズラの原因は多くがコレ!運動不足のストレス

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、成長期のワンちゃん、もしくは1~3歳の若年層のワンちゃんにありがちな、

  • 家具をかじる
  • 無駄吠える
  • イタズラする

などといったいたずら盛りの年齢のワンちゃんによくある問題行動の要因となっていることをご紹介しようと思います。こちらの記事をご覧いただければ、その原因が分かり、これらの問題行動を無くしてより良好なペットライフが送れるようになるかと思いますので、ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

愛犬のイタズラや無駄吠えの大きな原因は運動不足が要因かも!運動不足で生じる様々な問題行動とは!?

ワンちゃんとの暮らしは本当にいいものですよね。仕事や学校から帰ってくると、愛犬がお帰りと出迎えてくれて、その日あったちょっとした嫌なことも忘れさせてくれたり、一緒に遊んで絆を深めたり、可愛い上目遣いで甘えてくれたり、休日どこかに一緒にお出かけしたりと、本当に素晴らしいペットライフを送ることができます。

ただ、もちろんいい事ばかりではないわけでして。

おうちの愛犬が、家具をかじったり、ちょっとしたことで無駄吠えしたりして、飼い主さんを困らせてしまうことも。

また、かじる対象は家具のみにあらず、例えば、

  • ペットトイレの枠
  • ペットシーツ
  • 自分のケージや小屋

といったものから、

電気のコード

などといった、かなり危険なものをかじってしまうことがあります。

これらの問題行動の原因、実は運動不足からくるストレスが要因になっている可能性が高いんです。

愛犬が運動不足に陥ると百害あって一利なし

元々、犬たちはかなり持久力に優れている動物でして、走り回ったり、動き回ることによって日々のストレスを発散させております。特にエネルギーが満ち溢れている、成長期から青年期にかけては、とても多くの運動量を必要とするんですね。

そんな時期に運動ができない日がどんどん増えてしまったりすると、犬たちは溜ったエネルギーを発散できずに、どんどんストレスをため込んでいってしまい、その結果、

家の家具や自分のケージ、小屋などをかじって破壊したり、事あるごとに吠えてしまったりする問題行動に繋がってしまいます。そしていろんなものをかじると、ささくれた木片やプラスチックなど異物が胃の中に入ってしまいますので、愛犬の健康を害してしまう可能性もあるんです。

もちろん、ワンちゃんの性格も千差万別、そして犬種によっては吠えることが仕事の犬種もいますので、これが全てというわけではありませんが、こういった問題行動は運動不足によってエネルギーの発散場所を無くしてしまい、ストレスが溜まってしまった結果、起きている可能性が高いです。

ワンちゃんの運動といえば、やはり日々のお散歩が代表的なモノといえますが、では、ワンちゃんの運動量っていうのはどれくらい必要なのでしょうか。

体格別 ワンちゃんに必要なお散歩の量の目安

これは、犬種、性格、ワンちゃんの年齢、そして季節によってもちろん違いがありますので、ご参考程度に思っていただけると幸いなのですが、

  • 超小型犬(体重2kg~5kg):20分~30分を一日2回
  • 小型犬(体重5~10kg):30分~45分を1日2回
  • 中型犬(体重10kg~20kg):1時間を1日2回
  • 大型犬~超大型犬(体重20kg以上):1時間半~2時間を1日2回

といった目安になります。もちろんこれは目安ですので、例えばボーダーコリーのように本来牧場を駆け回っているような犬種であれば、更に必要な運動量は増えるという風に思っていただければと思います。

ご参考までに、より運動量が必要な犬種を少し例に挙げさせていただくと、

  • ジャックラッセルテリア
  • ボーダーコリー
  • ジャーマンシェパードドッグ
  • ポインター
  • ワイマラナー
  • シベリアンハスキー

などといった犬種が当てはまります。本来仕事を持っているような使役犬種は多くの運動量が必要な場合が多いですね。

ただ、あくまでもお散歩の量ゆえ、これだけではワンちゃんに必要な運動量を賄うことはできませんので、これに日々のお家での遊び

例えば、お庭やお部屋でのボール遊び、引っ張りっこなどを行っていただく。

そして、できれば週~隔週に一度は、ドッグランなどのワンちゃんが思いっきり走ることができる環境で運動させてあげる。

といったことを行っていただければ、ワンちゃんもかなりエネルギーを発散させることができ、心地いい疲れを感じることができます。そうすることで、ストレスを感じにくくなり、問題行動も収まっていきます。

ただ、注意がありまして。

愛犬のお散歩、運動は気温と湿度が高くなる季節は要注意

冬場は気にすることはないんですが、気温と湿度が高くなる夏場はあまり長時間外で運動すると、熱中症にかかってしまう危険性があるんですね。犬は寒さには結構強いですが、暑さにはあまり耐久力がありませんので、湿度と気温が高くなる季節は運動量を抑える必要があります。

ただね~・・・

ワンちゃんはそんなこと関係ないんで、運動量を抑えるとこれまたストレスを抱えやすくなるんですよね。ですので、一番いいのは湿度と気温を調整できる室内で運動させること。

でも、室内で思いっきり運動となると、それなりに整った環境が必要になりますが、それはちょっと難しいですもんね。ですので、こういう夏場はお部屋でペット用のウォーキングマシンで運動量を補填させるといった対策を行っていただけるといいかなと思います。

また、運動不足はストレスの元となることはもちろん、肥満の元ともなり、肥満になると、人間と同じく様々な病気の元となってしまいますので、是非ゼヒご注意いただければと思います。

最後に

いかがだったでしょう。今回はワンちゃんが起こす代表的な問題行動である

家の家具やモノをかじる

事あるごとに吠える

といったことの主な原因になっている運動不足によるストレスとそれの解消法についてご紹介させていただきました。特に冬場など、ワンちゃんのために設置しているペットヒーターのコードを咬んでしまって感電してしまう。

なんていう事故も起きたりしておりますので、ぜひ精力的に一緒に運動したり、お散歩したりして大切な愛犬のストレスを軽減させていただければと思います。こちらの記事がワンちゃんとあなたの更なるハッピーペットライフ向上のお役に立てれば幸いです。

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