えたばりゅコラム

【吉報】マグロの絶滅危惧ランクが引き下げ!

こんにちは。えたばりゅです。

最近、野生動物たちの生息数減少が問題視される中、少し明るいニュースがありましたので、そちらの方を今回はシェアさせていただきたいと思います。ではでは今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

マグロ数種が絶滅危惧ランク引き下げ IUCNのリスト更新される

去る2021年9月4日、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリスト更新があり、マグロ数種の絶滅危惧ランク引き下げが行われました。マグロといえば、私たち日本人にとって、知らない人はいない。と言っても過言ではない超メジャーな魚類。お刺身などではマグロのお刺身が一番売れているとも言われています。スーパーなどでも、マグロのお刺身コーナーの売り場面積は他のお刺身と比較しても群を抜いていますよね。

でも、そんなマグロたちが絶滅の危機に瀕しているっていうことはあまり知られていないのではないでしょうか。

特に海外からの輸入マグロとして人気が高い、ミナミマグロ、別称インドマグロはCR(絶滅危惧ⅠA類)に分類されていたんです。今回の更新でEN(絶滅危惧ⅠB類)に引き下げられましたが、以前厳しい状況は続いているんですね。

なぜマグロがこのような厳しい状況下に追い込まれているかというと、海洋汚染もその主な原因の一つですが、養殖の難しさもその原因の一つとして挙げられています。現在食卓に並ぶ魚たちは養殖が盛んにおこなわれていますが、マグロに関しては完全な養殖がかなり難しく、最近までは不可能な分野とされていました。最新技術で、完全養殖も成功していますが、まだまだ卵から稚魚になり、成長する確率はかなり低く、数パーセントという数字にとどまっています。

しかしながら、日本をはじめ、マグロの需要は世界的にもどんどん加速し、魚体が大きい分、獲れた時の重量に伴う金銭価値も大きいことから、途上国などでも挙ってマグロを捕獲しているんですね。

そういったこともあり、日本でも知られている主だったマグロたちは絶滅危惧種に指定され、完全なる養殖技術の研究など、様々な保護の取り組みがなされていたんです。

その結果が現在少しづつ功を奏しつつあり、今回の更新で数種類のマグロの絶滅危惧ランクが引き下げられることとなりました。

IUCN(国際自然保護連合)マグロの絶滅危惧ランク引き下げに関する公式サイトはこちら

絶滅危惧ランクが引き下げられたマグロたち

今回絶滅危惧ランクが引き下げられたのはこういったマグロたちと移行ランクは

  • タイセイヨウクロマグロがEN(絶滅危惧ⅠB類)からLC(軽度懸念)へ引き下げ
  • キハダマグロがNT(準絶滅危惧)からLC(軽度懸念)へ引き下げ
  • ビンナガマグロがNT(準絶滅危惧)からLC(軽度懸念)へ引き下げ
  • ミナミマグロがCR(絶滅危惧ⅠA類)からEN(絶滅危惧ⅠB類)へ引き下げ
  • クロマグロがVU(絶滅危惧Ⅱ類)からNT(準絶滅危惧)へ引き下げ

といった具合です。私たちになじみ深い魚の代名詞ともいえるマグロたちが回復の兆しを見せているのは本当にうれしい限りですよね。ただ、ミナミマグロは先ほどお伝えした通り、1ランク引き下げられたとはいえ、かなり危険な状況。クロマグロも安心といえる生息数への回復には程遠い状況のようです。

IUCNが定める絶滅危惧ランクの詳しい説明はこちらの記事でご紹介しておりますので、あわせてこちらもご覧いただければ幸いです。

IUCN(国際自然保護連合)が定める保全状況の種類を分かりやすくご紹介

こんにちは。えたばりゅです。 いつも魅惑の野生動物たちなどのカテゴリはじめ、当ブログで度々登場するIUCN(国際自然保護連合)が定める保全状況(レッドリスト)について、詳しくご紹介したことがなかったの ...

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いかがです。私たちがよく知っているマグロですが、種の存続としては結構危険な状況っていうのがよくわかりますよね。このように私たちがよく知っている種類の動物たちでも絶滅の危機に瀕していることはよくある事で、例えば日本が誇る夏の風物詩、二ホンウナギは現在EN(絶滅危惧ⅠB類)に分類されていますし、あの超有名なホホジロザメもVU(絶滅危惧Ⅱ類)に分類されていたりするんです。

ただ、マグロの回復の兆しを見せているっていうことは、これらの生き物たちも決して不可能ではないはず。私たちも出来る限りのことをして行かねばですよね。

最後に

いかがだったでしょう。今回は私たちにとって生活の一部といっても過言ではない魚、マグロが絶滅危惧ランクの引き下げが行われ、回復の兆しを見せているという少し明るいニュースをシェアさせていただきました。ミナミマグロやクロマグロなど、まだまだ予断の許さない種はいますが、持ち前の生命力で頑張って回復して欲しいところですよね。そして、他の絶滅の危機に瀕している動植物たちにも明るいニュースが公開されるよう、絶賛応援していかねばです。

ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

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