こんにちは。えたばりゅです。
このコーナーでは、動物に関する雑学などを取り扱っていきたいと思います。
あなたが生きる上で、必ずしも身につけないとならない必要な知識ではありませんが、色々な動物に興味を持つきっかけになったり、飲み会の話のネタに使えたりと、何かと便利なコンテンツになっていますので、ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
今回のお題は様々な福を呼び込む縁起が良い動物たちのご紹介です。
招福万来確実!?縁起の良い動物達
一口に縁起が良いといっても、商売繁盛、健康祈願、学力向上、豊作祈願、幸福祈願などなど、そのご利益は様々ですよね。
やはり縁起が良いとされる動物たちもその運び込む福は、その由来によって様々。では早速、縁起が良い動物たちをご紹介していきましょう。
福を呼ぶ!縁起のいい鳥類
まずは、、縁起が良いとされる鳥類たちをご紹介したいと思います。
鳥類全般
何と言うか、かなりざっくりな感じですが、れっきとした理由があり、
- お客様を鳥(取り)込む
- 病を鳥(取り)去る
といった語呂から、商売繁盛や健康祈願などに縁起がよい動物とされております。
ふくろう
ふくろうは首を180度回転させることが出来ることから、周りを良く見渡すという観点で、
- 商売繁盛
- 学力向上
につながり、縁起が良いとされております。
また、不苦労(ふくろう)という語呂から運気上昇にも縁起が良いとされます。
鶴
こちらは、ご存知だったのではないでしょうか。
鶴は中国では、古来より仙界にすむ鳥とされ、鳥類の中でも比較的長寿なことから、鶴は千年。亀は万年。と長寿の象徴として親しまれています。
すずめ
すずめは米粒も食べますが、稲につく害虫も食べてくれますので豊作を呼ぶ鳥として古来より親しまれています。
鷹
一富士、二鷹、三茄子。
この初夢はもう日本人であれば知らない人がいないと言ってもいいほど有名ですよね。初夢にこれらが出てくると縁起がよいとされております。
富士山は日本一高い山、そこに強く賢き鷹が舞い、麓には茄子が実を連ねる。事を成す(茄子)
には絶好のシチュエーションといったところでしょうか。
福を呼ぶ!縁起のいい爬虫類・両生類
そして、苦手な方も多いであろう、爬虫類・両生類にも縁起を呼ぶ動物達がいます。
蛇
こちらは十二支のひとつ。巳といわれる事にちなんで、
技能や知識が巳(身)につくからといわれております。
また、そのウロコは金を呼ぶ象徴とされ、ウロコを財布に入れておくと金運が上昇するといわれています。また、アオダイショウなどのアルビノ種である、白蛇は神の使いとされ、崇められています。
そして、蛇が居つく家はお金に困らないといわれております。(ただし、無理ぐり軟禁しても意味がありませんので、あくまで自然に任せましょう。)
蛙
カエルはその語呂から
- 無事蛙(かえる)
- 福をむ蛙(かえる)
- 幸せをむ蛙(かえる)
といった、安全祈願や幸福祈願の象徴でもあります。
亀
先ほどの鶴と同じく、長寿の象徴。亀は万年として、長寿イメージの代名詞的存在です。(鶴も亀も言い伝えのように千年、万年を生き抜くことは残念ながらできません。)
福を呼ぶ!縁起のいい魚介類
普段私たちの、貴重な栄養を提供してくれている魚介類にも縁起の良い存在はもちろんあります。
鯛
その鮮やかな桜色の魚体は、めで(鯛)たいとされ、幸福祈願として祝い事や縁日には登場する機会の多い魚です。
蟹
はさみを振っている姿が、福を呼んでいるように見えることから、福招きとして親しまれています。
鰤(ブリ)
いわずと知れた出世魚。地域により違いがありますが、ツバス→ハマチ→(メジロ)→鰤(ブリ)と続きます。どんどん名前を変え成長することから、仕事運・出世運が上昇するといわれています。
ブリうんちく
よく似た魚で、カンパチ・ヒラマサという魚がいますが、鰤とは別の種類の魚でございます。刺身などの生食用で取引される場合、双方共に鰤よりも高値がつくことが多いです。
海老
その姿から、腰が曲がるまで長生きできるという、長寿祈願の象徴として縁起が良いとされます。また、イセエビはその立派な姿とこのいわれから、祝い事や縁日の際は鯛と並び、登場しやすいです。
福を呼ぶ!縁起のいい哺乳類
そして、われらが同族哺乳類たち。当然彼らにも縁起を呼ぶ存在は当然います。
ねずみ
こちらも十二支のひとつ。ねずみは子沢山で繁殖能力にも非常に優れている点から、子宝に恵まれると言い伝えられています。
ウサギ
こちらも十二支。こちらは、月のうさぎと関係がありまして、月(ツキ)を呼ぶ存在とされています。また、その跳躍力に秀でていることから仕事運の象徴としても縁起がよいとされています。
(黒)猫
猫は分かるけど、黒猫??って思われた方も多い思います。黒猫ってどちらかというと、むしろ縁起が悪く前を横切ったら悪いことがおきる。なんて事いわれたりしてますよね。でも、黒猫を見て実際悪いことが起きた方は、そうそういらっしゃらないと思います。
いらっしゃるとすれば、それはただの偶然です。
例えば、黒ヒョウ。(いうなれば、でっかい黒猫。)動物園でご覧になられて、
あぁ・・・でっかい黒猫を見てしまった。今日はなんてついてない日なんだ。
と嘆かれることはまずないですよね。むしろ、あの美しい姿に魅了されると思います。
そして、黒猫が不吉の前兆であれば、あの巨大宅配企業様もすでに倒産してしまってるのではないでしょうか。
では、なぜ黒猫が不吉の前兆といわれるようになったのか・・・その歴史は意外と浅いものなんです。
日本ではもともとは縁起の良い動物
黒猫は昔、
- 魔よけの象徴
- 幸運を運んでくる使者
としてかなり縁起のいい動物だったんです。
また、健康祈願の象徴としても秀でた動物で、江戸時代では黒猫を飼っていると結核が治るという風な言い伝えもあったほどなんです。
江戸時代といえば、そんなに遠くない歴史ですよね。比較的最近まで縁起が良いとされていたのになんで、手のひら返したように真逆の扱いを受ける羽目になってしまったのでしょうか。それは、西洋の魔女伝説にどうやら通じていくようです。
黒猫が不吉になった真相
アメリカや欧米諸国では、黒猫は古来より魔女の化身とされ、魔女との関連がかなり深い生き物とされていたんですね。いうなれば究極のマイナスイメージをもたれてしまっていました。(歴史一の汚点といっても過言ではないあの悪名高き魔女裁判では、その犠牲となった方々と一緒に焼き殺されていたとのことです。
そして、日本でも明治初期から欧米諸国とだんだんと関係が深まるようになり、元々古くから持っていた国民の黒猫に対するプラスイメージもなくなってしまい、このような悪いイメージが付きまとうようになってしまったのだと思います。
なんとも流されやすい日本人がそのまま出ているなと思うような事例ですが。
このようにその場所や状況により、プラスイメージを持たれていたのが、見事にマイナスイメージ変わってしまったりと、黒猫にとっては、甚だはた迷惑な話だと思いますが、色やイメージで語られる事って、その国柄や同じ国でもその時代背景によって様々に解釈が違うんですね。
日本が古来、黒猫が演技のいいものだったと裏付けるようなこんなオブジェも存在するんですよ。
ほらね。福を呼び込むこのオブジェに、わざわざ不幸の前兆になったりする存在を使用したりしませんよね。
今更、言うことでもないと思いますが、黒色模様の黒猫達はその美しい毛並み・独特な瞳の色などを持つ魅力溢れる猫であり、その性格も他の種や毛並みの猫たちとかわるものではありません。
ちなみに招き猫。
右前肢で招いているとお金を招き、
左前肢で招いているとお客様を招く
といわれております。
金運と、千客万来。二つの幸運を招き寄せてくれる猫。こういうところでもセラピーキャットというところでしょうか。
最後に
いかがだったでしょう。今回は福を呼び込む縁起のいい動物たちをご紹介させていただきました。
こちらの記事をご覧いただくだけで、なんかご利益がありそうな気がしませんか??
中には、普段少しマイナスイメージがある動物たちもいたかと思いますが、意外と幸福の使者だったりするんで、邪険に扱うと福が逃げていくかもしれませんね。
中にはそのイメージなどから縁起が悪いと見せかけて、実はバリバリ縁起が良い動物たちもいたりするんです。
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