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ペット 気温上昇で注意すべきこと

投稿日:2017年5月19日 更新日:

こんにちは(^^)えたばりゅです。
前回、時間ごとに地面付近の外気温を測定し、そろそろ気温上昇に伴う注意が必要だという事をお伝えさせて頂きました。しかしながら、ただ危険だ(゚ ゚Д゚))ノ危ないぞ\(゜ロ\)(/ロ゜)/と騒ぎ立てるだけでは、ただのパニックフォー野郎になってしまいますので、気温が上がると実際ペットにとって具体的にどのような危険があるのか。それを今回はお伝えしようと思います。では今回も最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

気温が上がると注意すべきこと

まず暑さに対し、人間目線が考えるとペットたちを危険な状態に陥らせてしまうかと思いますので、人と犬猫、違う点からご紹介したいと思います。

地面からの脳の高さ

脳はご存知の通り、身体の各部位に様々な指令を伝達する体の中でも最重要な器官の一つといえますよね。もちろんそれは、犬猫にとっても一緒であります。その脳が人よりもかなり地面に近い場所に位置しているので、真夏、昼間のアスファルトなどに長時間いてしまうと脳にもダメージを負う可能性があります。またご存知の通り、犬猫は4つ脚で歩行・生活する動物。脳はもちろんのこと、人に比べ、身体全体が地面に近い体のつくりになっていますので、身体に熱を持ちやすくなってしまいます。

汗をかく場所が限られている。

人間は体温が上がると、ご存知の通り、身体全体から汗が出てきてその汗を蒸発させ、身体の放熱を行いますよね。しかしながら、犬・猫は汗が出てくる場所は足の裏、つまりパッドのところのみとなっており、それ以外のところからは汗をかくことが出来ません。ではどのように放熱を行っているかというと、犬がよく舌を出して(;゚∀゚)=3ハァハァこんな感じで早く呼吸しているのを見かけたことがある方も多いかと思います。あのように舌を出しながら、唾液を蒸発させてその周りの空気を取り込むことにより、体温を下げています。これは猫においても然り(猫は基本的に犬よりも暑さには耐性があり、猫が舌を出して犬となじような呼吸を行っているときは大分体内温度が上がってしまっていますので、すぐに体を冷やし、動物病院に連れていく必要があります。)。身体の調節機能で体温を下げることが出来るのは、犬・猫はさしあたってこの呼吸法だけであり、後は木陰などの日陰に自ら赴き、体温上昇を防ぐしか方法がありません。ですので、犬・猫は人間と比べ体温を下げにくい体の構造になっているといえます。

では、これらのことを踏まえ、気温が上がると、犬猫にとってどのような危険があるのか、それをご紹介していきたいと思います。

熱中症

こちらは、ご覧いただいている多くの方がご想像されたのではないでしょうか。やはり、犬や猫も熱中症にかかり、対処が遅れると人のように命を落としてしまうリスクがあります。また、犬猫の平熱体温は人間のそれよりも高めで、双方ともに38℃前後が平熱になります。しかしながら、体温が上がったとき死亡するリスクが上昇するのは犬が約41℃、猫が約43℃と人のそれとあまり変わりません。ですので、その上昇余裕が人よりも少ないんです。ですので、人ももちろんですが犬猫などのペットたちも熱中症には細心の注意が必要といえます。

では、犬猫が熱中症を引き起こす気温はどれくらいなのでしょうか。

犬・猫が熱中症を発症するリスクが高まる気温

犬は前述した通り、猫よりも暑さに対する体制は低く、気温23℃、湿度が60%を超えると熱中症を発症するリスクが高まります。どうでしょう。まぁ・・・湿度はともかくとして、23℃といえば人間にとっては一番快適で過ごしやすい気温なのではないでしょうか。しかしながら、犬にとっては23℃を超えると熱中症に注意が必要な気温となります。また、後述しますが犬は犬種・大きさにより、熱中症によりかかりやすい犬種があります。

対して、猫は犬よりも少し暑さに耐性があり、28℃前後が猫にとって快適な気温とされております。しかしながらやはり、それ以上気温が上昇すると熱中症にかかるリスクがあがります。その室温や部屋などのコンディションにもよりますが、気温30℃、湿度が60%を超えてくると猫も熱中症のリスクが高まるといえます。猫は暑さに耐性が強いというイメージが先行しがちで夏の日でも空調を入れない飼い主様がいらっしゃいますが、猫も夏場にはしっかりと空調を利かせて熱中症対策をする必要があります。

熱中症にかかりやすい犬種

では、先ほど少し触れさせていただいた熱中症にかかりやすい犬種をご紹介したいと思います。

短鼻種(短頭種)

短鼻種の犬種は普通の犬種と比べて、口吻が短く、口吻内で空気が冷却できず、熱い空気がダイレクトに体の中に入ってきてしまいます。ですのでオーソドックスな口吻の形状の犬たちと比べて、熱中症を発症するリスクが高いといえます。

短鼻種(短頭種)の犬種例

  • ブルドッグ
  • ボストンテリア
  • フレンチブルドッグ
  • チワワ
  • パグ
  • チン
  • ペキニーズ など

小型犬

小型犬はからの大きさから体温調整が苦手で熱い時には簡単に体内温度が上昇し、寒い時には逆に熱を逃がしやすいといわれております。小型犬は室内で飼育されることが前提で交配されてきており、また当初からそのような飼育環境で長年暮らしてきたため、体温を調節することが中型、大型よりも苦手とされております。

小型犬の犬種例

  • チワワ
  • トイ(ティーカップ)プードル
  • ミニチュア(カニンヘン)ダックスフンド
  • ミニチュアピンシャー
  • ミニチュアシュナウザー
  • ヨークシャーテリア
  • マルチーズ など

原産国が北方の犬種

こちらは想像の通りだと思います。やはり、北の方が原産の犬たちは体毛など、寒い地域に適した体のつくりになっているため、暑さには非常に耐性が低くなってしまいます。ですので、このような犬種と共に暮らされている方は、熱中症には細心の注意が必要になるかとおもいます。

原産国が北の方の犬種例

  • セントバーナード
  • ニューファンドランド
  • シベリアンハスキー
  • 樺太犬
  • アラスカンマラミュート
  • サモエド
  • チベタンマスティフ など

このほかにも、肥満気味の犬・老犬、仔犬・心疾患を患っている犬など、その体調や体型によりより熱中症を引き起こすリスクが高まることもありますのでこれらの犬も注意が必要です。

それでは、熱中症にかかってしまった時の症状はどのようなものなのでしょうか。

熱中症を疑うべき症状

熱中症での症状は、犬・猫共にこのような症状が表れます。

  • ぐったりとへたり込み全然元気がない
  • よだれが出ている
  • ふらつきがみられる
  • 嘔吐
  • 反応が鈍る
  • 荒い呼吸

などがあります。こういった症状がみられた場合、すぐに動物病院の方へと連れて行ってください。また、目が変に充血している、舌の色がおかしいなどの場合でも熱中症の疑いがあります。いうまでもございませんが、様子見などは厳禁。対処が遅れると命にかかわる所は人と同じです。このような症状が表れた場合は、すぐに動物病院の方へと急ぎましょう。この時、応急処置として太い血管が通る首元、後肢の付け根辺りに濡れタオルを当て、体温の低下を促すことも重要になります。また、うちわなどで仰ぎ熱がこもらないようにするのも効果的です。ただし、タオルなどを氷水に浸すと血管が収縮してしまい、かえって危険です。ですので、タオルを浸す場合は通常の水道水を使用して頂けましたらと思います。

パッドのやけど

次に起こりうるリスクとして、気温が上昇し、熱いアスファルトの上を歩くことによってパッド(肉球)がやけどをしてしまう事です。人間は外に出ている際は普段は靴を履いているので、あまり実感がないかと思いますが、気温25℃で日光が当たっている場合、風などその日のコンディションにもよりますが、そのアスファルトの温度は50℃を超えるとされています。気温30℃であれば、アスファルトの温度はどれくらいの温度かといいますと、60℃に迫ることがあるそうです。これってどういうことかというと・・・

ご想像された方もおられるかと思いますが、こういう事なんですね。少し時間はかかるかと思いますが、アツアツの目玉焼きができるレベル。つまり熱したフライパンの上を歩く感じです。これ、中国の気功の達人やインドの高層のように修練を積んだ方がたまに火の上を歩く姿がTVなどで報道されていますが、普通の人にはもちろん熱くてとてもはだしで歩けるレベルじゃないと思います。こんな上を歩くと、やはり犬や猫でもパッドがひどくやけどを起こし最悪組織の壊死なんてことにもなりかねません。ですので、風もなく日光がさんさんと照り付けてくるこれからの季節はこのような時間でのお散歩は避けるようにしていただければと思います。また、猫に関してもこの時間帯は表に出さないような配慮が必要になるかと思います。

どうしても、外に連れ出さなければならないときは、アスファルトの上は抱っこする。ペットカートにのせて移動する。出来る限り土や草の上を歩かせる。などの対処をしていただけましたらと思います。

最後に

いかがだったでしょう。気温が上がることにより、ペットに起こりうるリスクをご紹介させて頂きました。やはり、なんといっても怖いのは熱中症。もちろん、ペットのみならず、飼い主様であるあなたも熱中症にかかってしまうと、大切なペットを守ることはできません。これからの季節、これらの事には十分に注意し来たる夏に備えたいものですよね(^^) では、次回は熱中症を引き起こすシチュエーションと、熱中症予防についてご紹介したいと思います。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

気温や温度の関してのブログ記事について、いかにリンクを張っておきますのでよければご参考ください。

そろそろ地面の温度に注意報

 

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執筆者:


  1. バカワイン より:

    猫の体温調整は、どこかで観たことがありましたが、
    改めて体温調整が難しいんだなって理解できました。
    これはオーナーも気を付けないといけないんですね。

    • えたばりゅ より:

      そうなんです・・・。
      体温調整機能は発汗が出来ないに等しい犬猫たちにとって
      これからが厳しい季節。ペットの熱中症に関してはやっぱり
      僕たち飼い主が気をつけてあげないとですね・・・

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プロフィール

名前:えたばりゅ

年齢:犬で言うと8~9歳

とある民間のアニマルシェルターに勤務。生息地は神戸。愛する内弁慶野郎、ミニチュアダックスと共に暮らす。動物・自然と人とのWINWINな関係を心より望み、活動する。
似顔絵ツールで自身の似顔絵を作成するも全く似ておらず、あえなく挫折。大切だと思うのは人とのつながり。

動物達の魅力やペットについての役立つ情報を発信していきます。

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