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日本の危険動物

危険動物 オコゼ

投稿日:2017年6月18日 更新日:

こんにちは(^^)えたばりゅです。
最近はめっきりと気温も上がり、絶好の行楽シーズンとなりましたよね。これからの時期、海や山にお出かけになる方も多いのではないでしょうか。とくにあと1ヶ月もすれば海開きも行われ、もう今のうちから海水浴の計画を立てておられる方も多いのではないでしょうか。しかしながら、やはり海水浴も飲酒での遊泳や極度の日焼けによる熱中症。また、おぼれてしまうリスクなど、注意すべき点はたくさんあるかと思います。

そんな中で忘れがちなのが、やはり海に住む危険で注意すべき動物たち。陸に住む動物同様、海にも様々な危険動物たちがおり、力に物を言わせるタイプ。毒を持って相手を制するタイプなど様々です。日本近海において力にモノをいわせるパワータイプの動物はあまり見る機会がないですが、意外と多いのが毒を持つ動物たち。

中には、対処が遅れると命に危険が及ぶような毒をもつ動物たちも生息しております。このコーナーではそういった危険で警戒すべき動物たちにスポットを当ててご紹介させていただき、動物、人お互いの安全のために極力遭遇を防ぐための方法などをご紹介したいと思います。今回ご紹介するのは主に釣りやシュノーケリング、そして磯遊びで警戒すべき存在のオコゼです。砂地の場所にはあまりいませんので海水浴で出会うシチュエーションはあまりないのですが、それでも出会う機会は多いかなと思います。ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

危険動物 オコゼ


こちらの画像はオニオコゼ氏。ご覧の通り非常に岩礁に似た色をしており、経験があまりない方がオコゼを見つけるのは事情に困難だといえます。

英名は、Devil Stinger、 Demon Stinger 、Goblin fish・・・など、複数の呼び名があり、Devil(デビル)、 Demon(デーモン)、 Goblin(ゴブリン)の呼び名の通り、オコゼ氏。誠に残念なお顔をしております。ちなみにゴブリンとは、ファイナルファンタジーなどのRPGゲームをプレイされたことがある方などはご存知だと思いますが、ヨーロッパ地方の民間伝承に登場する精霊の一種で、大体が醜悪な形相で描かれることが多い存在になります。オコゼとは、カサゴ目オニオコゼ科に属する魚類の亜種の総称で、オコゼといった場合はオニオコゼのことを指すことが多いです。

いくつかの亜種が存在しますが、それぞれ毒を有しており分布域も違いますので、私たちが接することの多い種類をご紹介したいと思います。

オニオコゼ

学名を Inimicus japonicus といい、私たちが一番目にすることの多い種がこのオニオコゼになります。体長は約20cmほど。東北地方にはあまり生息しておりませんが新潟からの日本海と、関東から西の太平洋沿岸部、東シナ海などに生息しております。深度200m程くらいまでは生息可能でありますが、主に沿岸部の岩礁地帯に生息しており、磯などでもみられる種になります。背中に毒針を備えた背びれを有しており、誤って刺されてしまうと死亡することはないものの、患部は非常に大きく腫れ。万倍の痛みを伴います。

毒針があるのは背中のみのため、釣り上げた際などに口を持つ方もおられますが、オニオコゼが不意に暴れて背びれが刺さる場合もありますので、見かけても絶対に触らないように^^; ちなみに食用としてもそのたんぱくな味わいから高級魚として名高く、市場にも出回ったりしているのですが、前職の時、卸売市場の仲買人の方が刺されているのを見たのですが、指をさされたにもかかわらず二の腕くらいまでパンパンになっていたのを覚えております(T▽T)

ハオコゼ

学名は Paracentropogon rubripinnis といい、カサゴ目ハオコゼ科に属するオコゼで、オコゼの中では小型種になり、成長しても約10cmほどの大きさになります。海釣りではよく見かけるかおになりますが、こちらの種ももちろんオコゼの例にもれず毒を有しており、また体のサイズが小柄なことから、扱いには非常に注意が必要になります。生息地域は本州から南の海の沿岸部の岩礁地帯。潮だまりでもよく目にする種になりますので、磯遊びなどされる場合、小さなお子様などがいらっしゃるときは特に注意が必要になります。

オニダルマオコゼ

学名は  Synanceia verrucosa といい、オニオコゼと同じく、カサゴ目オニオコゼ科に属します。おもに熱帯地方の海域のサンゴ礁地帯で多く見られる魚ですが、日本でも沖縄近海や小笠原諸島などに生息しております。オコゼとしては大型の種になり、その体長は約40cmにのぼります。その毒性はオコゼの中ではひときわ強烈で、神経毒のため刺されてしまうと命に関わることがあります。主に南の岩礁地帯に生息しており、その体も岩礁とほぼ変わらないような保護色をしており、オニダルマオコゼ自体も普段は動き回ることなく、岩礁で身を潜め、獲物となる魚などが通るのをじっと待っておりますので、シュノーケリングやダイビングなどをする際は非常に注意が必要になります。本当にいわばと見分けがつかないですので、こういったレジャーを該当地区でされる際は不用意に岩場などを触らない方が無難といえます。

万一刺さされてしまったとき

刺された時の症状として、患部の激しい痛みや痺れなどを伴い、症状が重い場合は嘔吐や下痢、血圧低下などをもたらし、痙攣や呼吸困難をもたらす場合があります。もちろん刺されないようにするために一番いい方法は見かけても触らないこと。これにつきますが、相手はやはり自然の動物。こちらが気を付けていても何かしらの要素が重なり運悪く刺されてしまうことがあるかもしれません。もし万が一刺されたときは、アカエイの時と同じく、毒を吸引器などで吸い出したのち、やけどしない程度でできるだけ熱いお湯に患部を浸し、できるだけ早く病院の方へと行くようにしていただけましたらと思います。特にオニダルマオコゼの場合、麻痺性の毒ですので早急な対処が必要になります。

最後に

いかがだったでしょう。オコゼという存在は割と認知がされていると思いますが、その毒性の強さに関してはあまり知られていないのではないでしょうか。これからの時期、海でのレジャーに出かける機会は多くなるかと思いますので、特に注意したいものですよね。しかしながら、海も彼らの貴重な住処。入る際は出来るだけ注意を払い、また出来るだけ生息地を汚さないように私たちも注意していかなければと思います。そして自然での遊びの際はそこに生息している可能性がある危険動物たちのことも予備知識として頭に入れておいていただくとよいかと思います。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

下記にこれまでご紹介させていただいた危険動物達の記事リンクも掲載しておりますので、良ければご参考いただけましたらと思います。

危険動物 オオスズメバチ

危険動物 イノシシ

危険動物 マムシ

危険動物 アカエイ

危険動物 ヒョウモンダコ

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執筆者:


  1. バカワイン より:

    オコゼがこんなに毒があるとは知りませんでした。
    ゴブリンこと、えたばりゅ氏。違ったッオコゼ。その生態がよく分かりましたよ。

    • えたばりゅ より:

      こんばんは。ゴブリンえたばりゅでございますw
      オコゼ、結構その毒強烈なんですよね(T▽T)
      特にオニダルマオコゼ・・・この方だけはご注意されたしですよ(; ・`д・´)

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プロフィール

名前:えたばりゅ

年齢:犬で言うと8~9歳

とある民間のアニマルシェルターに勤務。生息地は神戸。愛する内弁慶野郎、ミニチュアダックスと共に暮らす。動物・自然と人とのWINWINな関係を心より望み、活動する。
似顔絵ツールで自身の似顔絵を作成するも全く似ておらず、あえなく挫折。大切だと思うのは人とのつながり。

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