えたばりゅコラム

動物系映画レビュー MEG ザ・モンスター観てきました

こんにちは(^^♪えたばりゅです。
今回はかねてより楽しみにしておりました、MEG~ザ・モンスター~を観に行ってきたので、そちらのレビュー記事になります。ですので、多少のネタバレなど含みますので、まだご覧になられていない方で先入観なしにこの映画を楽しみたい方は今回はスルーしていただけたらと思います。

ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたら嬉しいです♪

MEG~ザ・モンスター~ 太古の魔王は深い海の底で生きながらえていた。

世界で一番深い場所とされる、マリアナ海溝。

その深度に新たな新説を証明するため、とある海洋学者のチームがマリアナ海溝を探索中のこと。

 

何か謎の物体に襲われ、探索潜水船が操縦不能に陥り、深さ一万メートルを超える海底に閉じ込められてしまう。

 

チームメンバーの絶対的危機を救うべく、物語のヒロインが単身救出に向かう。

海底へとたどり着き、操縦不能になった潜水船を無事発見。

正に救助に差し掛かろうとした刹那、

大きな衝撃と共に、巨大な脚がヒロインが乗る、小型救助船に絡みつく。

その脚の主は、体長15mはあろうかという、巨大なダイオウイカだった。

ダイオウイカは、その圧倒的な力で小型救助船に絡みつき、どんどん船体を締め上げていく。

船体の耐圧力機能が限界を迎えようとしたとき。。。

ダイオウイカが突如血を吹き、力なく船体から、引きはがされていった。

ヒロインが安堵と共に、怪訝そうな表情を浮かべた直後。

 

更なる絶望がその姿を現すのであった。

 

ってな感じで、ストーリーが始まっていくのですが、、、

いや~(^^♪ めっちゃ面白かったですよ。

実は、この映画が公開されるにあたり、ココをどうカバーするのかなと、個人的に気になったところがありましてですね。

巨大すぎる現実離れした相手を題材にし、閲覧者に対して、どのように臨場感を与えるか

野生動物系のパニック映画の代表的存在に立つサメ。「ジョーズ」を筆頭にホホジロザメがピックアップされるケースが今までは非常に多かったのですが、今回は太古に絶滅した、メガロドンが登場します。

メガロドンに関しては、あなたもご存知だと思いますが、今から150万年前までに実際に海に生きていた、巨大なサメになります。

軟骨魚類なので、全身骨格が残っていなく、歯と顎の大きさから推測する他ないのですが、その体長は諸説ありますが、約15m前後と推測されており、中には20mを超えるという説もあります。

そして、歯の傾向が非常にホホジロザメと似通っていることから、

ホホジロザメがとんでもなく巨大になったサメがメガロドンという考え方をされております。標準和名もムカシオオホホジロザメっていうくらい。

15mというと、もうクジラ並みのサイズなんですよね。

そして、野生動物系のパニック映画では、やはり人が襲われ食べられてしまうシーンというのは、必ずといっていいほど、クローズアップされています。今までの主なサメ映画も然りで、このシーンでどれだけ、観るものの恐怖をあおることができるか。

というのは、この手の映画では結構大事な要素ですよね。

もちろん、メガロドンも私たち人間からすれば、かなり恐ろしい存在ではあると思うのですが、こういう映画の題材からすると、少し臨場感が薄れてしまうような気がしてたんですよ。

なぜなら、巨大すぎるから。

メガロドンからしてみれば、私たち人間はイワシのようなもの。

メガロドンは当時生きていたクジラを襲って食べていたと考えられていますので、私たち人間だと捕食対象として考えるには、小さすぎるんですね。

要は一飲みで終わってしまうわけで。

ジョーズのように、人が恐怖と痛みに顔をゆがめながら、捕食されるということは、現実として考えてみると、ちょっと想像しにくいので、

この辺りの臨場感の乖離差をどう埋めるか。

この辺りも、非常に楽しみにしながら、この映画、「MEG~ザ・モンスター~」に挑んだわけですが、、、

敢えてそういうシーンを削る

実際見てみると、メガロドンという巨大な生き物が私たち人間に与えるとてつもない恐怖心を、かなりうまく描写している。

というのが、正直な感想でした。

あんまり話してしまうと、実際にこの映画をご覧になる楽しみが薄れてしまいますので、どのようなものでカバーしているのか。だけ、端的に申しますと、個人的見解で恐縮なのですが、

  • 突発性
  • 透明度
  • 対峙対象

というところであります。これを巧みに差し込んできており、巨大すぎる生き物が実際にこの世界の海にいたら。。。

という恐怖をかなりの臨場感で楽しむことができました。

この作品は、野生動物系でありがちな、捕食される際、人間の手足がもげ、吐血しながら食べられるといったような、ホラー映画顔負けのスプラッター的シーンよりも、そういったところにスポットを当てて(全然ないわけではありません)臨場感を醸し出していると感じたので、やはり相手が巨大すぎるゆえ、そういったシーンよりも、別のシーンにクローズアップしたほうが、観客の臨場感を醸し出せると判断したのかもしれませんね。

最近はCG技術も飛躍的に進歩しており、実際にいない、もしくは過去に絶滅した動物が、あたかも現代に闊歩している姿に見せることは当たり前。この手の映画は少しでも、「作りモノ感」を感じてしまうと、たちまちB級、C級のレッテルを張られてしまうのが現状。

その先で、どのような臨場感をもって映画に引き込めるか。

というところも、製作者の方々からするとネックになるのでしょうね。いや~・・・作る方々も大変ですよね(^^;

最後に

いかがだったでしょう。今回は現在公開中の映画、「MEG~ザ・モンスター~」について、拝見させていただき、個人的に感じたことをレビューさせていただきました。ストーリーとしても面白く、個人的には楽しめる映画でしたので、よければあなたもご覧になってみてはいかがでしょう。

あ、そうそう。メガロドンがなぜ、今まで生きていたのか。という理由設定もなかな面白い設定だなと感じました。

ではでは、今回はこの辺りで。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます(^^♪

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