えたばりゅコラム

【ネタバレ注意!】映画レビュー Godzilla King of Monsters(ゴジラキングオブモンスターズ)

こんにちは。えたばりゅです。

遂に公開されましたね。「Godzilla King of Monsters」私も遅ればせながら、6月の初めに拝見させていただいたので、今回は僭越ながらそのレビューをさせていただきたいと思います。

映画レビューということもあり、見どころも含めて、ネタバレ要素を含みますのでご覧いただく際にはご注意いただければと思います。

アメリカ版ゴジラ最新作「Godzilla King of Monsters」日本版ゴジラを知る人ならば絶対一回以上は見るべし

今回で2作・・・じゃなかったw マグロさん含めると、3作目となるアメリカ版ゴジラ「Godzilla King of Monsters」。

公式サイトはこちら

前作「Godzilla」の続編として描かれており、今回はゴジラに加え、日本版ゴジラではお馴染みの怪獣たち。

  • キングギドラ
  • モスラ
  • ラドン(英語名はRodan:ロダン)

といった怪獣も出演することや、Youtubeなどで予告編動画がひっきりなしに流れていましたので公開よりかなり前から話題になってましたよね。これらの怪獣たちが、ゴジラとどう絡んでいくのか・・・

そのあたりもかなり気になっていたところ。

日本版ゴジラではその作品に応じて、各怪獣の立ち位置やゴジラとの関連性はそれぞれ違ったものとして描かれていましたが、今回のアメリカ版ゴジラではキングギドラとゴジラの関係性は日本版ゴジラと同じ、ただ、モスラに関してはその役柄こそ、日本版モスラと似通っているものの、ゴジラとの関係性は、面白い発想になっております。

ラドンは脇役っていうか、なんていうか、藤子不二雄作品によく登場するキャラに近い感じ。

私はラドンは好きな怪獣の一体なんで、もうちょっといい役柄をあげてほしかったw

そんな贔屓な怪獣に対する不満はあれど、作品的にはとても面白く日本のゴジラと同じメッセージ性も含まれていたので、ぜひ一度は見ていただきたい映画だと思います。

一言でいうと、作品のストーリー性に関しては、日本版ゴジラを知るものとしては、そこの説明はもう少し欲しいなって思ったり、話の展開が急激に進んだりと多少お祭り感否めない構成になっておりますが、それも魅力の一つとなっており、怪獣たちのエフェクトや容姿、動きなどはさすがハリウッドというべき仕上がりになってます。

「Godzilla King of Monsters」の見どころはココ!

では、さっそくその中でも、僭越ながら私が感じた「Godzilla King of Monsters」の特に面白い見どころについてご紹介していきたいと思います。

Godzilla King of Monsters 見どころ1.次回作への布石

実は、この「Godzilla King of Monsters」が公開される前から、既にこの次回作が決まっており、次回作はアメリカを代表するキングコングと日本を代表するゴジラが同じスクリーンに登場する映画になっております。

まだ、不確定要素はありながらも、ゴジラとキングコングが相まみえる構成になっており、日本版ゴジラに関しても1961年に一度キングコングと戦っておりますが、その時は引き分けに近い幕引きとなってるんですね。

ですので、次作では「その長年の決着はつける」と製作側もおっしゃっております。

こういったストーリーの絡みの伏線は、2017年公開されたゴジラが登場しない「キングコング 髑髏島の巨神」でも劇中で描かれており、今回の「Godzilla King of Monsters」では随所にその伏線が散りばめられておりますので、その伏線を探りながら、映画を楽しむのが第一の見どころとなります。

Godzilla King of Monsters 見どころ2.芹沢博士の描かれ方

芹沢博士というと、ゴジラファンならば知らない人はいないといっても過言ではないくらいの人物で、1954年に公開されたゴジラ作品の記念すべきだ一作目において、自らが開発した化学兵器「オキシジェン・デストロイヤー」を使い、ゴジラと運命を共にした、ゴジラ作品の伝説ともいうべき科学者で、第一作目のゴジラでは、故 平田昭彦氏が熱演されており、アメリカ版ゴジラでは前回に引き続き、俳優の渡辺謙氏がその役柄を熱演されております。

その芹沢博士、残念ながら日本版ゴジラ第一作目と同じく、死亡するのですが、見どころはその散りざま。

第一作目では、ゴジラを抹殺するために自ら犠牲となりましたが、今作は・・・

この辺りも、ゴジラファンとしては絶対に見逃せない見どころといえます。

Godzilla King of Monsters 見どころ3.日本版ゴジラのオマージュ

アメリカ版ゴジラの第一作目のゴジラは、かなり日本版ゴジラとの相違点が目立ち、様々な評価がなされましたが、第二作目となる前作からは、ゴジラの容姿や生態、登場人物など、日本版ゴジラを思わせる点が登場し、今作はそれがより色濃く表れております。

例えば、劇中での挿入曲では、ゴジラのテーマやモスラのテーマがアレンジされたものが使用されていたり、モスラでは同じみの、あの小美人がオマージュされたと思われる人物も登場します。

それとですね。。。あと、、、

いや、あんまりバラすとこれは劇中で探してみて下さいw

ゴジラ作品は絶対子どもたちには見てほしい

日本版、アメリカ版ゴジラ問わず、ゴジラ作品はこれからの将来を担っていく子どもたちにはぜひ見てほしいなと思う作品ばかりなんですね。

というのは、ゴジラ作品の魅力はゴジラと他の怪獣との迫力溢れる激闘や、人間との戦闘シーンももちろんなんですが、各ゴジラ作品にこめられたメッセージ性なのではないかなと思います。

そのメッセージ性というのは、私たち人間が普通に暮らすとついつい忘れがちになってしまう、地球環境や生態系の大切さ。

元々、全ての祖となるゴジラが誕生したのは、海底にひっそりと生きながらえていたジュラ紀の生物が度重なる水爆実験により、突然変異、異常進化してうまれたとされており、またいわゆる昭和ゴジラのゴジラ対ヘドラに登場する敵怪獣ヘドラは高度成長期の環境汚染が基で生まれた怪獣で、その時節の環境問題などに積極的に触れております。

また、平成ゴジラシリーズでは、地球温感化や環境破壊、行き過ぎた科学技術に対する警告メッセージなどが随所に垣間見られ、私たちが地球環境問題について改めてしっかりと認識し、取り組んでいかなければならない。

という意識を芽生えさせてくれます。

いわば、私が子供の頃のドラえもん映画と似たニュアンスが含まれているなと個人的には思うんですよね。

ですので、ゴジラ映画は私たち大人はもちろんですが、これからの世界を担っていく子どもたちにはぜひ全作見てほしいなと僭越ながら思ってしまうわけなんです。

実はね。今、Amazonプライム会員ではプライム会員サービスの1つ、プライムビデオで、アニメゴジラ以外のゴジラ作品ほぼすべてが見放題となっております。

もちろん、昭和ゴジラ含めて。

ぜひこの機会にご覧になってみて下さいね。

最後に

いかがだったでしょう。今回はアメリカ版ゴジラ最新作「Godzilla King of Monsters」のレビューを僭越ながらさせていただきました。

いやね。色々と書きましたが、ぶっちゃけ、マジで面白いです。

これは、個人的に是非1回、いや5回は観てもいいんじゃないかなとw

もちろん、他の作品も。

以上、フラットどころか、思いっきりゴジラ側からの映画レビューでした。ご参考になる・・・かなw

では、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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