魅惑の野生動物たち 動物雑学

【和み】危険動物の代名詞ナイルワニに隠された意外な事実とは!?

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、前回に引き続きナイルワニにスポットを当てていきたいと思います。前回はナイルワニのそのイメージに相応しい巨大な体と非常に高い攻撃能力にフォーカスしてお伝えさせていただきましたが、今回はナイルワニのイメージとは少し離れた意外な一面をご紹介しております。

狂暴極まりなく、恐ろしいことこの上ないというイメージがあるナイルワニですが、この記事をご覧になると、そのイメージもガラリと変わること請け合いですので、是非ゼヒ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

恐怖の殺戮者 ナイルワニの超意外にも超絶意外な一面とは!?

ナイルワニの高い攻撃性と、それに見合う攻撃能力については前回ご紹介させていただいた通りなのですが、これは実はナイルワニのほんの一部分。

ナイルワニには意外と知られていない事実が結構あるんです。

ナイルワニの意外な事実1.実はアフリカの水辺の支配者はカバ

前回の記事をご覧いただくと、ナイルワニはいかにもアフリカの水場を牛耳っている恐怖の支配者という感じがしますが、実はそうではなくてですね。アフリカにはカバという巨大生物もナイルワニと同じ水域に住んでいます。

カバの巨大さはもう言わずもがなで、時にはその体重は4~5tにも及び、最大級のナイルワニ5頭分に相当する体重。また、カバは見た目とは裏腹にかなり攻撃性が高く、自らの縄張りを守ろうとする防衛本能も非常に強いんです。

ですので、カバのオス同士の争いは過酷を極め、どちらかが死亡することも珍しくありません。また、メスにおいても幼獣を連れている時期は非常に攻撃的になることで知られていて、脅威となりうる可能性のあるものは徹底的に排除しようとします。なので、現地でも知らずにカバの縄張りに入り込んだ人間が事故に遭うケースが多発していて、ライオンやナイルワニといった強力な肉食獣溢れるアフリカで、一番人間を殺傷しているのは実はカバっていうことも最近知られてくるようになってきました。

このようなことから、ナイルワニは当然カバの幼獣の驚異となるので、こういったメスがワニを見つけると積極的に攻撃を仕掛けて追い払うんです。いかなナイルワニでも、体重差数倍もある巨体が相手となると、下手をすれば押しつぶされたり、鋭い牙が備わった大きな口で真っ二つにされる危険性があるので、やはり退散するしか術がないんですね。

ナイルワニの意外な事実2.海水も対応可能

淡水の他、海水でも生活が可能なワニといえば、ナイルワニと同属であるアジア・オーストラリア系のイリエワニが有名ですが、ナイルワニもイリエワニほどではないとはいえ、海水にも適応していて、湖や大きな河川を主な生活の場としているものの、汽水域はもちろん、入江などにも進出することがあるんです。

ナイルワニにもイリエワニと同じく、塩類線という体内システムが備わっていて、この機能を使って体に入った余分な塩分を体外へと排出することができるんですね。ちなみにこの機能は海鳥やウミイグアナ、ウミガメといった海を生活の場としている鳥類や爬虫類たちの多くに備わっています(海生哺乳類は別)。

ナイルワニの意外な事実3.実は子煩悩

私たち哺乳類や、鳥類は生まれた子供が独り立ちするまで、その成長を手助けするのはよく知られた事実であるのですが、爬虫類にはそういったイメージはあまりなく、どちらかというと、卵を比較的安全な場所に生み、後はその環境と子どもの生存本能に任せるといった印象が強いですよね。

しかしながら、ナイルワニは自らの子孫を守ることでも知られているんです。さすがに哺乳類や鳥類のように、独り立ちするまでずっとっていうわけではないんですが、ナイルワニは産んだ卵の傍をあまり離れることなく守って、生まれた幼体が卵から出るのに手間取っていれば、殻を口で割って孵化を手助けしたりするんです。

また、如何な強力な力を持つナイルワニといえど、生まれて間もなくは、他の捕食者の絶好の獲物となるか弱い存在。なので、幼体が孵ってからの一定期間は幼体を守り、オオトカゲや大型魚などナイルワニの幼体の天敵となる動物が近づいてくると、自らの口の中を子どもの避難場所として外敵から子供が襲われるのを守ったりするんです。

獰猛極まりない印象が先に立ちがちな中、これは結構意外でしょ。

実はこれ、ナイルワニに限ったことではなくて、ほとんどのワニに見られる習性なんです。確かに、大人のワニの口の中ほど安全な避難場所はないですよね。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、超狂暴なイメージが満載なナイルワニの意外ともいえる事実をご紹介させていただきました。ちょっとナイルワニの印象が変わったのではないでしょうか。

中でもタマゴや幼体を守るっていうのは、そのイメージからはかけ離れた温かみ溢れる事実ですよね。あのティラノサウルスレックスも最近の研究では子育てを行っていた可能性があるっていう説もあるようですし、やはり哺乳類であれ、爬虫類であれ、子どもを守る本能は強く健在しているのかもしれませんね。

ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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