魅惑の野生動物たち

超技術!ビーバー 命を呼び込む名建築家の魅力に迫る

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、森にすむ超一級の名建築家、ビーバーの生態と魅力に迫ってみたいと思います。命を呼び込むビーバーの建築技術とは。。。ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

無意識の匠!名建築家ビーバーの超技術とは

では、まずビーバーのご紹介を軽くさせて頂くと、英名を「beaver」、学名を「castor」という、齧歯目ビーバー科ビーバー属に属する哺乳類で、河川や湖などに生息しており、木の葉や皮、草を食べる草食動物として知られております。

その体長は約1m、体重は約20kgと、齧歯目の中では、南米の温泉好き、カピバラに次ぐ大きさを誇っているんですね。

・・・

けっこうデカいでしょ。

ちょっと意外な事実 ビーバーの生息地はアメリカだけにあらず

ビーバーといえばアメリカ合衆国やカナダに住んでいる動物としてそのイメージが強いですが、実はユーラシア大陸にも生息していて、アメリカ合衆国やカナダの他、スウェーデンやノルウェー、ドイツやフランス、モンゴル、ロシアなどにも生息しているんですね。

なので、分類的には北米大陸に住むビーバーをアメリカビーバー(英名:American beaver 学名:Castor canadensis)、ユーラシア大陸に住むビーバーをヨーロッパビーバー(英名:Eurasian beaver 学名:Castor fiber)として区別されております。そして、この2種同じビーバーの仲間ではあるものの、遺伝子的にはけっこう差異があって、2種間の交配はできないんですね。

ちなみにその体格はヨーロッパビーバーの方がわずかに大きい傾向があるため、厳密には齧歯目で2番目に大きいのはヨーロッパビーバー、そして3番目がアメリカビーバーということになりますね。

ビーバーがモンゴルや北欧などに住んでいるとはちょっと意外だったのではないでしょうか。

ビーバーとヌートリアの違い

同じ湿地帯に住むげっ歯類としては、ヌートリアという動物もいて、画像などでみると、ビーバーとヌートリアって、結構似ていたりするんですよね。ヌートリアもげっ歯類としては大型の部類に入りますし。

ただ、ビーバーとヌートリアではその大きさに結構違いがあって、ヌートリアの体長は約50cmほどと、ビーバーの約半分くらいの大きさなんです。またビーバーとヌートリアの違いを見分ける一番大きなポイントは両者の尾の形状。

ビーバーの尾は平たく舟をこぐオールのような形状になっている一方、ヌートリアの尾の形状は細く長い形状をしていて、ネズミの尾と同じ形状をしているんです。

こちらがビーバーの画像。

そしてこちらがヌートリア。

いかがでしょう。尻尾までの姿かたちはよく似ていますが、尾に決定的な違いがあるのがお判りいただけるのではないでしょうか。

命を呼び込むビーバーの無意識の建築の匠

そして、ビーバーといえばやはり、その生態としてダムを造るというのが有名なのではないでしょうか。これはアメリカビーバーにもヨーロッパビーバーにも見られる生態で、ビーバーは冬が近づくと、自身の食糧や巣の確保などの観点から、河川の下流部分に木の枝などを貯蔵する生態を持っていて、これがけっこうな量になるため、河川の流れがせき止められていわゆるダムのような役割を果たすんです。

このように自身の生活のために、周りの環境を作り替える動物としては人間以外ではビーバーのみが唯一持っている能力で、他の動物では見られない生態なんですね。

そして、ビーバーがダムを作ってせき止めた場所は自然に川の流れが極端に緩やかになり、本来であれば生息が不可能であるような水草を育み、それを隠れ家にする魚が集まり、そしてそれを捕食する水鳥や大型の魚類などが集まってきて、ビーバーがダムを造ることで、その周りに多くの命が呼び込まれ、その周りで新たな生態系が出来上がったりするんです。

もちろん、これはビーバーが持っている本能的なチカラで誰に教わることもなく、ビーバーであれば備わっている能力なんです。

人が作るダムは基本人間の生活や命を守ることを前提に建築されるため、残念ながらその結果として他の生き物たちの生活や周りの環境、生態系を壊してしまうことがほとんどですが、ビーバーのそれは周りに新たな命を呼び込むことが多いんですね。もちろんビーバーもこれを意識してやっているわけではなく、結果としてそうなっているわけなんですが、その結果がほぼ180度違うというところは、いわば無意識の匠の技術というところですね。

これはぜひとも人側のダム建設でも是非ぜひ取り入れていって欲しいなと思ってしまいます。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、周りに新たない命を呼び込む無意識の匠の能力を有する名建築家、ビーバーの生態と魅力に迫ってみました。ぜひこの技術、私たち人間も学びたいところですよね。もしかしたら、何かとてつもない新しい発見や利便性が見いだせるかも・・・ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

-魅惑の野生動物たち
-, , ,