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アライグマとタヌキの違いはココを見れば一撃!超分かりやすい違いを解説

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、アライグマとタヌキの違いについて、いったいどこがどう違うのか、どこを見ればその違いがよくわかるのか、両者を一発で見分けるポイントなども分かりやすくご解説させていただきたいと思います。こちらの記事をご覧いただくと、もう両者の違いが一撃で分かるようになりますので、是非ゼヒ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

アライグマとタヌキの決定的な違いはココだ!両者を見分けるスッキリポイントとは

よく似ている動物同士の代表的存在ともいえる、アライグマとタヌキ。少しタヌキのほうが、アライグマと比べると若干小さいものの、実際見た目もよく似ていて、食性も似通っていますし、結構よく間違えられたりするんですよね。

でも、アライグマとタヌキはやはり別種ということもあって、違うところが結構あるんです。では、早速アライグマとタヌキの違いをご紹介していきましょう。

アライグマとタヌキの違い1.分類上の違い

実際めちゃくちゃ似ているタヌキとアライグマですが、実は分類上ではそんなに近い動物ではないんです。両者共々、食肉目(ネコ目)には分類されているものの、アライグマはアライグマ科に属している一方、タヌキはイヌ科に属しているんです。なので、タヌキは犬に近い動物なんですが、アライグマはイタチやスカンク、レッサーパンダなどに近い動物なんですね。

アライグマとタヌキの違い2.元々の生息地の違い

今でこそ、どちらも日本で見られる動物ですが、実は生息地域にも違いがあって、タヌキは中国や朝鮮半島に元々生息していて、日本でもかなり昔からタヌキは住んでいたんですが、アライグマが日本に住み始めたのは比較的最近なんです。

アライグマは元々アメリカ合衆国やカナダ、メキシコなど北アメリカ大陸に生息していたんですが、「アライグマラスカル」というアニメが、日本で大ヒットしたことにより、ペット飼育目的でかなりの数のアライグマが輸入されたんですね。ただ、アライグマは見た目はかわいいですが、野生動物なのでアニメのような関係を築くことは当然難しい動物。ゆえに人に慣れるというのは難しく、飼いきれなくなった飼い主が捨てたりなどして、そういったアライグマたちが自然繁殖し、日本にも住むようになったんです。

元々、日本も北アメリカも若干の差異はありますが、気候がよく似ており、アライグマにとっては日本は住みやすい環境といえるので、段々と数が増えてきたというわけです。

よく似ているにもかかわらず、タヌキには人を化かしたりする伝承があったり、また縁起物として置物が作られている一方、アライグマにはそういった伝承がないほか、タヌキは結構昔話に登場しますが、アライグマは全く登場しないのは、こういったことが理由なんです。

まぁ、こういった分類や生息地域の違いはありますが、それが見た目で分かるかといえば、もちろんそうではなくて、いくら分類や元々の生息地域が違うとはいえ、両者がめちゃくちゃ似ているのは否めない事実。

では、見た目で両者を見分けるポイントをご紹介していきましょう。

アライグマとタヌキの違いはココを見よう!両者を一撃で見分ける超わかりやすいポイント

よく似ているとはいえ、アライグマとタヌキでは、よく見てみると見た目も違うところが結構あってですね。実はこれからご紹介するポイントを見ていただけると、両者の違いが一目瞭然なんです。

アライグマとタヌキを見分けるポイント1.顔の模様

どちらも、眼のふちが黒くなっていて、まるでジャイアントパンダを思わせるような可愛さですが、ココにも違いがあるんです。

それは眉間のところ。

こちらがアライグマのお顔。

そして、こちらがタヌキのお顔。

いかがです?アライグマのほうは眉間のところにも黒い筋状の模様があるのがお判りいただけるのではないでしょうか。対して、タヌキにはこの眉間の筋状の模様がないですよね。コレがアライグマとタヌキを見分ける1つ目のポイントになります。

アライグマとタヌキを見分けるポイント2.脚部の色

また、アライグマとタヌキでは脚の色にも違いがあって、アライグマのほうは灰色がかった色をしているんですが、タヌキは黒い色をしているんですね。また、全身の基本色もアライグマは灰色というか、銀色がかった色がベースになっていますが、タヌキのほうは褐色というか、金色のような少し濃い色がベースになっています。

では、見た目で一番わかりやすい違いをご紹介しましょう。

アライグマとタヌキを見分けるポイント3.尾の模様

顔や足の色は距離やその時の仕草などにより、ちょっと分かりにくいこともありますが、両者を見分けるポイントで一番わかりやすいのが尾の模様。どちらも、ふさふさした尾を持っているんですが、アライグマのほうには尾に輪っかが付いているような、丸いリング状の模様があるんです。

対して、タヌキの尾にはそういったリング状の模様がなく、先端や尾の上部にかけてが黒くなっているんですね。なので、リング状の模様があればアライグマ、無ければタヌキということになります。

こちらがアライグマの尾。

そしてこちらがタヌキの尾。

いかがでしょう。全然違うでしょ。ココが両者を見分けるうえでは一番わかりやすいポイントかなと思います。

この他にも、アライグマとタヌキには生態や仕草にも違いがあって、アライグマの前肢はかなり器用な動きも可能で、前脚を器用に使って、モノをつかむことができるんです。また、短時間であれば、アライグマは二本足で直立て歩くこともできるんですね。

立ち上がるだけなら、割と頻繁にこんな感じでアライグマは直立するんです。かわいいでしょw

また、アライグマもタヌキも木登りが得意なことは同じなんですが、こういった前脚の構造上アライグマのほうがかなり顕著で、アライグマは木などの他に、掴まり場所が極端に少ないようなビルなどの外壁も昇っていくことが可能で、外壁を伝って上るだけで数十階あるようなかなり高いビルも踏破したり、プロのクライマー顔負けのようなこともすることができます。

最後に

いかがだったでしょう。今回は、アライグマとタヌキの違いについてご解説しつつ、両者を一撃で見分けるポイントをご紹介させていただきました。姿かたちこそ似通っているものの、こうしてみると結構違いありますでしょ。

ご参考いただければ幸いです。

ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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