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カモメとウミネコの違いはココ!超瓜二つな2種に隠された違いとは!?

こんにちは。えたばりゅです。

今回は日本の海鳥の代表的存在であるウミネコとカモメの違いについてご紹介したいと思います。一見すると、全く同じに見え、同種の別名かと思う2種ですが、ある部分をみるとその違いが分かるんですね。

こちらの記事をご覧いただくと、超似ているウミネコとカモメの違いがバッチリ分かるようになりますので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

超瓜二つ!まるで同種なカモメとウミネコを見分けるにはこのポイント!

カモメとウミネコ。どちらも日本の海では非常になじみ深い海鳥で、日本で海鳥といえば?と問われると、どちらかの名前を挙げるのではないでしょうか。

この2つの種、姿かたちが非常に似ていて、一見すると同じ種に見えます。まぁ、それもそのはずで、ウミネコもカモメもチドリ目カモメ科カモメ属に属する鳥で、系統的にも非常に近い種なんですね。

では、それぞれのご紹介をまず、軽くさせていただくと、ウミネコは英語名を「Black-tailed gull」、学名を「Larus crassirostris」という、カモメの仲間で日本では、沖縄周辺ではあまり多くないものの、北海道から沖縄まで見られ、日本以外でも、朝鮮半島からロシア南東部、台湾などに生息しています。

翼開長は約1.2mほどで、そのイメージ通り、魚を主食としていて、そのほか、トカゲなどの爬虫類やカエル、昆虫など、いろんなものを食べて生活しています。

次にカモメですが、カモメは英語名を「Common gull」、もしくは「gull」、学名を「Larus canus」というカモメの仲間で、4亜種に分かれており、生息地もアフリカからユーラシア大陸、アメリカ、カナダと非常に幅広く、冬季には南方へと渡りを行います。

日本で見られるのは、その亜種の一つである、カモメ(Larus canus kamtschatschensis)という、主にシベリアで繁殖を行う種で、越冬のため、日本や東南アジアに投棄に渡ってくるんですね。

なので、周年日本で生息しているウミネコと違い、時期と場所によっては、カモメは日本ではあまり見られないんです。意外でしょ。

翼開長や食性はウミネコとほぼ一緒で、魚や爬虫類、昆虫の他、動物の死骸などを食べたりもします。

こちらが、ウミネコ。

 

そして、こちらがカモメ。

・・・

う~ん・・・やっぱよく似てますよね。っていうか、おんなじに見えます。

ただ、よく見てみると、両者には、この部分に確かな違いがあるんです。

ウミネコとカモメの違いと見分けるポイント

はい。もうお気づきかと思いますが、両者を見分けるポイントはクチバシの色。両者共々、基本色は黄色やハイがかった黄色なんですが、先端の色がちょっと違うんです。ウミネコのクチバシは先端が赤いんですよね。

また、ウミネコのクチバシはカモメのクチバシに比べると、太く頑丈で、カモメはウミネコと比べると、かなりか細いクチバシなんです。

もう一回、先ほどの画像をご覧いただきましょう。

改めて、こちらがウミネコ。

そして、こちらがカモメ。

いかがでしょう。ちょっとカモメの画像の方が、小っちゃくて申し訳ないんですが、こうしてみると、その違いがお判りいただけるのではないでしょうか。ウミネコの方がやはりくちばしの先端が赤いですよね。ちなみに、ウミネコの和名は「海猫」で、その鳴き声が猫の鳴き声に似ていることから、その名前が付いたんですが、アメリカではカモメの別名で「Mew gull」とも呼ばれていて、「Mew」は日本でいうところの「ニャー」。すなわち、ニャンコの鳴き声なんですね。

この辺りも、ウミネコとカモメがこんがらがってしまう原因といえそうです。

最後に

いかがだったでしょう。今回は日本の代表的な海鳥、ウミネコとカモメの違いと両者を見分けるポイントをご紹介させていただきました。カモメは冬の間に日本によく訪れていいるので、機会あらば両者の違いを見てみてくださいね。

ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

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