個性あふれる日本在来種たち

【美麗にして絶景!】タンチョウと北海道原野のコラボが幻想すぎる!

こんにちは。えたばりゅです。

今回は日本で古来より親しまれているタンチョウをご紹介しようと思います。タンチョウは日本ではかなり昔から親しまれてきた鳥の中の一つであり、古来の芸術作品にもたびたびタンチョウの姿が登場しますよね。

しかしながら、気品あふれるその容姿は日本だけでの人気に止まらず、実は生息地である東アジア圏でもかなり親しまれている鳥であり、神鳥ともされていたりするんですね。そのあたりも踏まえながら、今回は北海道の早朝の原野とタンチョウが織りなす見事といいますか、もはや幻想の世界といってもいい超コラボもご紹介しておりますので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

超幻想!タンチョウと北海道原野が織りなす絶妙なコラボレーション

では、まずタンチョウのご紹介を軽くさせていただくと、ツル目ツル科ツル属に属するツルの仲間で、学名は「Grus japonensis」、英語名では「Japanese crane」、「Manchurian crane」のほか、タンチョウの特徴から「Red-crowned crane」などと呼ばれていますね。主な生息地は中国、朝鮮半島、ロシアで、日本でも江戸時代までは全国的にみられていましたが、明治時代になって急激に減少、今では野生のタンチョウを見られるのは北海道のみになっています。

一時は日本では絶滅してしまったと考えられていましたが、1920年代に釧路湿原で再発見されてからは行政を挙げての保護活動が成され、現在のところ生息数は順調に回復しつつあり、現在では環境省が定める保全ランクもVU(絶滅危惧 Ⅱ類)となっています。(IUCNが定める全体的な生息数はEN(絶滅危惧 ⅠB類))

全長は約1.3m、翼を広げた時の翼開長は約2.4mにも及び、飛翔する鳥としては大型の鳥ですね。

優雅で気品ある姿ですが、食性は雑食。昆虫や魚類、エビやカニなどの甲殻類の他、時には他の鳥類のヒナも食べることがあり、そのほか水草や果実など非常に幅広い食性を持っている鳥なんですね。

ちなみに余談ですが、タンチョウのあの見事な紅の頭頂部は羽毛ではなくて、実は赤い皮膚が露出しているんです。

生息圏で神聖視されるタンチョウ

タンチョウは白と黒の羽毛に頭頂部は紅に染まった、かなり気品のある美麗な姿をしていることから、日本では古来より親しまれてきた鳥で、絵画や土器にもその美しい姿が度々登場していますが、実はこれは日本だけではなくて、やはりその姿は生息地である東アジア圏でもかなり親しまれており、神聖視されていたりもするんですね。

中には神の使いとされていたり、仙人と結び付けられてたりするんですね。こういったことからタンチョウはかなり長寿であると考えられていて、あの有名な格言「鶴は千年、亀は万年」が生まれたりもしました。実際のタンチョウの寿命は約20~25年。長寿な個体でも約30年ほどとされており、短くはないですが、もちろん1000年はさすがのタンチョウも生きることはできません。

仙界と結び付けられたりしていたことから、先人たちは仙人と関係のあるタンチョウは長寿に違いないと考えたのでしょうね。

超美麗!タンチョウと北海道の原野が織りなすコラボレーションはもはや幻想の世界の域

現在では北海道でしか、その優美な姿をみることができなくなってしまったタンチョウですが、その美麗で気品あふれる姿はもちろん今も健在であり、人々を魅了しております。

そんなタンチョウと早朝の北海道の原野が織りなす超コラボレーションを収めた動画がありましたので、ご紹介したいと思います。

コレは本当に一見の価値ありですぞ。

いかがです。絶景というか、もはや幻想の世界でしょ。

タンチョウの鳴き声と共に出る吐息が北海道の厳しい朝を早朝しているといえますが、その中で舞いながら鳴き声を奏でるタンチョウの姿は芸術といっても過言ではないですよね。

実は今回ご紹介する動物にタンチョウを選ばせていただいたのには、この絶妙なコラボを是非とも聴いてもらいたいというのも理由の一つだったりしてw

いや~・・・素晴らしい動画にただただ感謝でございます。

最後に

いかがだったでしょう。今回は日本はじめ、生息圏で古来より親しまれている神鳥、タンチョウをご紹介させていただきました。以前美声を発する自然のコラボとしてハシグロアビをご紹介させていただきましたが、今回のタンチョウも全然負けていないですよね。

まだまだ捨てたものではない、日本の自然。楽しんで、和んでいただけたなら幸いです。ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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