こんにちは。えたばりゅです。
ここでは、サケ科の魚類の陸封型(残留型)と降海型の種類とそれぞれの名前を一覧表にしております。早見表として使っていただけると幸いです。
サケ科魚類降海型、陸封型(残留型)一覧表
サケ科の魚類は一般的に降海型をサケ、陸封型をマス、という感じになっていますが、最近はそうではない種もけっこういまして、ちょっと紛らわしいなと思ったので、一覧表にしてみました。
良ければ、お役立てください。
サケ科の降海型、陸封型(残留型)一覧
降海型 | 陸封型(残留型) |
ベニザケ(紅鮭) | ヒメマス・クニマス(野生絶滅) |
サツキマス | アマゴ |
サクラマス | ヤマメ・ビワマス(琵琶湖の固有種) |
アメマス | エゾイワナ |
スチールヘッド | レインボートラウト(ニジマス) |
シートラウト | ブラウントラウト |
タイセイヨウサケ(アトランティックサーモン) | タイセイヨウサケ(アトランティックサーモン) |
陸封型(残留型)がいない種、または不明瞭な種
- シロザケ(白鮭)『別名:サケ』
- ギンザケ(銀鮭)
- イトウ
- カラフトマス
- レイクトラウト
- イワナ
イトウに関しては、近縁種のアムールイトウ(タイメン)、チョウコウイトウ、ドナウイトウなどは全て降海する習性はなく、一生を淡水で過ごす純淡水魚とされています。
また、カラフトマスに関しては、人為的に移入された個体群がアメリカの五大湖で、陸封型として繁殖しています。
コレゴヌス属に関しては、基本淡水性ですが、汽水域でも生息可能な種もおり、内湾に生息しているものもいます。種名は淡水・汽水・内湾性、特に区別なし。
こちらは、随時更新、調査中です。また新しい情報や、修正があり次第、アップさせていただきます。