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巨大な鉤爪が前足に!謎の恐竜メガラプトルの魅力に迫る!

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、太古の謎の恐竜メガラプトルにスポットを当ててその恐ろしさと魅力に迫っていきたいと思います。巨大な鉤爪を武器に収まっていた生態系の地位とは、そして名前が示す通りその系統はラプトルの仲間なのか、果たして・・・

ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

ラプトルのシンボル巨大な鉤爪が前足に!謎の恐竜メガラプトルの恐ろしさとその魅力に迫る!

画像提供:恐竜博2023

メガラプトルはメガラプトルを含むメガラプトル類に属する獣脚類の総称で現在約13種類がいたと考えられているんですね。その種族系統としての寿命は非常に長く、約1億5000万年前から恐竜が絶滅を迎える6600万年前まで続いていたことが分かっているんです。もし、隕石の衝突による淘汰がなければ、もっと長い時代、ひょっとすると現在にまでも続いていたかもしれませんね。

その名前の通り、今やスター恐竜の一角を担うラプトル系の恐竜を大きくしたような姿で、巨大な体にもかかわらず、発見された骨格からスリムな体系をしていたと考えられているんです。

メガラプトル系恐竜たちの食物連鎖の栄光への軌跡

メガラプトル類の基盤となる恐竜は現代のアジア大陸で発したと考えられており、その全長は約4m~5mほどの恐竜で肉食恐竜としては、中型の部類だったと考えられております。なので、食物連鎖の地位としては最初から上位であったものの、より巨大な肉食恐竜に襲われていた可能性もあるんですね。その後、約9000万年もの途方もない長い時間をかけながら、徐々にその系統の繁栄を強力なものとしていき、当時のオーストラリアから南極を経て、南アメリカに進出。最終的には、当該地域の食物連鎖の最上位に君臨していてギガノトサウルスなど大型肉食恐竜の絶滅に伴い、そのポストを埋める形で大型化。その全長が9mから10mにも達するアロサウルスに匹敵するような巨大恐竜を発し、食物連鎖でも最上位に君臨したと考えられているんです。

メガラプトル最大級にして最後の恐竜 「悪霊」の名前が恐ろしいマイプ

気になるその全長10m級のメガラプトルですが、その名前はマイプ。その名前は学名の「Maip-macrothorax」属名がそのまま使われていて、「Maip」は現地の言葉で悪霊を意味しており、種小名の「macro(巨大な)thorax(胸部)」のとおり、屈強な体格をしていたことが考えられており、その体重は推定で約5tにも上ったと考えられているんですね。

そして恐ろしいのは前足の巨大な鉤爪。この鉤爪は30cm以上にもなったことが分かっており、その切れ味も抜群の一言。シックルクローの異名を持つこの鋭利な鉤爪を駆使し、同等の体格を持つ獲物にも襲い掛かっていたと考えられているんですね。

正に悪霊、ひいては死神を彷彿とさせるような名前がぴったりと言えるマイプですが、発見されたのは2019年とかなり新しいメガラプトル類の仲間で、発見された地層から現在のところ、メガラプトル類最後の恐竜であることがわかっております。

こちらマイプの発掘された一部の骨格を基に再現された復元骨格。これね。画像でお伝えするのが申し訳ないのですが、近くで見るとただただデカい。巨大の一言。その第一の武器鉤爪の迫力には恐怖すら感じましたw

日本で発見されたメガラプトル フクイラプトル

そして実はメガラプトルの仲間は日本でも発見されているんですね。その名前はフクイラプトル。学名は「Fukuiraptor-kitadaniensis」。福井県の北谷層から発見されたことにちなみ、この学名が付きました。

その全長は整体で約4~5mほどにまで成長したと考えられており、メガラプトル系の恐竜では幼体ではあるものの、数少ない全身の骨格が発見されている、そういった方面でもかなり貴重な恐竜なんですね。

こちらフクイラプトルの復元骨格。生息した年代は白亜紀前期、メガラプトル類の中では比較的基盤的位置にいる恐竜と考えられていて、そのせいか前述のマイプよりも小型で前足の鉤爪もそんなに巨大に発達していかなったようですね。

分類が謎に包まれているミステリアス恐竜 メガラプトル

メガラプトルはその名前の通り巨大なラプトルをイメージし、いかにも今ではスター恐竜の一角となっているヴェロキラプトルをはじめとするラプトル類の系統と思ってしまいがちですが、実はその系統はティラノサウルスやアロサウルス、現生鳥類など様々な系統が属するテタヌラ類に属するものの、まだはっきりしていないのが現状なんですね。

発見当初はラプトル類のトレードマークといっても過言ではないその巨大な鉤爪からヴェロキラプトルたちが属するドロマエオサウルス科の最大種と考えられていたんですが、研究が進むにつれ、その巨大な鉤爪は後肢ではなく前肢についていたことが判明。ゆえにドロマエオサウルス科の系統というのは見直されることとなりました。

ただ、発見されている化石が非常に部分的かつ少なく、また発見されたメガラプトル類の化石がほかの肉食恐竜群との類似性がみられることから、アロサウルス、スピノサウルス、そしてティラノサウルスなど様々な超メジャー恐竜たちの一群とする説が提唱されました。

そしてマイプの化石が発見されたことに伴い、現在では現生鳥類も属するコエルロサウルス類に属しティラノサウルス類と分岐したティラノサウルス上科の姉妹群に属する恐竜とする説も提唱されております。

ちなみにコエルロサウルス類はティラノサウルスはじめ、ドロマエオサウルス、テリジノサウルス、ガリミムスなど様々な系統の恐竜が属している大きな恐竜の一群でございます。

最後に

いかがだったでしょう。今回はメガラプトルという謎に包まれた肉食恐竜の魅力に迫ってみました。もう完結してしまったジュラシックパークシリーズですが、もし続編が続いていれば、いかにも主役級の活躍が期待できるポテンシャルを秘めた超魅力的な恐竜という感じがするのは私だけでしょうか。

今のところそのヴェールがほとんど明らかになっていない謎の恐竜ではありますが、今後の研究によっては、分類系統がはっきりしたり、もしくは現在のメガラプトルたちがそれぞれ別の系統に入っていく可能性もあり、このあたりは本当に楽しみなところですよね。

ではでは、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

画像提供・出典・参考:恐竜博2023

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