こんにちは。えたばりゅです。
こちらでは世界に住む危険な動物たちをご紹介しております。世界には日本では考えられないほど、危険な動物たちが暮らしているものでして、その恐ろしさたるや、万が一日本で見つかったらまず大混乱を免れないような動物たちでございます。
今回はアメリカ合衆国に生息するキケンな野生動物たちを哺乳類という枠組みに絞って、5種厳選してご紹介したいと思います。
今回の記事では、アメリカのまた違った一面をご紹介で生きるかと思いますので、ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
アメリカ合衆国に生息するキケンな野生動物たち5選【哺乳類部門】
アメリカ合衆国というと、ロサンゼルスやニューヨーク、シカゴなどなど自然とは無縁の無機質なビル群というイメージがあるかと思いますが、その一方で広大な敷地面積を有することもあり、フロリダのエバーグレーズ国立公園や世界有数の活火山を有する、イエローストーン国立公園など、数々の自然豊かな場所が存在するんですね。
こういった自然環境豊かな場所では、当然数多くの野生動物たちが暮らしており、その中にはもちろんながら、勇猛な野生動物たちもおります。
ではでは、早速アメリカ合衆国に住む、勇猛で危険な野生動物たちをご紹介していきましょう。
アメリカ合衆国に生息するキケンな野生動物たち1.タイリクオオカミ(ハイイロオオカミ)
タイリクオオカミは、オオカミの種類としては、もっとも私たちに広く認知されているオオカミで、アメリカ大陸はもちろん、カナダ、アラスカそして、ユーラシア大陸など、おもに北半球エリアにて数多くの亜種が生息しているオオカミなんですね。もしかすると、別名の一つでもあるハイイロオオカミっていう別名の方が有名かもしれませんね。
イヌ科の中では世界最大クラスを誇り、体高は約80cm、体重は大きいもので約50kgを超え、時には80kgに達することもあります。
とはいえ、警戒心も強く非常に頭のいい野生動物になりますので、人間に対しては距離を保つ性質などから、そのイメージほど人間との接触事故は他の野生動物たちと比べても多くなく、イメージが先行しているフシは見受けられます。
ただ、やはり北米大陸の数多の強力な捕食動物たちの中、食物連鎖の頂点の覇を競うような勇猛な動物ですので、当然場合によっては私たちにも危険性が及ぶこともあります。
では、タイリクオオカミの強さの秘密を探ってみましょう。
タイリクオオカミの強さの秘密
タイリクオオカミの強さの秘密はもちろん、その鋭い犬歯や体格、そして突出したスタミナっていうところもありますが、一番の強みとしては、何と言ってもその知性と社会性といっても過言ではなく、知性という点ではおそらく今回ご紹介するほかの4種の中では、ダントツの地位に位置すると考えられます。
その知性を生かし、群れをもって社会性を築くことで、狩りもその群れで協力して行い、一対一では体格的に劣るヘラジカなども獲物にすることがあります。
また、群れの強みを生かし、北米最強と噂されるあのグリズリーからも獲物を奪うことがあります。
このように自然界では、かなり勇猛なオオカミなのですが、太古の昔、オオカミが人慣れして現在のイエイヌの礎が構築されたということもあり、オオカミには全く違った一面もあるんですね。
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おっと、タイリクオオカミの尺が思ったより長くなりそうなんで、これくらいで。
タイリクオオカミの素晴らしすぎる魅力については、こちらでタップリと、ネップリと、そしてじっくりとご紹介しておりますので、是非こちらの記事も合わせてご覧いただければと思います。
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では、次の動物のご紹介に移っていきましょう。
アメリカ合衆国に生息するキケンな野生動物たち2.ピューマ
ピューマについては、アマゾン編でもご紹介させていただきましたが、ピューマといえば、やはりロッキー山脈やイエローストーンっていう北米のイメージが強いですよね。クーガーという別名の他、マウンテンライオンやアメリカライオンとも呼ばれていることもあり、その風貌はアフリカのライオンにも似ているフォルムをしています。
生息地は、結構広く南北アメリカ大陸に広く生息しており、その中でも主に山岳地帯がピューマの主なホームグラウンドでございます。とはいえ、実はピューマが生息している生息面積としては、北米大陸よりも南米大陸の方が広いんですね。
ピューマの強さの秘密
ピューマの強さは何と言っても、強靭な四肢から繰り出される躍るべき跳躍力と、筋肉のカタマリといってもいい前肢から繰り出される強烈な一撃。
その威力はこれを首に喰らって、骨折して絶命する獲物もいるほどなんです。
跳躍力としては、なんと10mを超える大ジャンプを見せることもあります。これは同じ生息地域を有するジャガーよりも優れており、その跳躍力の高さは、今回ご紹介する野生動物の中でも、ダントツのトップといえるでしょう。
~ピューマの魅力をふんだんに綴った記事はこちら~
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アメリカ合衆国に生息するキケンな野生動物たち3.ジャガー
ジャガーはアマゾン編でもご紹介させていただいた通り、ジャガーといえばアマゾンの王者というイメージが強いですが、実は北米大陸の南側でも生息が確認されており、メキシコ、アリゾナ州の一部にも生息しております。
かつてはカリフォルニア州、アリゾナ州、ニューメキシコ州にまたぐ地域にも生息しており、その生息面積を広げつつありましたが、人間の台頭により、生息地域に破壊が進み、現在ではアマゾンのような人が足を踏み入れないような場所でのみ生息しております。
アリゾナ州においても、長年その生息は確認されていなかったのですが、近年CNNのカメラがアリゾナ州の山岳地帯で、野生のジャガーの撮影に成功し、その存在が裏付けられております。
ジャガーの強さの秘密
ジャガーの強さは、ネコ科動物としては非常に珍しく、水を怖がらない性質を持っており、逆に水の中からワニを襲って捕食するというような、どちらが水生生物かわからない、とんでもない技術も持ち合わせております。
ですが、それ以上に卓越した武器も兼ね備えており、それは咬合力。要するに咬む力なのですが、これはネコ科動物最強の地位に位置し、体格差のあるライオンやトラよりも強く、なんとグリズリーやホッキョクグマよりも強いことがわかっております。
当然、現存する野生動物の中でも、かなり高い位置に位置し、哺乳類という枠組みで考えれば、正確な数値計測が難しい、海生哺乳類を除外すると、確実にトップ5には入る顎の力を兼ね備えております。
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アメリカ合衆国に生息するキケンな野生動物たち4.アメリカグマ
アメリカグマはアメリカ合衆国やカナダ、メキシコなど北米大陸に住む地域により、様々な亜種が存在しております。
少し前まではアメリカクロクマがアメリカグマの代表格でしたが、近年カナダのブリティッシュコロンビア州に白いアメリカグマの存在が確認され、話題に上りました。
実はあまり知られておりませんが、アメリカグマは、ディズニーの人気キャラクター、クマのプーさんのネーミングの由来にもなった経緯があります。
また、雑食とはいえ、植物食傾向が強いですので、人間を捕食目的で襲うことはほとんどなく、アメリカグマと人間との接触事故は、人間側がアメリカグマにその存在性を伝えずに森に入り、アメリカグマと鉢合わせしたり、小熊を連れた母熊の保護と防衛本能から人間を攻撃することがほとんどです。
ただ、やはり一度攻撃されると、グリズリーよりも小さいとはいえ、その攻撃力はすさまじく、大きな深手を負うことはもちろん、場合によっては死亡することもあります。
日本でいうところの、ツキノワグマのような位置にいる熊ですね。
アメリカ合衆国に生息するキケンな野生動物たち5.グリズリー(ハイイログマ)
トリはやはりグリズリー一択ではないでしょうか。北米を象徴するといっても過言ではない動物で、ハイイログマという和名よりも、グリズリーの方が圧倒的に認知されておりますよね。
グリズリーはヒグマの亜種の一つで、北海道に生息しているエゾヒグマとは近縁に当たり、その体長は、大きなオスで約2.5m体重は約450kgに達することもあります。
グリズリーもアメリカグマと同じく、食性としては雑食ですが、アメリカグマと比べると肉食傾向が強く、ヘラジカやバイソンなどの大型草食動物を捕食することもあります。
グリズリー 実はヒグマ最大ではなかった
グリズリーといえば、映画などの影響もあり、とんでもない巨体とかなり凶暴な性格で、人間を見つけるや否や見境なく襲い掛かるというイメージが強いですが、あれは映画でかなり誇張されている部分もあり、実際のグリズリーは警戒心がかなり強く、自分の方から人間に近寄っていくことはあまりありません。
そして、体格も、アラスカのコディアックに生息するコディアックヒグマの方がグリズリーよりも大型になり、グリズリーの最大クラスが約450kgに対し、コディアックヒグマの最大クラスは約800kgに達することもあります。
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生息地域が重なっていたり、容姿はどちらもヒグマの亜種ということもあり、よく似ておりますので、両者の特徴が混同されてイメージされてしまったのかもしれませんね。
とはいえ、グリズリーは食物連鎖では1,2を争う存在。
万が一、接触し、その攻撃を受ければ非常に危険なことには間違いありません。
グリズリーの強さの秘密
もうこれはですね。。。たくさんあり過ぎて、どれをご紹介すればいいのか迷いますが、あえて取り上げてさせていただくと、グリズリーの強さの秘密は、その巨体と、そこから繰り出される凄まじい前脚の一撃。
体長こそ、タイリクオオカミとそこまで差異はありませんが、体重に関していえば、最大クラス同士を比較すると約9倍もの開きがあり、今回ご紹介する動物たちの中では断トツの巨体を備えております。
そんな巨体から繰り出される前脚の一撃はすさまじく、ピューマの前脚の一撃が骨折レベルなら、グリズリーの前脚の一撃は首が吹き飛ぶレベルです。
まぁ、どちらもまともに食らえば絶命は免れないですが、一撃の強さのレベルは言わずもがなですね。
最後に
いかがだったでしょう。今回はアメリカ合衆国に生息するキケンな野生動物たちを哺乳類に絞り、厳選して5種ご紹介させていただきました。
どの動物たちも、私たち人間が攻撃を喰らうとかなり危険であることは間違いないのですが、ただ、どの動物たちにも共通して言えることは、メディアなどの影響でイメージが先行して、実際の性格や性質よりもかなり狂暴になってしまっているというところもあります。
そして、もちろん食物連鎖においても、ひいては私たち人間の生活においても、こういった頂点捕食者たちは間接的ではありますが、絶対に必要な存在であることは曲げようのない事実。
イメージにとらわれ過ぎず、フラットに意識を保っていかないとですね。
では、今回はこの辺りで。次回はアメリカ合衆国に生息するキケンな野生動物たち、爬虫類編をご紹介させていただきたいと思います。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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アメリカ合衆国に生息する超キケンな野生動物5選【爬虫類編】
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